・1ミリも深みの無いざまぁありきの適当設定とストーリー
・過剰なヨイショ、過剰なざまぁ展開
・そしてそれが書籍化アニメ化される程度には受ける現代の闇
”追放されて俺の能力開花!”から”本当は凄い俺を追放した奴らが酷い目に合う”に、より自己投影感が強く、他者に攻撃的にトレンドが変化して増えた上記のような作品。
漫画好きと小説好きの違いと同じで、勿論そういうのが好きな人がいるのも理解はしてるけど、小説を、物語を読みたくて来ている層からすると多少思うところが無いわけじゃなかった。
この作品はそんな昨今をメタ的に風刺しつつ物語として面白く仕上げているのが素晴らしい。二重の意味で楽しめるのでオススメです。
いやほんと。その手の作品を読んで、この人死ぬのはやり過ぎじゃ!?と思ってコメント欄見たら、四肢切断で一生苦しむ展開にして欲しかったとか書かれてるの見た日には、作者さん読者さん両方のメンタルが心配になりましたよ。主人公の反応に分かりみしかない。