なろう展開を揶揄しつつ納得できるなろう展開をつくる。これは凄い!

いわゆるなろう展開って、成り上がり(=権力)+最強(=暴力)+恋愛(=セックス)という要素分解すると権力、暴力、セックスで構成されている訳で、これをメタ的に揶揄しつつしかしこの要素を過不足なく入れ込むこの作品。
ぶっちゃけ自己否定的なストーリーを読者が違和感を感じることなく構成出来るのは作者の高度な構成力と批評力のなせる技。
この路線進めるのかなりしんどいハズなので読んでて作者の胆力自体に感動してしまいます。
奇跡的なバランスで成り立ってるこの作品が続くという奇跡を見逃すな!
皆読もう!

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