第5話への応援コメント
まさかの交際宣言でしたねぇ。
写真撮影。どんなことを思いながら、ツーショットを眺めるのかな。それぞれの想いが、切ないです。
作者からの返信
プラナリアさま
こんにちは。コメントをありがとうございます!
川野の交際宣言ですが……ここ、私の筆力不足で、わかりづらくなっているかも、といまさらながらにひやひやしています (^^:)。次話でプラナリアさまが「ん?」と思ってくださるとよいのですが……。
こういうときにさっと写真撮影できてそれを持ち運べるスマホってべんりですよね。おばあちゃんを除く四人が口には出せない複雑な思いを抱きこの場に臨んでいます。﨑里ちゃん、写真を見るたびにそれを感じるのでしょうね。
第29話への応援コメント
おはようございます。
良き日ですね。人前結婚だった友人の式と披露宴を思い出しました。
ロシアケーキがイメージできなかったので、ググってみましたが、あれはそう言う名前だったんですね。そういえばロシアンティーってのもありましたね(ジャムを直接入れるのは本当とは違うそうですが)。ロシア人はジャム好きなのかも…。
作者からの返信
十三岡繁さま
こんにちは。いつもコメントをありがとうございます。
はい、良き日でした。心から祝福できる、素朴で温かな式と披露宴だったのではないかと思います。
ロシアンティーですが、ジャムは別添えで舐めるんでしたっけね?
ロシアの方は果物好きですね、果物を煮詰めてシート状のゲルにしたスイーツもありましたよ。ジャムのように保存性に富む加工食品にしてしまうのは、農産物が得られない冬が長いからでしょうね。
第27話への応援コメント
いつも楽しく読んでいます。
前作から、川野君の両親はどうやって二人も子どもを作ったんだ?体外受精かな?と考えていましたが、ここ何話か読んでいると違うようですね。川野君も父親も、一般的な同性愛者とは違って、特定の男性しか愛せないような特異体質のようですし。
まさか、川野君の母親が裕佳子の父親のお面をかぶっていたとか。いやいや、それだと妻としては屈辱でしょうね。
子どものいない夫婦も珍しくはないので、跡継ぎを結婚の条件にしなくても、友だち婚みたいなのでもいいんじゃないかと思いますが。
作者からの返信
変形Pさま
こんにちは。いつもお読みいただき、コメントもお寄せいただき、ありがとうございます。
竹史と真弓は人工授精で子供を作っています。
前作の川野の母ちゃん(真弓)と﨑里ちゃんの会話の回(第77話)で真弓に「たとえ指一本触れられん夫婦でも、子供は作れる」と言わせておりまして、それで人工/体外授精をにおわせたつもりでした。ちょっと曖昧過ぎたかもしれません。
竹史は祐介に完全に拒絶されたことで同性愛を恥じると同時に、それでも祐介のあとつぎにこだわる気持ちをむげにはできないと感じています。それで、息子(川野)には手段はどうであれ、とにかく子供を作れと言っているのですが、手段は指定してません。自分がフツーでないことを極端に気にする川野が子供はフツーに作りたいと切望するがために、川野と﨑里ちゃんは人工/体外授精ではなく「普通のやり方」で子供を作らねばならなくなっているのです。
川野が結婚と子供にこだわるのは、フツーの人たちへの強烈な負い目からです。せめてそれから解放されれば、もう少し楽に生きられるんでしょうけれど、うまくいかないものです。
編集済
第27話への応援コメント
こんにちは。
「どこか、ぽかりとあいた時のよどみに落ち込んで、そのまま眠っているようだった。」このあとの表現、好きです。そう、あの二階の窓から、まだ髪の長い高校生の﨑里ちゃんが、じっと、弓引く高校生の幻を見つめているかもしれない。
……その目は、こちらを向く。
───川野は、大人になった川野は、あたしに何をしてくれるの? と。
(これは、崎里ちゃんが現在思っていることではありません。タイムカプセルのように、じゅーねんごの私は、何をしてるかなー。という無責任なふわふわとしたもので、深い思いではありません。
川野が、大人になった私の隣にいるのなら、私を大切にしてくれるの? 私の為に何をしてくれているの? と、高校生の崎里ちゃんが、ふと未来に思いを馳せる───。
それを、まさに今、未来を生きる川野が想像して、過去からの視線がささった、というイメージです。
川野にとって、ぼんやりと、崎里ちゃんは幸せにならなきゃいけないだろう、大事な人だから、という思いがあり、それがこういうイメージとして、よぎっただけです。
高校生の崎里ちゃんから見て、今の自分は、恥じるところはないか、という、微妙な気後れのあらわれでもあります。)
なんか、加須 千花、見えた。
ハクセキレイの声で、現実に引き戻される。
作者からの返信
加須 千花さま
こんにちは。いつもお読みいただき、コメントもお寄せいただき、ありがとうございます。
おお、『ハクセキレイ』が加須さまワールドとしてパワーアップしている!!
「川野が、大人になった私の隣にいるのなら、私を大切にしてくれるの? 私の為に何をしてくれているの? と、高校生の崎里ちゃんが、ふと未来に思いを馳せる───。
それを、まさに今、未来を生きる川野が想像して、過去からの視線がささった、というイメージです」
ふむふむ、川野の心境として、これはしっくりきます。
プール棟の窓にかつての﨑里ちゃんを探そうとした川野は、夢想の﨑里ちゃんのまなざしに、自分に対する強いメッセージが込められているのを感じ取るでしょう。川野はそういうやつです。当時の﨑里ちゃんは、ぶっちゃけ川野は眼中になくて、“袴の彼”しか見ていなかったわけですが、さまざまに負い目を感じている川野は、
「高校生の崎里ちゃんから見て、今の自分は、恥じるところはないか、という、微妙な気後れのあらわれでもあります」
という心境で彼女のまなざしを解釈してしまうでしょう。
あ、こちらでも、ハクセキレイが……。
ありがとうございました!
第20話への応援コメント
佐藤宇佳子さま、こんばんはーっ!
川野、普通に焦りまくってて良い反応ですね(笑)
以前の川野ならこんな反応ではなく、どこかしら怯えるような反応しただろうに、意識してるのとはまだ違うかもしれないけど、怯えがみて取れないだけでも良かったなぁってしみじみ思いましたー。
でも、裕佳子ちゃん寒いなか頑張り過ぎ(>_<)
作者からの返信
矢口こんたさま
こんにちはっ! コメントありがとうございます。
川野、﨑里ちゃんには振り回されっぱなしです。でも、振り回されるのは、相手のことを意識しているからこそでもあります。何かは、何かは確実に感じているんですよ~。
川野の行動のうらに常にある「怯え」を感じ取っていただき、ありがとうございます。この臆病さは今後なんども川野自身のこころのなかで葛藤につながり、問題になります。
裕佳子は……寒くなかったんでしょうかね? 彼女は思いつめたらどっちに飛び出すか分からない、怖い子です(笑)。
第28話への応援コメント
むむむっ!?
まさか一人残った裕佳子ちゃんが何かのキッカケで暴走→川野君の恐れていた事態が…
な〜んてことはありませんかねぇ??
みんな絶妙なところで何とかバランスを取って必死に生きている。
このお話を拝読するたび、自分は何にも考えてなく生きてるのかも? と、ふと反省したりしています。
作者からの返信
北川聖夜さま
こんにちは。コメント連投、どうもありがとうございます!
裕佳子の暴走、いかにもありそうで怖い~(笑)。そうなったらどうなるかな、川野、やっぱり怒るに怒れないですよね。自分も矢野くんのことが好きなまま﨑里ちゃんと婚約したわけですから、手を出してないとはいえ。泣いて、でも結局﨑里ちゃんを受け入れるかな。うーん、回り道しても、元の道に戻ってくるって感じですね。
意識してない人もいますが、みんながそれぞれ何らかのひずみを分担しながら、バランスが保たれている感じです。実際の世界でもそうじゃないですかね? もし北川聖夜さまが「自分は何も考えていない」と思われるのなら、それはストレスを上手に受け流してらっしゃる証拠かもしれませんね。
第27話への応援コメント
『跡継ぎができるっちゅうことだけは、何が何でも確定させとかんといけん』
これは同性愛者でなくとも男の人にはある意味キツイ一言かもしれませんよね。
精神的な障壁にプラスして、機能的にもプレッシャーが掛かりますね(^^;;
それだけ強く考えている裏返しなのでしょうね。
何度も言いますが…がんばれ、川野君!!
作者からの返信
北川聖夜さま
こんにちは。いつもコメントをありがとうございます!
「これは同性愛者でなくとも男の人にはある意味キツイ一言かもしれませんよね」
でしょうねえ、これは普通は言えないことばだと思います。ここでは章も推測しているように、竹史自身が同様の苦い体験をしているという前提で言わせてみました。
竹史は祐介が強く望む跡取りのことを考えてあげているというよりも、同性愛者であることに対する負い目から人間関係に消極的になっています。祐介からは、かつて、手ひどく同性愛を拒絶されていますので。
川野への応援ありがとうございます! いじめ過ぎて、そろそろ可哀そうになってきました(苦笑)。
第27話への応援コメント
佐藤宇佳子さん、こんばんは。
朝ごはんがですね、とても美味しそうなんですよ(笑)
大葉とベーコンの卵焼き、今度やってみようかなと思います!
一般的に〜とか、常識的に〜とか。色々あるとは思いますが。
またこういった観点(?)での、物事の見方ってのも、学ぶ事が多いですね〜。
それと、川野家の跡取りではなく、崎里家の跡取りを気にしている。
そんな竹史さんの想いが、裕介さんの事を、大事に考えているのかな〜って思いました。
果たして、交差する想いの行方は、どんな風になるんでしょうか?気になりますね!
作者からの返信
もっこすさま
こんにちは。コメントありがとうございます~
朝ごはん、気に入っていただけましたか。大葉、O県では割となんにでも入れてしまうのです。ぜひ楽しんでみてください。
今回は登場人物が癖ありな人たちばかりで、でも、こういう“ちょっと変わった人たち”だってふつうに世の中にいるぞ、という思いから書いています。
竹史は川野家のあとつぎには無頓着です。結果的に自分の子供を作りましたが、もともと自分の血は残せない人間でしたし、また、章は﨑里家に出すつもりですから。真弓には申し訳ないけれど、どうでもいいという感じです。
あと15話ほどで完結となります。もっこすさまにはまた弓道ネタでアドバイスいただくことになると思いますが、今後ともよろしくお願いいたします!
第28話への応援コメント
今日は二話掲載なんですね^^。
式の方は思ったよりもこじんまりでした。従妹とかおじさんおばさんとか呼ばないってパターンも最近の若い人だとありそうですが、田舎だとそのあたりうるさそうです^^;。
前にホテルの事を勉強していて驚いたんですが、大きなところだと宿泊料よりも宴会などの売り上げの方が大きいんですね。だから満室を目指す必要もない。対照的に宴会場などを持たないビジネスホテルの場合、常に空き室が出ないようにまわさないと経営が成り立たない(他の収入減が無いので当然ですが)…。
作者からの返信
十三岡繁さま
こんにちは。こちらにもコメントありがとうございます。
この一話は短めだったので、まとめてアップロードしました。
結婚式と披露宴は本当にこじんまりにさせてもらいました。矢野くんは「やらんでもいいやん」派、黒木ちゃんは「きちんとやりたい」派、小洒落たホテルでこじんまりは、その中間かなという感じです。
おじおばを招かないのは親戚によっては問題になりかねないので、式前後にふたりに挨拶に行っといてもらいましょう(笑)。
宴会は、かつて大ホテルにとって稼ぎどころだったでしょうね。親の会社の慰安旅行についていったことがありますが、賑やかでした。最近では宴会の数は減り規模は縮小され、ホテルにとっては大打撃でしょう。
第27話への応援コメント
こんにちは。
朝の風景描写がとても美しいですね。
柚子胡椒の存在はこっちに来るまで知らなかったんですが、今は九州以外の人も普通に知ってるんですかね?
そういえば九州に住んで違和感があったのが『からい』という表現です。こっちの人は『しょっぱい』もからいと言いますが、しょっぱいとからいは違う味じゃないかと感じました。例えば「このラーメンからいよ」と言われればHOTの方をイメージしますが、塩気が強いだけで全然辛くない場合、それ違うだろうみたいな…。
作者からの返信
十三岡繁さま
こんにちは。さっそくお読みいただきありがとうございます。コメントも、いつも励みになっております。
朝の風景描写、お褒めいただき光栄です。このあたり、いつもさじ加減に悩んでいます。
柚子胡椒はいまや全国区じゃないですか? チューブタイプのものも普通に売られていますし、店によってはフンドーキンの瓶入りタイプも見かけますよ。
あ、そう言えば明太イワシ、横浜の2つの店舗で見かけました。一つは小田原、もう一つは萩で加工された商品でした。
「しょっぱい」はあまり使わないし、「しおからい」はまず使わなかったです。聞き返されるのが面倒で、最近では使ってますが。
第26話への応援コメント
一番川野君を理解しているのが裕佳子ちゃん、そして川野君も裕佳子ちゃんを理解しているのに…。
なかなかない二人の想いだけに、関係もなかなかうまくは行きませんよね。
いったいこのお話、どんな形で着地するのだろう!? 楽しみであり、また少しびくびくしながら拝読しております!
作者からの返信
北川聖夜さま
こんにちは。いつもお読みいただき、ありがとうございます! コメント励みになっております。
この一日に起きた出来事が一番の山ですかね、﨑里ちゃんの二回目のプロポーズ、婿にください発言、そして性的な接触の拒絶、と。あと三つほど山だか丘だかがあって、着地、となる予定です。あとちょうど一か月くらいではいおしまい、の予定なのですが、さて、うまくいきますやら……。
書いている私もびくびくしつつ手直ししています(笑)。
どうぞ最後までお付き合いください!
編集済
第26話への応援コメント
こんにちは。
崎里ちゃんが、川野の理解者です!!
「﨑里ちゃん、もう、竹史じゃなくて、俺を見て」
この台詞だけ切り出すと、あつーいラブストーリーの主人公なんだけどなあ。
冷静にヒーローをさとすヒロイン。
そして、ヒロインが圧倒的に正しい。
すごくキレイだって認めてるのに、肌に触れたいって思わない川野。
着衣で抱きしめてもらうのは好きだよ。でも、裸なら話は別。あたしは、それが嫌い。
はっきり言う崎里ちゃん。
二人の立つ場所が良くわかった回でした。
作者からの返信
加須 千花さま
こんにちは。いつもお読みいただき、どうもありがとうございます!
「「﨑里ちゃん、もう、竹史じゃなくて、俺を見て」
この台詞だけ切り出すと、あつーいラブストーリーの主人公なんだけどなあ」
あ、なーるほど、上記の川野のセリフをキャッチコピーにすると、純真な読者を(だまくらかして)獲得できる!(<--そうじゃない
何というか、フツーじゃなさが土台の物語なので、加須 千花さまを始め、この物語についてきてくださる読者がいらっしゃるのが、本当にありがたいです。
お手本になる先人がいないふたりだから、言いたいことを言い合える関係を構築することが大事です。﨑里ちゃんは言いたいことを言えるタイプですが、川野のほうも少しずつ意見を言えるようになっているんじゃないかと……思って……います。
﨑里ちゃんが強力すぎてなかなか大変なのですけれど、でも彼女、川野のことが好きで、理解もしているのは確かなんです。この先もどうぞ二人を見守ってやってください。
第26話への応援コメント
こんにちは
女性の方はどうなのか分かりませんが、男の方はそれが嫌いな相手だろうが何だろうが、刺激されたら反応してしまいます。朝なんか刺激が無くてもそうなります。だから川野君のお父さんとお母さんも子供は作れたのかなと思ったわけです。
でも、だからこそジャニーさんにもやられちゃうわけですが、感情の方は全く逆なので、自分も許せなくてトラウマが大きくなるんでしょうね。
朝から変な話でスイマセン。
作者からの返信
十三岡繁さま
こんにちは。早速のコメントありがとうございます。
こういうコメント貴重です。参考意見を聞く機会が極めて限られていますので。
竹史に関しては、裕佳子が現れるまでは完全に祐介一筋で女性に触れたくなどなく、でも子供を作ることは契約と思っていたという設定です。
物理的刺激はプラス側の支配的な要素かもしれませんが、強い不安や抑圧は侮れないマイナス要素になるのではないかということで、これは、第三作でもしかすると取り上げるかもしれません。いや、いろいろと無理かな(^^;)
第25話への応援コメント
こんばんは。
ふおお……。
崎里ちゃんが……。言いたいことを、ばっさりと言ったね。
そして、抱きしめてもらった。
きっと、最初で最後の抱擁。
そして、川野のなかには、とけているように見える事があるのか……。そうか……。
いやー、すごい「男らしい」嫁(いや婿)にください。でした。
作者からの返信
加須 千花さま
こんにちは。コメントをありがとうございます!
はい、きわめて男らしい「婿にください」を決めた﨑里ちゃんです。そして竹史からの最初で最後の抱擁も。﨑里ちゃんにとっては思うところをやりつくした一日(いや、まだ終わっとらんで!)となりました。
一方の川野、彼女から強引なプロポーズをされたその日に両親に「婿に下さい」をやられ、あわあわしているのに、その直後、彼女が別の男(父ちゃんですが)に抱きしめられているのを見せつけられ、混乱の極みだったことと思われます。
長い一日、もう少しだけ続きます。どうぞお付き合いくださいませ。
第25話への応援コメント
毎回考えさせられ、また毎回食欲が増します!笑
それにしても裕佳子ちゃん、格好良いー!!
「章くんを私にください。私が幸せにしてみせます」
そんな裕佳子ちゃんも抱き合って涙。覚悟ガンギマリだけにジーンと来ます!
作者からの返信
北川聖夜さま
こんにちは! コメントをどうもありがとうございます。
パーティー場面だったので、食べ物は盛り沢山です。いやあ、どんだけ食べるん、的な(笑)。
裕佳子はみながいる場では堂々たる振る舞いだったのですが、竹史、章と三人になると、気持ちが抑えられなくなった感じですね。
踏ん切りをつけるためとはいえ、プロポーズ直後に恋人の父ちゃんに抱きしめられている図というのは、恋人である章にとってはやるせなかったことと思います。
第18話への応援コメント
佐藤宇佳子さま、こんにちはーっ!
むーっ、矢野っち高校のときは吃音で悩んで友達が出来なかったりしてたけど、器が大きいというか、とーっても純粋な目で見れる素敵なひとですねー。
これは川野くんじゃなくても惚れてまうやろー(笑)
川野くんは裕佳子ちゃんに対する気持ちが徐々にでも良い方向に行ってほしいなぁって思いましたー
作者からの返信
矢口こんたさま
こんにちはっ! コメントありがとうございます!
矢野っちも成長しました。というか、高校一年のときに彼女を作ったことからも推測できるように、彼は実はたんたんと経験値を稼いでいたので、この時点で川野よりずっと成長していたと思います。何にでも興味を持って、先入観にとらわれずに試してみられる矢野っちです。その生来の器はかなーり大きいでしょうね。
「これは川野くんじゃなくても惚れてまうやろー(笑)」
うへへ、ちょっと嬉しいです!
この先、川野の矢野っちへの気持ちが消滅することはないにせよ、新たな何かが生じることはありえます。すでに﨑里ちゃんに何らかの気持ちを抱いていることに気づきましたしね。
今後もどうぞ見守ってやってください~
第25話への応援コメント
おはようございます。
竹史さんは肌が触れ合うのは問題ないんですね。子供も作ったわけですし…。
あとくるみちゃんはふくよか体型だと読み取れるんですが、その描写は初出しですよね?その場合家族4人で歩いていると、女性二人に男二人が精力を吸い取られているみたいな絵になってしまうので、遼平くんが入ってバランスがとれそうで良かったです。
私もウィスキーはバーボンよりスコッチの方が好きです。でも裕福では無いので普段はもっぱらブラックニッカばっかり飲んでます。
作者からの返信
十三岡繁さま
こんにちは。いつもお読みいただき、コメントも書いていただき、ありがとうございます。
竹史は肌が触れ合うこと自体、耐えられないことはないです。ですが、女性との性的接触は不可能です。子供は……真弓が『イソヒヨドリ』のほうで﨑里ちゃんに言っていた「たとえ指一本触れられん夫婦でも、子供は作れる」からお察しください。
くるみの体型についてはっきり言及したのはここが最初ですが、最初の登場シーンで「どすどすと家から出てきた」ことで、すこーしにおわせています(笑)。
ああ、バーボンってウイスキーだったんですね。アルコールは飲むけれど種類分類について無頓着なもので、実はこんな知識レベルです……。
ウイスキーはあの独特の香りが苦手で、例外がラフロイグとラガヴーリンなので、それを登場させました(前者はこの後出ます)。私も裕福ではないので、値段高騰著しいラガヴーリンはもう飲めませんね。
第24話への応援コメント
裕佳子ちゃんの心の中を全て読み切るのは難しいですね。
川野君と竹史さん、もしかしたらハシバミ色した瞳に魅入られた彼女が川野君に竹史さんを投影して愛するようになる…。
と言うのはダメでしょうか??笑
作者からの返信
北川聖夜さま
こんにちは。いつもコメントをありがとうございます! 励みになります。
たいていの人は、こう、ぐちゃぐちゃっともつれた感情を持っているものではないのかな、という観点から書いてみたのですが、意外とそうでもないのですかね? 一途な人って、本当に文字通り一途、なんでしょうか? まだまだ人間観察が足りず、です。
裕佳子の竹史と章に対する感情は、それぞれ、言ってみれば恋と愛みたいな感じでしょうか、今のところ。
穏やかな愛がハラハラドキドキの恋になるのはなかなか難しいでしょうが、章に竹史(袴の彼)を投影させて似たような強い感情を持つようになる、という流れはありそうですね。
第24話への応援コメント
こんにちは
戦国時代は武将の間で、美少年を愛でるのが普通だったらしいですからね^_^
映画転校生は男女が入れ替わりましたが、もしそのまま元に戻らなくて二人が結ばれた場合。お互いに同性愛者ということになってしまうんですかね?
なんて疑問がふと湧きました
作者からの返信
十三岡繁さま
こんにちは。お忙しいなかいつもお読みいただき、コメントもありがとうございます。
時代が変われば同性愛に対する世間の受け入れ方も変わりますよね。だから今の見方が絶対で変わらないものとは思わないのですが、とはいえ今を生きているマイノリティの生きづらさにはあまり変わりがないですね。
映画に疎いのですが、そういうストーリーのものがあるのですね。たしかに男女入れ替えものは古来よりしばしば小説にも取り上げられていますね。
「映画転校生は男女が入れ替わりましたが、もしそのまま元に戻らなくて二人が結ばれた場合。お互いに同性愛者ということになってしまうんですかね?」
トランスジェンダーの異性愛者になると思います。
戸籍上女だったA子が男の子B男と入れ替わった場合、体は男、性自認は女、性的指向は男となります。性自認と性的指向を持ってセクシュアリティを判断することが多いようなので、女と自認していて男が好きなら、たとえ体が男であろうと異性愛者、となるようですね。
編集済
第12話への応援コメント
「ごめん。たぶんやけど、女性やって意識したら、もう駄目なんやと思う。美羽が背中をどつくのとか、黒木ちゃんが肩を叩くくらいなら、何ともなかったんやけど、あんとき、完全に﨑里ちゃんの胸を触っとったからな」
ゲイの方たちも色々複雑なのですね。これからどうなっていくのか益々目が離せません。
あっ!昨日急用で1日中出かけていたので目を通せませんでした😰
作者からの返信
tamaちゃんさま
こんにちは。いつもお読みいただき、コメントもありがとうございます。
はい、ゲイの方とひとくくりにしても、またその中で、さまざまなありようがあると思います。女性と結婚し子供がいる方がいる一方で、絶対女性とは関係が持てない方もいらっしゃるでしょう。
川野は女性を触れない、という設定ですが、たぶんこれは「ゲイだから」とはほぼ無関係です。接触が苦手という方は、性指向とはまた別カテゴリーの問題として、実在しますね。
第23話への応援コメント
﨑里ちゃん、すんごいパワーやな~。でも川野君にはどう考えてもお似合いだよ!
ウンウン!
「普通」ってなんですかね。日本人ほど「普通」がよしとされる民族も少ないのではないでしょうかね。おっしゃる通り、デコボコが山ほどある中で、あくまでの平均数値でしかないのですけどね。
そうは言っても私自身も偏った思考を嫌うこともあります。
う~ん、いつもながらこのお話、なかなかに考えさせられますね!!(だから面白いです!)
作者からの返信
北川聖夜さま
こんにちは。コメント連投ありがとうございます~
「﨑里ちゃん、すんごいパワーやな~。でも川野君にはどう考えてもお似合いだよ!
ウンウン!」
えへへ、これはおめでとうの言葉ととらえておきます! ありがとうございます! 強引に、﨑里ちゃんが川野をねじ伏せました。
いやいやでも﨑里ちゃんや、あんたも大丈夫なの、袴の彼というか、竹史への想いは断ち切れたの? というあたりは、のちほど川野が直接問いただしますので、お待ちくださいね。
「普通」の呪縛って、日本だと様々なところに潜んでいますね。ヨーロッパでも古き因習に頑固にとらわれているところはありますが、それでも日本ほど個性を殺すようなことはない気がします。
テーマの重さに対して佐藤の力不足で浅薄な感は否めないのですが、お読みくださった方が何かを考えるきっかけになっているのであれば、作者冥利に尽きます。ありがとうございます!
第22話への応援コメント
うん、食事のシーンは安定で生唾が出て来ますね!それに朝からカラダに良さそうな和のモノが揃っていてほっこりします。
反して川野君の闇(?)は深まるばかり!
遼平君が何らかのカンフル剤になる・・・ってことはないですかね・・・?
早く彼の心からの笑顔が見たいです。
作者からの返信
北川聖夜さま
こんにちは。コメントありがとうございます~
朝食からこのボリューム(笑)。作った分だけ、食べる食べる。川野の母ちゃんそれにくるみ、侮れませんよ。
川野はもうぐだぐだです。一度考え始めると抜けられないんですね。仕事や何かで頭がいっぱいの時には良いのでしょうけれど、ふと我に返ると、途端に悩みに押しつぶされそうになるという感じでしょうか。
「早く彼の心からの笑顔が見たいです」
ありがとうございます。……ん? この先、彼が屈託なく笑うこと、あったっけ (^^;)?
第23話への応援コメント
こんにちは
章のタイトルからして、そう言う流れだとは思いましたが﨑里ちゃんも突っ走りますね^^。パートナーとしては割れ鍋に綴じ蓋(ネガティブな意味では無いです)というか、いい組み合わせのようにも思えます。
物語とは関係ないですが、昔から不思議なのは臓器の数です。目や耳が二つあるのは機能的に必要だから分かります。卵巣だけでなく腎臓や睾丸などはなんで二つあるんですかね?大切な臓器なので予備というならば、臓器は全て大切だと思います。
そうして更に二つの機能性の違いです。全く同じという事はあり得ないと思います。心臓や消化器官は人体に対して左右対称では無いですから、何らかの影響を受けるはずですよね。本当に世の中不思議な事だらけで飽きが来ません。
作者からの返信
十三岡繁さま
こんにちは。いつもお読みいただき、コメントもいただき、ありがとうございます。励みになっております。
ええ、割れ鍋に綴じ蓋です。今は川野の「異常さ」だけが前面に押し出されていますが、このあと﨑里ちゃん側の問題も相まって波乱が起きます。普通になれないひと”たち”ですから。
動物の器官の数については、この回答がおもしろいかなって思います。発生時に外肺葉、中胚葉、内胚葉のどこから生じるかで数(ひとつかふたつか)が決まるという話です。原腸は外肺葉由来です。
https://mond.how/topics/i724zw4rv13jug4/lpvs2y848r7vq3x
でも、じゃあなんで外肺葉由来だとひとつなの、調や膵臓、肝臓が外肺葉由来なのは何でなの、と言われると、さあ……? ですので、新たな考察の手掛かりくらいにお取りください。
不思議を楽しめ追求できる感性は大事ですよね(^^)
第1話への応援コメント
どんな表紙だったんだろう……? 気になります(*´艸`*)
川野くん視点だと、また違った趣きですね。まさかこんなに心配して、陰で暗躍していたなんて! 川野くんいい子だなぁと、しみじみ。
作者からの返信
プラナリアさま
わあ、こんにちは! こちらもお読みいただき、どうもありがとうございます。
ふふ、この「表紙」、誰か突っ込んでくれないかなあ……と待っていたのですが皆さまスルーで、ちょっと寂しくなっていたところでした。
でも、たぶんプラナリアさまはすごく苦手な絵だと思います。なので、絵を出さずに口頭で説明すると、
「コントラバスケースが開き、その中に、楽器の代わりに手首を縛られた全裸の女の死体が……」
です。横溝正史の文庫本のなかでも、一二を争う、カバーなしでは人前で読めない本です(苦笑)。
川野くんいい子と言っていただき、嬉しいです (^^) ありがとうございます!
編集済
第22話への応援コメント
おはようございます。
「﨑里ちゃんがあえて竹史に目をやらないようにしているのに気づいた。それがかえって﨑里ちゃんの思いを浮き立たせていて」
崎里ちゃん。
……忘れることはない想い、なんですね。
「落ち着かない気分になった。」
川野や。それは崎里ちゃんが父親に恋慕していて、駄目だよ、という気持ちなのか、崎里ちゃんに執着が生まれてきていて、自分の父に嫉妬を覚えたのか。
どっちかなあ。
……まだ、川野本人にもわからないくらいの、混沌とした「落ち着かない気分」なのかな。
まあ、川野は、母親とくるみちゃんに「既成事実」「手を出した男は責任とれ」と思われてそうですね。
作者からの返信
加須 千花さま
こんにちは。いつもコメントをありがとうございます!
「崎里ちゃん。
……忘れることはない想い、なんですね」
はい、川野に負けず劣らず、好きになったらひたすら思い続ける﨑里ちゃんです。ときに困ったものです。
「川野や。それは崎里ちゃんが父親に恋慕していて、駄目だよ、という気持ちなのか、崎里ちゃんに執着が生まれてきていて、自分の父に嫉妬を覚えたのか」
川野はこの段階では﨑里ちゃんに何らかの思いを感じるようになっているものの、﨑里ちゃんの気持ちが 章<竹史 であるのがはっきり感じられていたので、自分のことを彼女の恋人とは思えません。よって、「父親に恋慕するなよ~はっはっは~」と余裕をかますことはできず、ひたすら父ちゃんに嫉妬する、という図式かな、と思います。
母ちゃんは章が同性愛者であることを知っているので、内心、「ま、良いおともだちなんやろ」と思っていますが、くるみは知らないので、完全に兄を見る目が変わってしまってますね(笑)。
第22話への応援コメント
おはようございます。
明太イワシおいしいですよね。考えた人は天才じゃないかと思います。
あれって今なら関東地方でも売ってるんですかね?私がいた頃は見たことが無かったように思います。
今は晩婚化していますが、昔は特に女性は24歳までに結婚したほうがいい…クリスマスケーキなんて事が言われてましたが、今や完全に異世界の話ですね。
結婚はパートナーシップと考えれば、色々な形があってもいいんじゃないかと個人的には思います。保守系の人には怒られるんでしょうけどね。
作者からの返信
十三岡繁さま
こんにちは。いつもコメントをありがとうございます!
明太イワシ、かつては関東ではメジャーではなかったのですか。私は横浜に来てから始めて食べました(^^;)。福岡発祥なのですね。明太子の加工品だから当然と言えば当然でした。しかも、名前は「いわし明太子」だった。こっちが正式名称なんでしょうね。
「今は晩婚化していますが、昔は特に女性は24歳までに結婚したほうがいい…クリスマスケーキなんて事が言われてました」
ありましたね。そういう時代。いまだと二十代前半での結婚は早いなあって感じですね。ただ、計画的な院生さんのなかには、修士あるいは博士課程のうちに結婚する人がちらほらいるので、﨑里ちゃんもそういう部類かともとらえられます。
「結婚はパートナーシップと考えれば、色々な形があってもいいんじゃないかと個人的には思います」
このように柔軟に考えてくださる人がどんどん増えるとよいなと思います。
第21話への応援コメント
こんにちは。
攻める! 攻める崎里ちゃん!
頬をそっと自分から触る……くらいは、大丈夫になったのかな? いや、予想以上のなまなましい感触、って拒否感をあらわにしてる、川野。
駅で頬を触れたのは、奇跡的な一回だったのかな……。
作者からの返信
加須 千花さま
こんにちは。いつもお読みいただき、コメントもありがとうございます! 励みになっております。
﨑里ちゃん、これでも、ちょっと慎重になっているのですよ。突撃~ではなく、きちんと実証試験しとかないとね、と(笑)。
その結果、彼女は「あ、駄目かあ。了解、了解」ですっきりですが、﨑里ちゃんとの道を選び取ろうとしはじめた川野には、とんでもない洗礼となってしまいました (ノД`)
第21話への応援コメント
川野君、実は意識の下の無意識では改善されつつある? 意識しちゃうとダメとか??
そう言う精神的なものってすごくデリケートなので、希望的観測!!
それにしても﨑里ちゃん、大好きなキャラですが大胆と言うか、真っ直ぐと言うか、ストレートと言うか。川野君のメンタルは休まることがないですね。
作者からの返信
北川聖夜さま
こんにちは! いつもコメントをありがとうございます。励みになっております。
川野、意識しなければ﨑里ちゃんの顔を触れたわけですが、進歩なのかどうか微妙です。﨑里ちゃんのことを女性と意識しないこともできるようになった、という意味では、進歩なのかな?
﨑里ちゃんのことを「大好きなキャラ」と言っていただき、嬉しいです (^o^)/ 彼女の無遠慮さは、感じたまま取り繕わずに行動しているからであり、良く言えば裏表がないと言えます。
川野はそれをよく知っているので﨑里ちゃんと一緒にいると気安さを感じるのですが、その反面、しばしば自分の意気地なさを思い知らされ、心をえぐられていますね(苦笑)。川野が疲弊しつくす前に、このふたりを何とかしないと。
第17話への応援コメント
佐藤宇佳子さま、こんばんはーっ!
さすが矢野くんですねー
ちゃんと退路を残して会話しないとって、ほんとその通りだなぁって、ボク自身思いました。
自分との対話もかぁ。過去の竹史さんも生き詰まっていたっぽいし、今の投げやりな川野くんも、詰んでるって思ってるだろうし。
でも、矢野くんから言われると、川野くんからしたら頭の中パニックになりそうで、危なっかしいなぁ、もう(>_<)
作者からの返信
矢口こんたさま
こんにちはっ! いつもお読みいただき、コメントもありがとうございます!
議論慣れしていないと、論破することが目的になっちゃって、相手をこてんぱんにのしてしまいがちですよね。今の投げやり状況も、矢野っちにはすっかりお見通しのようでした。矢野っちは、高校生の時から川野が思う以上に川野のことを見てくれていたようです。
おっしゃるように、川野はもうほとんどパニックですね。早く逃げ出したい、でも、矢野っちの視線を感じていられるのは気持ちよくもあり……混乱の極みです。
第21話への応援コメント
こんにちは
駅で頬に触れる伏線があったので、いよいよ行けるかと思ってましたがダメでしたか^^;。まだまだ時間がかかりそうですね。というか、学生時代のお試しもダメだったという事は、川野君は性別に関係なく他者と触れ合うことが苦手なんでしょうか?
矢野っちとも一度試させてあげて欲しいもんですね…無理でしょうけども。
作者からの返信
十三岡繁さま
こんにちは。いつもコメントをありがとうございます。励みになります。
頬に触れる伏線、きちんと意識してくださってありがとうございます (^^)。川野にとってあれは意識的にやったことではなく、今のところ、意識をすると人を触ることはできないです。
「学生時代のお試しもダメだったという事は、川野君は性別に関係なく他者と触れ合うことが苦手なんでしょうか?」
はい、大人になってからのガールズトークで﨑里ちゃん相手にしゃべっていたのですが、相手が男性の場合は皮膚の直接接触が耐えられない、女性はそれに加えて服の上からの接触でも不快に感じる、です。
「矢野っちとも一度試させてあげて欲しいもんですね」
や、矢野っちは自分の人生のメリットにならないリスク要素には近づかないと思いますし、川野は自分から矢野っちに手は出せないでしょう、そしてなにより作者の手に余るので、それはないですね。残念ながら勉強不足です。
第20話への応援コメント
こんにちは。
落ち着け、川野。(笑)
川野包囲網が完璧な家庭。(笑)
崎里ちゃんはね、わかったんだよ。冷え切った頬に、す、と手で迷いなく触れた川野のなかで、何かが変わってるのだと。
それゆけ崎里ちゃん!
作者からの返信
加須 千花さま
こんにちは。いつもコメントをありがとうございます。
「川野包囲網が完璧な家庭」
えへへ、包囲網というか、家族のみんな、章のことをなんて目で見てるのよ、というか……。
川野が駅でそっと﨑里ちゃんの頬を触ったところに目を止めていただき、ありがとうございます。このあと、それを﨑里ちゃんに指摘されて次の展開につながります。川野のなかで何かが変わっているのは確かです。確かです。うん、確かなのです。
「それゆけ崎里ちゃん!」
応援ありがとうございます! この人たち、三歩進んで二歩下がります(笑)。あー、と思われても、どうぞ長い目で見守ってやってください。
第20話への応援コメント
こんにちは。
お膳立てが整いました^^
くるみちゃんは﨑里ちゃんとは初対面だったんですね。
振り返ってみると、確かに川野君と﨑里ちゃんは疎遠になっていたのでそうなるんですね。そうなると﨑里ちゃんのお父さんとも、まだ顔を合わせていないという事で…お父さんも数日後には帰省するんでしょうから、そこで初顔合わせですか。そこには父親に似てきた川野君もいるわけで、お父さんもなかなか動揺しそうですね^^
古い日本家屋は師走も末となると、凄まじく寒いでしょうね。
エアコンは部屋全体を温めますが、気密性が無い日本家屋では、輻射暖房である囲炉裏が理に適ってましたね。
作者からの返信
十三岡繁さま
こんにちは。いつもコメントをありがとうございます(^^)。
お膳立て、整ったように見えて、実はまだまだです。いや、まあ、何をゴールと見なすかによりけりですが。
そうですね、高校二年になるころに川野と﨑里ちゃんのかりそめの縁が切れたことと、くるみは別の高校に進学したということで、くるみと﨑里ちゃんに接点はありませんでした。祐介が川野(章)を見て動揺するというのは、ありえますね。ただ医師という仕事がら、少々の動揺は顔には出ないでしょう。
古い日本家屋、古さにもよりますが、あまり経験がないんですよね。川野家や﨑里家はせいぜい築六十年くらいの木造家屋ということでご想像いただければと思います。
ちなみに西日本だと囲炉裏は少ないとおもいます。私は見たことがないですね。
第18話への応援コメント
ありゃ、なんとも蛇の生殺し。なかなかの小悪魔ですねぇ。
矢野君は表面上、高校時代の裕佳子に似たズケズケしさがある感じがしますが、かつての裕佳子が他人への思いが足らなかったが故であったのにに対して、他人をよく見ている上で言葉にしている対比がいいですね。
川野は、矢野君の人の心のパーソナルスペースに入り込み過ぎな所を注意した上で、告白するかは別問題として行動した方がいいのでは、とハラハラしましたが、売り言葉に買い言葉でも、良い方向に向いたらな結果オーライですね。
川野の頑なさからして、告白は難しいでしょうから、無意識的に察知した矢野君があえて煽った可能性まである、かも?
これは、小悪魔認定間違いないでしょう!笑
作者からの返信
カワセミさま
こんにちは。コメントをありがとうございます!
小悪魔認定ありがとうございます~。言い得て妙でございます(笑)。
優柔不断で人にも優しすぎる川野は、矢野くんにせよ、﨑里ちゃんにせよ、このごり押しタイプにきわめて弱いです。押し切られるという意味での弱さと、ずかずか踏み込まれることに対する防御として自分が相手を好きなんだと錯覚してしまう……いやいやこう言っちゃうと身もふたもないですね、本当に好きになっちゃうんですよね。
川野の心理をそこまで解析していなかったのですが、こう考えるとそこはかとなく痛ましいです。
「川野の頑なさからして、告白は難しいでしょうから、無意識的に察知した矢野君があえて煽った可能性まである、かも?」
だって、あれだけ川野のことを観察していた矢野くんです。川野の気持ちに気づいてないはずないです。矢野くんの目的は結婚式の司会を引き受けてもらうことなので、川野の自分への思いを昇華させるか、﨑里ちゃんへ転嫁させるかしなければなりません。上手につついて、ガス抜きしていったとも解釈できますね。
「売り言葉に買い言葉でも、良い方向に向いたらな結果オーライですね」
はい、結果オーライということで! 恋愛なんてそんな面があるものだと思います。
第19話への応援コメント
おおっ、ついに﨑里ちゃんとの関係が変わる兆しが!?
川野君にはホント、幸せになって欲しいです!
おかま、ホモ…
久しぶりに聞いたワードですね。
特別な目では見てはいけない、でもそれらを受け入れろとの思いはすでに特別視している…?
恋愛のあり方の自由もありますが、それを認めない自由もある?
いつも色々と考えさせられるお話、タメになります。(足りない頭でアレコレと考えています笑)
作者からの返信
北川聖夜さま
こんにちは。いつもお読みいただき、コメントもありがとうございます!
はい、川野、いよいよ﨑里ちゃんへの強い思いを自覚しました。ただ、それが恋なのかどうかについては、本人にもよくわかっていません。
木村さんの言葉は微妙です。その考え方は人を傷つけるだろうというところはあるものの、でも、割と多くの人が彼同様、近寄らねばよい、あえてことを荒立てなくてもよい、という考えなんじゃないかなって思います。
ちなみに、大阪に住んでいた知人によると、大阪の方は「おもろい人」が大好きなので話のうまいおかま(失礼)を嫌う人はあまりいないとか。真偽の程はわかりませんが、仕方ないので、木村さんは九州出身者ということにしちゃいました(これも偏見……)。
「いつも色々と考えさせられるお話、タメになります」
あれこれ素材を詰め込んであとは勝手に料理してね、といういい加減なスタンスです。思うところがありましたら、コメント欄等でご教授ください~ ぜひぜひ。
編集済
第19話への応援コメント
こんにちはあああ!
またタイトルがあああ!
と思って拝読したら、まだ、崎里ちゃん、出てこない……。
そして、川野の、幸せの星の欠片を、ちっちゃい欠片を、大事に手に拾い、見てる姿がさ……。切ないです。
矢野っちに対して、身の程を知ってしまったのか。川野。
残酷だけど、ふっきれた、かな。
川野と崎里ちゃんの関係は、複雑というか、一言では言い表せない関係。崎里ちゃんが、全力体当たりで、川野を前に押し出してくれてるのも、たしか。
そんな崎里ちゃんを、ありがたい、と、川野が思ってるのもたしか。
……嫁、違う、婿にください、と崎里ちゃんが言う将来がくるのか……。ドキドキ……。
作者からの返信
加須 千花さま
こんにちは! いつもコメントをありがとうございます!
タイトルを常にチェックして突っ込んでくださるので照れております。ありがとうございます!はい、﨑里ちゃんのそのセリフは、しばしお待ちくださいませ。きっと言わせてみせましょう。
川野、矢野っちを思いきることはできないものの、次第に﨑里ちゃんへの思いも大きくなってきます。え。同性愛者だったのでは? という点についてはこの後ぐだぐだと述べさせていただきますので、どうぞ本編にてお楽しみください。
「……嫁、違う、婿にください、と崎里ちゃんが言う将来がくるのか……」
嫁にください、でほぼ正しいですよね(笑)。ふたりの現在の力関係では、どう考えても川野はいわゆる嫁です。
第19話への応援コメント
おはようございます。
私もおかまバーには何度か行ったことがありますが、みなさん話が上手で楽しいです。でも色々と触られることもあって、若干の危険は感じたりします(そこは男女は関係ないんじゃないでしょうか?)。
一方キャバクラなんかだと女の子とは話が合わないというか、気を使ってこちらから話題をふるみたいな感じで、あまり楽しいとは感じませんし積極的に行きたいとは思いません。あそこは疑似恋愛を楽しむところなんでしょうね。
作者からの返信
十三岡繁さま
こんにちは。コメントいつもありがとうございます!
ああ、そういう多岐にわたる社会勉強って、物書きにとって貴重ですよね。おかまバー含め、いろんなところに行ってみたいものです。機会が……ないのですけど。
キャバクラのほうはお客さん側が気を遣わないといけないような雰囲気なんですか。それはちょっとハードルが高いですね。疑似恋愛、ふむふむ、世の中にはいろんな需要があるものですね。
第18話への応援コメント
川野君、ついに告白しましたね。
『八年間、拘泥され続けた苦しみから、もう解放されたいとも思っとった』
二話前に「私だったら玉砕しちゃうかも」とコメントさせていただきましたが、私もこのような思考からだったのですかね。
これって自分から逃げているのかなあ〜?
それに対して一方の矢野っち!
ううーん、敵いませんなぁ。
優しさ?友愛?それとも残酷なのか??
矢野君の各々の言動の本当のところがまだわかりませんよー。
作者からの返信
北川聖夜さま
こんにちは! いつもコメントをありがとうございます。
「二話前に「私だったら玉砕しちゃうかも」とコメントさせていただきましたが、私もこのような思考からだったのですかね」
個人的には筋肉痛をつい刺激したくなるあの感じと似てるかなって思ってます(^^;) その先の痛みに気づいていても、今のしんどさに、ついあがいてしまいますよね。
矢野っちは、ご指摘のように、一筋縄では行かない天真爛漫くんです。川野に強い友情を感じつつも、残酷ともいえるところが確かにあります。
次回、川野が矢野っちと自分の違いに思いを巡らせます。併せてお楽しみいただければと思います!
第18話への応援コメント
おはようございます。
や───のっち───!!!
ლ(・﹏・ლ)
想像の斜め上いく、矢野っち。
そうか、こう来たか。
気持ち悪い、で、軽蔑されなくて、せめて、良かった。
矢野っち……。こうくるとは思わなかった。
川野は、告白できて、心は随分、重いものがとれた、かな?
作者からの返信
加須 千花さま
こんにちは。いつもコメントをありがとうございます!
矢野っち、こう来ました。別に男に好きって言われても平気で、その後も親友関係を続けていけるタイプでした。川野にとって、それが良いのか悪いのか、何とも言えませんが。
川野、告白できて今までのもやもやが消え、でも新たな虚しさに苛まれ始めたんじゃないかな……って思います。どう転んでも、すっきり救われることのない運命ですね。
第18話への応援コメント
おはようござます。
とうとう…と思ったら矢野っちはそう来ましたか^^
でも例えば川野君もある女の子から八年間想っていたと告白されたら、気持ち悪いじゃなくて、嬉しいって思うんじゃないでしょうか。社会的背景の違いというものはあるでしょうけども。
ただ例えば二人の女性から告白されて一方を選んで結婚するとして、ふった方の女性に結婚式の手伝い頼めますかね?ああ、でも三人が昔からの親友だったらあり得るか…ではありという事で^^。
作者からの返信
十三岡繁さま
こんにちは。いつもコメントをいただき、ありがとうございます!
「川野君もある女の子から八年間想っていたと告白されたら、気持ち悪いじゃなくて、嬉しいって思うんじゃないでしょうか」
これはなかなか微妙だと思うのです。川野は優しいので、そんなに思ってもらってありがたいとまず思うでしょう。ただ、心底そう思うか、感謝すべきだと思ってしまうかというと、後者でしょうか。
「ただ例えば二人の女性から告白されて一方を選んで結婚するとして、ふった方の女性に結婚式の手伝い頼めますかね?」
しないでしょうね。できる人はかなり少数派だと思います。
ではなぜ矢野っちが川野に司会を頼んだか、というと、結局矢野っちにとって、川野はその二人目の女性ではなく、ふったという意識がなかったからです。男どうしのパートナーについても、現実にあるものとしてとらえていないところがあります。川野くんはぼくのことを好きでいてくれるよき親友、そんな認識です。
鋭いご指摘をありがとうございました!
第17話への応援コメント
こんばんは。
矢野君、なかなかに人を見抜いていたのですね。学生の頃はどちらかと言うと川野君の方がリードしていたように感じていたのですが(勉強以外)、成績だけでなく矢野君は人間としても優秀、達観してる感じを受けました。
一方、そんな矢野君からの(友情としての)思いを受けた川野君。
『狩りバチに麻酔を打たれ、生きたままかじられていくイモムシを思い浮かべた。』
言い得て妙だなと…。
このまま川野君は辛いだけの青春を送るのでしょうか。
早く幸が訪れることを願っています!
作者からの返信
北川聖夜さま
こんにちは。いつもコメントをありがとうございます!
確かに、高校生のときには矢野っちより川野のほうがしっかりしているように見えました。まあ、矢野っちはしゃべらなかっただけで、内面はもうそのころからそれなりに肝が据わっていたのでしょうが。川野に関しては、高校生の時のほうが、自分をコントロールでき、まだ精神的に余裕があったのだと思っています。
多くを経験することが常にプラスとなるわけはなく、かえって臆病にさせてしまうこともありえる、そんな感じです。
川野への応援、ありがとうございます!
第17話への応援コメント
おはようございます。
矢野っちは私と同じく人生プラス論者ですね^^。
川野君の心の葛藤を読むと、とある高校の同級生を思い出します。
多分そうだったんだろうなと後から思いましたが(カミングアウトはしてません)、色々と辛かったのかなと想像してしまいます。
作者からの返信
十三岡繁さま
こんにちは。コメントをありがとうございます。いつも励みになっております。
矢野っちの人生プラス論者、確かにそうですね。川野は劣等感の裏返しで、自分にないものを持つ人に強烈に惹かれてしまうのかもしれません。矢野っちも、﨑里ちゃんも。
同級生に、それとなく感じる方がいらっしゃいましたか。四十人クラスなら、ひとりかふたり、性的マイノリティがいてもおかしくないくらいようです。私は鈍感だったので、学生時代には一切そのような方に気づけませんでした。就職して初めて、同性パートナーがいらっしゃる独人と仕事をする機会がありましたが、自分がいかに周囲が見えていなかったか、痛感しました。
第16話への応援コメント
難しいですね。
矢野君はちゃんと川野君を見てくれている。その上で﨑里ちゃんとお似合いなのも当然のごとく見抜いている。だって私から見ても二人は相性バッチリですから。
それを想い続けている矢野君から言われる。
多分、私なら玉砕しますね。矢野君に言っちゃいそうです。
難しいですが。
作者からの返信
北川聖夜さま
こんにちは! いつもコメントをありがとうございます~
矢野くんからの、まさに爆弾発言をくらい、川野はかなりのダメージを受けました。速やかに立ち直るには、怒りのパワーを借りるしかなかっただろうなって思うのです。
「多分、私なら玉砕しますね。矢野君に言っちゃいそうです」
おや、意外です! 北川聖夜さまは、慎重かつ穏健なタイプだと思っておりました。ということは、いずれ、玲ちゃんや凛花ちゃんの積極的な面を見られる日が来る?!
第16話への応援コメント
こんにちは。
あばばばば……。(・。・;
青白い怒りが暴走しとる。あ〜。う〜。でも、そうですよねえ。
八年間、ずっと想い続けた相手から、自分がビビリだって、見抜いてくれてた、良く見てくれてた、って分かって。
でも、矢野っちは、悪気なく、他の女とよりを戻せ、それが一番だ、と言う。本当に、悪気なく。
……辛い。
作者からの返信
加須 千花さま
こんにちは! いつもお読みいただき、コメントもお寄せいただき、ありがとうございます!
……今週はたぶん、木曜日も土曜日も、あばばばばって、なるかもです。なんせ、矢野っちとのさし飲みなので、そういうことばかり、おきます。あ、いや、あの、そういうことって、そういうことじゃなくって……そ、そういうことです(なんのこっちゃ ^^;)
矢野っち、さすがに「親友」とみなしていた川野のことはよく見ていました。でも、一年生のときの、﨑里ちゃんとの掛け合い漫才のイメージが強烈だったのかもしれません。川野-﨑里コンビがずっと頭の中にひとつの理想形としてあったようです。
でも、よりにもよって矢野っちから﨑里ちゃんを勧められ、川野はあぜんとするしかなかったでしょうね。
第16話への応援コメント
おはようございます。
自分は辛くても、想い人に悲しい思いをさせたり苦しめたくもないというジレンマは辛さに輪をかけますね。
世界は男女に分かれているから、色々あって面白くもあるわけですが、もしどちらか一方の世界であったなら苦しみから解放されるんでしょうか?
でもそれじゃあつまらないですよね。楽しみと苦しみは双子の関係なのかなと思います。
作者からの返信
十三岡繁さま
こんにちは。いつもコメントをありがとうございます!
同性しかいない世界、十三岡繁さまがご執筆中の『プラトニックアース』を思い出しました(今確認したら、すでに四話まで進んでいたのですね、読みに行かねば)。
男か女かのどちらかの性しかない世界でも、それ以外の部分で人間は多様ですから、きっとまた新たな面白みが出ると思いますね。人間が複数人いる限り、ドラマのネタは尽きないと思います。
楽しみと苦しみが表裏一体というのは、ありえそうです。五感においても、刺激が弱ければ「快」なものが、同じ刺激であるにもかかわらず、強くなるにつれ「不快」に代わることはありますしね。
第12話への応援コメント
佐藤宇佳子さん、こんばんはーっ!
裕佳子ちゃん、サンプル数3だけじゃ少ないっ、自分、自分って人じゃなくって楽しませてくれる人がきっと居てるからぁ(>_<)
じゃなかった、竹史さんがこころに残っていながら試しに付き合ってみて、心がだいぶ擦り減って疲れてそうな感じですね。
それこそ、川野も誰でも良いって体を合わせようとしたのと同じですもんね。
「苦しいね」って言葉、そのまま裕佳子ちゃん自身の気持ちにも聞こえます。
気持ちを汲んでくれる川野との生活、悪くはなさそうって、思っちゃいました。
作者からの返信
矢口こんたさま
こんにちはっ! コメントをありがとうございます!
矢口こんたさまのコメントは、いつも川野や裕佳子に優しいですね~。私がさんざんいじめては痛めつけるそばから、どんどん癒してくださっているような……ありがたいです (^^)
裕佳子、n = 3で止めたのは、やっぱり本人もそこそこしんどかったのでしょう。川野にはさばさばした調子で語っていましたが、自分が普通じゃないって自覚させられれば、あの裕佳子だってショックはゼロではないと思います。
やってることは、川野も裕佳子も同じですね。「苦しいね」はおっしゃるとおり、自分の気持ちがほろりとこぼれたとも言えそうです。
似たものどうし、この二人が一緒になることが吉と出るか、凶と出るか、ですねえ。
第13話への応援コメント
裕佳子のセクシャルアイデンティティがちょっと不明ですが、アセクシャルかノンセクシャルなのでしょうか。
相互扶助の手段としての友達婚。川野のお母さんが望んだところにぴったりはまっていくのでしょうか。
実は、前作だったと思いますが、川野母が息子に対して、裕佳子をしっかりつかんでおけ、川野を理解してくれるのは彼女だけかもしれないから、という発言がありましたのが、裕佳子の意思はそっちのけで、かなり利己的だなと思っていて、これがあまり繋がりのない他人ならそういう考えもあるでしょうが、川野母と裕佳子の近しい関係性からして、よく知ってるお嬢さんに対してヒドいな(^-^; と正直思っておりましたので、裕佳子自身がそのような考えならよかった、とモヤモヤが解消されました。
結婚を活用することも当事者が納得の上であれば、自分に取り入れてもいい制度、位にライトに考えるのも、今の生きづらい世の中では一つ突破口になりそうな気がします。
おばあちゃんのいない家の寂しさが、川野の存在について改めて考えさせて結婚への発想を考えさせた、というのは裕佳子の心情としてはごく納得できました。
本作では裕佳子はこれまでずっと、ちょっと何考えてるかわからない存在として描かれていたので、ようやく心の内が表現されてぐっと引き込まれました。
あと。心のマスターベーションはもうちょっと別の言葉で言ってあげて~。裕佳子ピンと来てないよ~、スベってるよ~笑
作者からの返信
カワセミさま
こんにちは。拙作お読みいただき、丁寧なコメントをいただき、ありがとうございます!
裕佳子のセクシュアルアイデンティティは隠す必要もないのでばらしますが、ノンセクシュアル自認です(のちのち言及)。ただちょっとあいまいです。竹史に強い執着を感じているものの、これを恋情といえるのかはやや微妙でして。肉体関係を抜きにしてしまうと、そもそも恋情の定義とは、という問題も浮上してきますよね。
川野の母ちゃんが「裕佳子ちゃんを放したらいけん、絶対嫌われんように、大事にしよや」と言ったエピソードの紹介は、本作の第二話ですね。川野が裕佳子を「友達以上恋人未満の大事な人」と母ちゃんに紹介したのを受けて、後日、母ちゃんが川野に言った言葉です。母ちゃん(息子がゲイだとほぼわかってる)としては、息子が「友達以上の感情を持つ女の子」を連れて来たことに舞い上がり、「絶対離すなよ」と念押ししたわけですが、たしかにこの段階では、裕佳子が川野がゲイであることを知ったうえですべて納得して「友達以上」の関係を受け入れているかどうか、は判然としないですね。そう考えると、たしかに母ちゃんは強引です。ご指摘ありがとうございます!
当事者ふたりが納得したうえでの友人婚、そのふたりがたまたま男女であれば制度的に可能なので、活用するのもありかな~と。ここでは裕佳子に川野と結婚したいという気持ちが芽生えたわけですが、ご指摘のように初めて身近な人の死に正面から向き合い(……おーい、お母さんも死んでるよ?)打ちのめされたこと、ノンセクシュアルの自分はこのままではひとりで孤独と戦っていくしかないと痛感していること、それに久しぶりに再会した川野と一緒にいる居心地の良さが相まって、その発言にむすびつきました。
「本作では裕佳子はこれまでずっと、ちょっと何考えてるかわからない存在として描かれていた」こと、これはまた最初のテーマに関わるのですが、自分にはまっとうな恋愛はできないと自覚した裕佳子には、どこかふわふわした、地に足のついていないところがあります。川野の悩み、それに川野に関わる自分の悩みについて真剣に考え始めてようやく、生々しい感情が作動し始める感じですかね。
自分で分析しておいてなんですが、上記の比較的複雑な内容、私の手に余ってますね(笑)。見直すための貴重な手がかりを与えていただき、どうもありがとうございます ヽ(`・ω・´)ノ
「あと。心のマスターベーションはもうちょっと別の言葉で言ってあげて~。裕佳子ピンと来てないよ~、スベってるよ~笑」 <-- 川野、よろしく~
第15話への応援コメント
おお、司会ですか!
前話を拝読し「友人代表スピーチ」を頼まれる流れかな、と思っていたのですがニアピン?でした!
それにしても矢野君、飲み過ぎのようですが、これには理由があったりしますかね?
さて、お話がどう動くのか、楽しみです!!
作者からの返信
北川聖夜さま
こんにちは! いつもお読みいただき、コメントしていただき、ありがとうございます!
矢野っち、九州男児ですから。ふふ、こんなものじゃないですから(笑)。たぶん、単なる酒好きです(ああ、矢野くんのイメージがどんどん崩れていく……)
「友人代表スピーチ」、あ、鋭いです! これもやります。まあ、小さい小さい結婚式なので、何でもありありで。
来週はかなり濃い話になります。どうぞお楽しみに~
第15話への応援コメント
こんにちは
矢野っちは、か細く見えてだいぶ押しが強いですね^^;
連絡にあえて返信しないのは、忙しいか返信したくないからですよね。
ましてや事実を知らないところで、仕事で忙しいと言っている人間に結婚式の司会を頼むとは…。まぁそれだけ親しい仲という事ではあると思います(裏返すと川野君はその分辛い)。
結婚式の二次会の司会であれば何度かやったことがあります。
私も人前で話すのは慣れている方だと思いますが、あれはあれで結構なプレッシャーでした。
作者からの返信
十三岡繁さま
こんにちは。いつもコメントをありがとうございます!
自分がかなりの常識なし人間なので(^^;)、普通ならこうじゃない? というコメント、すごく参考になります。ありがとうございます!
矢野っち、高校卒業まではだれより親しくしていた(つもりの)川野くんが、卒業後いっさい連絡が取れなくなったことをずっと気にかけ、何かあれば連絡を取りたいと思っていました。ちなみに、矢野っち、実はかなり積極的な性格です(でなければ、高校一年で彼女なんて作ってない……)。
結婚式の司会は独自の雰囲気やプレッシャーがありそうですね。二次会の司会を何度もなさったことがあるとは、素晴らしいです。私は人前しゃべること自体だめなので、アドリブばしばし決めながらしゃべり続けられる人には頭が下がります。
第14話への応援コメント
こんにちは。
あばばばばばば┐(´д`)┌
矢野っち、来たる。
タイトルが、矢野っち、俺、同性愛者なん。
川野ぉぉ! おとーちゃんと同じ道だけは歩むな……ᕙ(⇀‸↼‶)ᕗ
作者からの返信
加須 千花さま
こんにちは! コメントありがとうございます!
あわわわわ、加須 千花さまが……加須さまがぷるぷるしてる。
ふふふ、矢野っち、満を持しての登場です。この人が現れないって展開はないでしょう? 佐藤は多くを語りません。矢野っち本人に語らせておきます。
それから、何とも素晴らしいレビューをありがとうございます! 拝読しながら、きゃああと叫び出すのを何とか我慢。私が作品を解説するより、はるかに魅力的にご紹介いただき、嬉しい限りです。
たぶん、このさきも、かーわーNooo!!な展開が何度も出てくるかと思いますが、お付き合いいただけますと嬉しいです!
第14話への応援コメント
冒頭からすごく素敵な表現に圧倒されました!(当たり前ですがやはり私の描く話とは雲泥の差ですね・汗)
それより矢野っち、何の話で来たのでしょうか?結婚式でのお願いとか??
いずれにしても川野君にとってはカウンターパンチになりそう…。
作者からの返信
北川聖夜さま
こんにちは。いつもコメントをありがとうございます!
冒頭の表現、良かったですか(〃∇〃)テレテレ ちょっとわざとらしい、大げさな表現かなあとも思っていたので、素敵とおっしゃっていただけると、とても嬉しいです!
ちなみにあのようなごてごてした飾り表現、ミステリーとは相性が悪いと思います(じゃあ前作は何かい?と言われそうですが、あれはミステリーというにはかなり異端……)。やはり分野分野に応じた文体があるかと思います。北川聖夜さまの文体とお話はよく合っていて、しかも、ときおりぞくり、とするような鋭い表現があって、私は好きです~
矢野っちは、この章(しょう)たっぷりつかって、おしゃべりしていきます。君、いつからそんなにおしゃべりになった……
第9話への応援コメント
佐藤宇佳子さま、おはようございますーっ!
『戸棚で微笑む白い博多人形。銀色の金属フレームに青い羽根の扇風機。台所との間にかけられた茶色の玉のれん』
懐かしいですねー。うちの田舎にもあったなぁ。
帰ってきたんだぁ。むかしのまんまって空気感が伝わってきます^ ^
裕佳子ちゃんが憔悴している様子、いつも行動的な感じの彼女だけに余計に心配。
裕佳子ちゃんの表情が警戒の色の下から徐々に安堵が浮かび上がる様は、しっかりしなきゃと思い詰めている反面、とても心細かった内面が現れていて、読んでいて胸がキューってしました。
作者からの返信
矢口こんたさま
こんにちはっ! ご体調上向きになっていますか~?
コメントをありがとうございました。物持ちの良い川野邸です。九州あるあるというか、昭和あるあるというか、じいちゃん、ばあちゃんの時代からそのままそこにあり続けてるんでしょうね。でも電化製品はちょっと危ないぞ~。
数年前までおばあちゃんと二人で暮らしていた家に一人でいると、おばあちゃんを心配する気持ちがどんどん募り、いてもたってもいられなくなります。人の死を感じさせる夜に誰か一緒にいてくれるというのは、すごく心強いですよね。
第14話への応援コメント
こんにちは
私は自分も建築設計職人だと思っていますが、仕事に集中すると他の情報が一切入ってこなくなります。音も聞こえなくなる感じです。なので川野君の気持ちが良く分かります。
ただ、その状態から解放されると、結構どっと疲れがやってきます。そこに混乱の要因が出現したりすると結構きついでしょうね。でもこの場合きついながらもうれしさもひとしおでは無いでしょうか。うれしいけど苦しい…人間とは面倒くさい生き物ですね^^。
作者からの返信
十三岡繁さま
こんにちは。いつもお読みいただき、コメントもいただき、ありがとうございます!
十三岡繁さまの仕事への集中ぶりはすごいですね。音も聞こえなくなり、心身の疲労もその時には感じていない、と。ひとたびそこから解放されると、周囲や自分の体の情報が一気に押し寄せてくるのですね。これ、突き詰めるとショック死しかねない気が……。
達成感があるので「心地よい」疲労なのですが、たしかに疲労は疲労です。そこに心を大きく、しかも複雑に動揺させる何かが出没するのはきついです。うれしいか苦しいか、どっちかに決められれば少しは楽なのかもしれませんね。
第7話への応援コメント
こんにちは。
かー!
わー!
のぉぉぉぉぉぉぉぉ……。
男でも、駄目だったんか。
そうか……。
もう、矢野っちと、まかり間違って、♡な事になっても、気持ち悪くて、恋しくて、悶え苦しむイメージしか持てないのか……。
悩みが根深い……。
崎里ちゃんは、一切関わりが無くなっているのですが、睨むような、意思の強い瞳で、まっすぐ、川野を見てるイメージが、ずっと、物語のなかに、存在しています。
川野の、砦の大きなブロック石であってくれた、彼女……。
作者からの返信
加須 千花さま
こんにちは。コメントをありがとうございます!
川野には自分がそうだという自覚はなかったので、大ショックです。頭の中がぐわんぐわんするくらいの衝撃だったかと……。
﨑里ちゃん、今ではかかわりを一切絶っておりますが、この一話の中の「﨑里ちゃんの存在は思っていた以上に大きかったことを俺はこのあと嫌と言うほど思い知らされることになる」、これはだてじゃありません。このあと……お楽しみに、です!
「矢野っちと、まかり間違って、♡な事になっても」
ああ、一度くらいはそういう良い目にあって、存分に幸せな気分になれたら良かったですね、川野……。
第6話への応援コメント
こんばんは。
あばばばばばば(((;ꏿ_ꏿ;)))
た、大変な回や……。
しかし、とうとう、川野くん、(ほとんど)全部、父ちゃんに、言えたね……。
内容がナイーブだから、ずっと話さない、という可能性もあったから……。言えた、ね……。
作者からの返信
加須 千花さま
こんにちは、いつもコメントをありがとうございます! 励みになっております。
ああ、加須 千花さまが、ランマーで打たれたようにあばばばばばば……と……。
川野親子にとって衝撃につぐ衝撃の一日になりました。川野は基本的に父ちゃんが好きなのですが、同時にライバル視しており、決して敵わないという劣等感にも苛まれております。
互いに少しでも語り合えたのは、この親子にとって悪くない事だと思います(・∀・)
第13話への応援コメント
﨑里ちゃん、芯が強いなぁ。たとえ上辺だけでもこんなに気丈に振る舞える裕佳子ちゃんが眩しいです。
一方、川野君が心配です。
一人暮らし、久しぶりに会った裕佳子ちゃん、そして矢野君の結婚式…。
これからの彼を応援してます!!
作者からの返信
北川聖夜さま
こんにちは! コメントいつもありがとうございます~
﨑里ちゃんのこの強さはどこから来てるんでしょうね。ちょっと怖くもあります(笑)。
川野はしばらく抜け殻状態です。でもいやおうなしに周囲の出来事に巻き込まれ(誰が巻き込むかは、言うまでもなく……)、あれよあれよというまに話が展開していきます。
川野、応援してやってください!よろしくお願いします~
編集済
第13話への応援コメント
こんにちは
おばあちゃんは残念なことをしました。これから残った家をどうするかなど、色々と面倒な手続きがありそうです。
あと川野君。レンタカーは契約者以外が運転するときは、あらかじめ申告が必要なので注意しないといけないですよ^^;。
但し自分の入っている保険で、他者名義の車を運転しても保険の対象になっている場合もあるので、普段から確認しておきましょう。
>追記です
前の入っていた〇ューリッヒは他車運転は特約扱いでしたが、今入っている〇となの自動車保険はもれなくついてきます。ご参考まで^^。
作者からの返信
十三岡繁さま
こんにちは! 早速お読みいただき、またコメントもいただき、どうもありがとうございます。
おばあちゃんの家の処分については、そうなんですよね、今後結構面倒なことになると思います。古いし、住む人がいないとなると途端に管理が面倒になります。まあこのあたり、他人事じゃないのですが。
レンタカー、そのとおりですね。いちおう川野もそれはわきまえていて、買い物の時には運転しませんでした。レンタカーじゃなければその時も川野が運転していたことでしょう。おばあちゃんが危ないと連絡を受けた直後なので﨑里ちゃんが動転しているだろうと考え、こっそり(こっそりです!)安全運転で病院までつれて行きました。こういう場合、正しいのは「タクシーを呼ぶ」ですね、タクシーがすぐ来る地域なら。
「但し自分の入っている保険で、他者名義の車を運転しても保険の対象になっている場合もある」
おお、これは知りませんでした。勉強になります。
具体的な追記もありがとうございます~ ヽ(*゚∀゚*)ノ
第12話への応援コメント
ううーん、まさにベストカップルなんだけどなー。ここまでお互いを理解して分かり合える関係、異性でも同性でもはたまた家族間でもなかなかないですよね。
それらが全て「常識」「法律」などに阻まれる。
考えさせられますねー。
作者からの返信
北川聖夜さま
こんにちは! コメントをありがとうございます。
﨑里ちゃんと川野、高校を卒業して六年ぶりの再会で、互いの過去(﨑里ちゃんは八年分ですね)をさらけ出しました。
ふたりとも、上手に世渡りできないタイプで、そういう意味では似たものどうし、互いの痛みが分かる人間でもあります。でも、互いのベクトルが重なりあうことはなく、ぎくしゃくした関係のままですね。
今後の展開もお楽しみいただければ嬉しいです!
第4話への応援コメント
こんにちは。
……もう、胸がいっぱい。
父ちゃん、良かったね。多分、今、考えられるなかで、ベストの状況に落ち着きました。
祐介とまた、普通に話ができて、同じ食事まで楽しめて……。
川野くんと───、崎里ちゃんが───、親公認カップルとなりました!!(実際は清い友達関係)
川野くんは、ちょっと、ちくっとした感情が芽生えたのかな。どうなのかな。いや、川野くんと佐藤宇佳子さまのことだから、早とちりはするまい。
川野くんをゆっくり見守ろう……。
この一話に凝縮された濃さ、好きです。ドンドンヤレー。σ(゚∀゚ )σ
この場をお借りしまして、拙作に素敵なレビュー、ありがとうございました。
「狙った男に食らいついて離さない悪女比多米売の魅力がたまりません。」
ここの文章がとくに好きです。すっぽん比多米売です。(笑)
拙作がどんな物語か、わかりやすく紐解いていただき、感謝申し上げます。
作者からの返信
加須 千花さま
こんにちは。いつもコメントをありがとうございます!
竹史と祐介、三十余年ぶりの思いがけない再会です、まったく予期せぬまま向かい合わされ、しかも酒を酌み交わすことになりました(この二人、超強いです)。
竹史は﨑里ちゃんと二人で話をしたあの日、ずっとひとりで抱えていたものをさらけ出し、変わり始めました。まあ、もともと暗いんで、憑き物が落ちてもあまり変わらないのですが、あの日があったからこそ祐介を拒絶することもなく、昔話を語り合うことができました。
川野と﨑里ちゃんについては……
「いや、川野くんと佐藤宇佳子さまのことだから、早とちりはするまい」
えへ、鋭いですね。川野、ここでは口から出まかせ言ってますからね。
『ハクセキレイ』、彼らが成人してからの話ということもあり、前作よりきわどいやり取りも出てきます、かなり濃いかもです(^^;) またお楽しみいただけたら嬉しいです~
加須 千花さまのすっぽん比多米売さん、好きでした。最初は、何よこの田舎もん、って反感を持っていたのに、気づいたら怪しげな魅力にからめとられていました。加須 千花さまのキャラクターの「しっかり生きてやるぜ」という力強さにはいつもすがすがしさを感じます。
第12話への応援コメント
こんにちは^^
﨑里ちゃんが川野君と結婚した場合、立場的には川野君のお母さんと同じ感じになりますよね。日本における婚姻制度というのは男女間の話に留まらず、税制優遇や扶養制度など法的に優位な部分も少なくないので、なんか最近同性婚もありなんじゃないかと思い始めてます。
保守系の方々は、伝統的な家族制度の崩壊を招くという事で反対されると思うんですが、崩壊じゃなくて変遷と捉えられないんでしょうか?
戸籍が無理なら他は実質結婚と変わらないような、デンマークのパートナーシップ婚みたいな制度があっていいと思います。逆に﨑里ちゃんと川野君の場合は、法的に問題なく入籍できるので恵まれた立場とも言えますね。
作者からの返信
十三岡繁さま
こんにちは。いつもコメントをありがとうございます!
「﨑里ちゃんが川野君と結婚した場合、立場的には川野君のお母さんと同じ感じになりますよね」
そうですね、ほぼ同じ関係のペアとなります。「ほぼ」についてはこの先明らかになります。
婚姻制度と税の優遇措置とが癒着したようなシステムは、いい加減変えていってもらいたいと思いますね。同性婚もありの前提で。憲法も法律も、それが作られた当初どれだけ練られて素晴らしいものであったにせよ、時代の変遷とともに陳腐化するのは避けようのないことです。つど見直していくのが健全なやり方だと思います。
「保守系の方々は、伝統的な家族制度の崩壊を招くという事で反対されると思うんですが、崩壊じゃなくて変遷と捉えられないんでしょうか?」
「崩壊」と聞くたびに苦笑してしまいます。確かにむしろ「変遷」ですよね。
ちょっと話はそれますが、政治家を目指すという人がもともと保守的な考えを持っているということなのでしょうかね。日本では常に保守的な考えが良き考えとして幅を利かせているように思えてなりません。変わらないイコール安心、というのが全くないとは思いませんが、変えるべきところは変えないと駄目ですよね……。
第3話への応援コメント
こんにちは。
おおお〜。
これは読者へのご褒美展開ですね。
想像でしかなかった、余韻である「イソヒヨドリ」のラストのあとが読める。
ありがとうございます、ありがとうございます……!
しっかし、崎里ちゃんが、自分で父親を呼んでおいて、ハリネズミが全身の針をとがらせるように、もしくは、猫が、「ふーっ!」と全身の毛を逆立てて怒るように、めっちゃ「怒」の気配をはっしてる……。
川野くんは、頭のなか、「ひー!」という悲鳴でいっぱいだったでしょうね……。
作者からの返信
加須 千花さま
こんにちは! コメントいつもありがとうございます。励みになっております。
「これは読者へのご褒美展開ですね」
そう言っていただけると、嬉しいです (,,・ω・,,) 佐藤の力不足でこの不穏な感じをにおわせきれず、続編であと出しじゃんけんしているとも言えますので……
「ハリネズミが全身の針をとがらせるように、もしくは、猫が、「ふーっ!」と全身の毛を逆立てて怒るように、めっちゃ「怒」の気配をはっしてる……」
おおー、これまさにそうですね。竹史を祐介と会わせたいという親切心と好奇心とから呼び寄せたはいいものの、竹史が本物の祐介を見て、そちらに気を引かれて自分から完全に離れてしまうのは怖い、というアンビバレンツな感情がゴゴゴと渦巻いています。
川野にとってはとんでもない災難でした(笑)。
第8話への応援コメント
川野、同姓なら誰でも良いなんて訳ないし、好きな気持ちが内から湧き出すような人じゃなきゃ無理なんだろうなぁ。
でも、矢野っちは黒木きっと幸せに一緒に暮らしてるだろうし、いまはキツそうで読んでて辛いです。がんばれー
作者からの返信
矢口こんたさま
こんにちは~ コメントありがとうございます! 矢口こんたさまのコメントはいつも川野に優しくて、癒されます (*´∀`*)
「好きな気持ちが内から湧き出すような人じゃなきゃ無理なんだろうなぁ」
川野はそうですね。不器用なので、自分で自分を追い詰めてもがいて暴走していますが、結局は本気で好きになれる人でないと無理なタイプなのだと思います。
しばらくきつい展開が続き申し訳ないですが、見守っていただけると嬉しいです。
第11話への応援コメント
アチャ~って感じですね^_^;
体の関係から始まる恋愛というのも少なくないと思うんですが、﨑里ちゃんには無かったみたいですね。
それは置いておいても、データを取るにも対象者の選定はもう少し慎重に行うべきではないかと…いや、そこを切り捨てて行くのが、彼女らしいといえば彼女らしいんでしょうね^_^;
作者からの返信
十三岡繁さま
こんにちは。いつもコメントをありがとうございます~
いやあ、そうなのです、川野じゃなくても頭を抱えたくなる迷走ぶりです。楽しければ、まだ救いもあったのでしょうが、﨑里ちゃんも相手も、これじゃあ……、
「データを取るにも対象者の選定はもう少し慎重に行うべきではないかと…」
ふふ、サンプルを恣意的に選んじゃダメですね。いやいや、「﨑里ちゃんに声をかけてきた男たち」という段階でセレクトかかっちゃってるか、ええと、ランダムに選ぶなら、大学の出席番号で乱数で選ぶとか? それでも大学という偏った集団のなかでのサンプルになっちゃうので、サンプルの選び方は意外と難しいですね……
いや、問題はそこじゃないということはわかっているのですが(笑)。
第11話への応援コメント
おっ、佐藤さまが当初言われていた言葉の連打が始まりましたね!(…って茶化したわけではないので!)
うう〜ん、裕佳子ちゃん、そこまでやってもダメでしたか。でも私が「そこまでやって」と考えることすら偏っているのでしょうね。
今度は川野君にとってどんな八年間だったのか!?
気になりますー!
作者からの返信
北川聖夜さま
こんにちは、コメントいつもありがとうございます! 励みになります!
はい、連打の乱打(?)開始です(^^;) 川野はまだ気にしつつ口にするので助かりますが、﨑里ちゃんはためらいなく言ってくれるので、どぎまぎです。
﨑里ちゃんの行動は普通の人にとっては「そこまでやる?」ですよね。たしかにその「普通」ってなんだ? という問題は出てきますが、かといって、「普通」を定義してはいけないということではないと思うのです。
ふふ、川野の八年間もまもなく語られます。どうぞお楽しみに!
第6話への応援コメント
お父さん頼りないですね。息子に気を使わせ過ぎなのが気の毒に思えてしまいます。
いっぱしの大人のつもりでいても、若いうちは親のことで悩むよりも親を悩ませるくらいの自由さでいさせてあげたいと思ってしまいました。
現実にはなかなかそうはいかないということかもしれませんね。
川野は立派に頑張っていますね。確かに息切れしてしまいそう汗
作者からの返信
カワセミさま
こんにちは。コメントをありがとうございます。
竹史が頼りない父ちゃんなのは間違いないです(汗)。でもなぜか、章はこのどうしようもない父ちゃんが好きなんですよね。その感情こそ、まだ子供だった章をむしろ苦しませることになった一因といえるかもしれませんが。
ふたり暮らし、しかも息子のほうは父親が自分と同じ性指向の持ち主だと気づいているという、やや特殊な親子関係です。高校一年の時までは、微妙なバランスを保っていましたが、ご指摘のように、頑張りすぎた章が次第に疲れはじめ、その関係も変わっていきます。
これからも展開を見守っていただければと存じます m(_ _ )m
編集済
第2話への応援コメント
こんにちは。
「つまり、俺については、ほぼすべて正確に把握しとったってことや」
川野の母ちゃん、そうだったのか。
そして、把握はしてるけど、同性愛は「秘すること」そこから思考が離れることはない……。
川野は切ない。
そして、8年後っ。にっじゅう、ろくっ。にっじゅう、ろくっ。
川野や崎里ちゃんは、どんな人生を歩いてきたかな。
もう大人だよ。いろいろありだよ?
にっじゅう、ろくっ!! ヘイっ♪
作者からの返信
加須 千花さま
こんにちは。コメントありがとうございます!
あれからの「あれ」は高校一年のころの出来事のつもりだったので、実は八年後の川野と﨑里ちゃんは、にっじゅうよんっ♡なのです。
とはいえ、はい、もう十分良い大人です。それぞれが人生を大きく変える出来事も体験しました。これから、互いにもりもりと語っていきます~ さらにそのあとにも、相応(なのか??)の展開が! どうぞお楽しみに~
第1話への応援コメント
こんばんは。
遅くなりまして。
いや〜、川野くん、すっごい気をつかってくれてたんですね。
「近くの席から小さなどよめきが広がった。しゃべったよ、なあ、しゃべったよ。ああ、もう、おまえらいいかげんにしろや!」
川野のツッコミに笑ってしまいました。
そうか〜、崎里ちゃん、こんなに美人だったんですね。
そして、なんとなく、川野の苦手とする女の匂いがしなかった、と。
なるほど、なるほどです。
川野目線、とっても楽しいです!
作者からの返信
加須 千花さま
こんにちは。こちらもお読みいただき、ありがとうございます! コメントも嬉しいです。
はい、川野は臆病者で、かつ、かなりの気遣いの人なのです。でも、﨑里ちゃんが女性らしい女の子じゃなくて幸いでした。もしそうだったら、川野にとって精神的に相当きつい日々になっていたでしょうから。超可愛いのにどこかずれた子、それが﨑里ちゃんです(笑)。
川野目線、とっても楽しいとのコメント、とても嬉しいです~。ありがとうございます。この先、川野は苦難続きとなってしまいますが、今後ともよろしくお願いいたします!
第10話への応援コメント
卒業以来6年ぶり(高校2年で疎遠になってからだと8年)に裕佳子に再会した川野が裕佳子の家に泊まることになる。この後2人がどういう関係になっていくのか興味津々です。
今後の展開に期待しています。
作者からの返信
変形Pさま
こんにちは。こちらにもおこしいただき、またコメントまでいただき、大変励みになります。ありがとうございます。
すくなくとも六年間は一切会っていなかった川野と裕佳子ですが、川野がひるむことなく彼女の家に泊まることを決めたのは、裕佳子があのころとほとんど変わっていなかったからでしょうね。あのときのようにガールズトークをしようということになりましたが、果たしてどうなるのか。
引き続きお読みいただければ嬉しいです!
また、星でご評価いただき、嬉しい限りです。楽しんでいただけるよう、さらに努力してまいります。
第10話への応援コメント
こんにちは!
好戦的な﨑里ちゃん!
でも時に保守的にならざるを得ないのが、世の常なのですかね。
でも二人の関係、危うさの上に成り立っているものの、切り取ってみると本当に良い関係ですよね!
しかも安定のご馳走の場面!みんな美味しそう!
焼きナスが食べたくなりました!(^O^)
(結構、オーブンでも時間が掛かるものなのですね!)
作者からの返信
北川聖夜さま
こんにちは! いつもコメントありがとうございます〜
﨑里ちゃんの押しの強さに川野はときおりたじたじですが、それでもほぼ八年ぶりのコミュニケーションでこの調子なので、ほんとうに馬が合うんだろうなって思います。
『ハクセキレイ』ではこの先も料理がたくさん出ますよー、なんたってよく食べる川野の母ちゃんに加え妹のくるみが登場しますから。乞うご期待です!
焼きナスの焼き時間はナスの大きさ次第ですねえ。
第10話への応援コメント
こんにちは
﨑里ちゃんも古環境分析とはまた渋いところに進みましたね^^;。過去の事象を、現存する痕跡から推測するというのも、高校時代の体験の影響なのでしょうか?研究職は潰しが効かないので、大学に残る以外では就職に苦労しそうですね。
料理は食べてくれる人がいるからってところがありますよね。一人だとどうしても手抜きになってしまう…。よく老夫婦で片方が亡くなると、もう片方もすぐ亡くなったりしますが、そこに大きな要因があるような気がしています。
作者からの返信
十三岡繁さま
こんにちは。コメントをありがとうございます。
﨑里ちゃんの専門を古環境分析にしたのは作者の経験の浅さゆえです(^^^;)。修士までなら、マニアックな研究分野でも通常の就職が可能なんですが、博士まで行くと厳しいですね。ちなみにそっちの道に進んだきっかけは、化学の小野先生のいくつもの実験だと思います。
料理と生活の質って切っても切り離せないですからね。ひとりになろうと多少体にガタが来ようと、なんとか料理に興味を持ち続けられるよう、ふだんから鍛えとかないといけませんね。
第9話への応援コメント
裕佳子ちゃん、大丈夫かなあ?
髪もショートになって、私の中で随分印象が変わった感じがします。
お母さんの言うとおりよろしくできれば良いのだけれども…(^^;;
あと余談ですがスカンポ、田舎生まれの私の父は、いまだに春になると私に採りに行かせて、そのままかじってます。別名…と言うか、本当の名前を初めて知りました。笑
作者からの返信
北川聖夜さま
こんにちは、コメントをいつもありがとうございます!励みになります。
裕佳子はあれ以来、ショートヘア一択です。意外と性に合っていたようです(笑)。
親代わりでふたり暮しをしていたおばあちゃんが意識不明だと、かなり精神的に追い詰められますよね。いずれはやってくる日だとしても。
お父さま、スカンポお好きなのですね。生だと超酸っぱいのに、好きな方には応えられないのかな。うちの母も酸っぱいと言いつつ、生でかじってましたねえ......
第3話への応援コメント
いや、何かあるだろうなとは思ってたんですよ!薄々とね!
そうなんですよね、竹史さんが「再同居するかも」あたりから…。これはもしや、彼女の中で彼らが一致してしまったのでは…なんて。
しまったー背表紙は黒だった。そういえば前作もイメージカラーが黒だった。そうだった…。
作者からの返信
井戸端じぇったさま
こんにちは! こちらにもおこしいただき、読んでいただけて嬉しいです~。
ふふふ、黒いでしょう? 爽やか青春物語の皮をかぶった、しかも薄皮饅頭くらいうっすーい皮の、どす黒い物語でしょう?
いや、みんな大真面目なんです。腹に一物持った人は誰もいないのです。でも、たまたま、いろんな思いが錯綜した結果、こうなってしまったんですよね。
「ふつう」になれない登場人物たちがこの先えんえんと悩み続ける物語になります。ミステリではないのですが、もしご興味持っていただけたら、お付き合いいただければ嬉しいです!
第9話への応援コメント
こんにちは
ショートの﨑里ちゃんもいい感じなんでしょうねきっと^^
「わ」ナンバーという事はレンタカーですよね?
何か地方では車が必須というイメージがあるのに意外です。
おばあちゃんは高齢なので免許を返納したんでしょうか。
最近は抜群に田舎道を走る軽トラがかっこいいと感じます。
アメリカの田舎では車と言えばピックアップトラックです。
そのミニチュア版みたいな軽トラはアメリカで人気らしいですね^^。
作者からの返信
十三岡繁さま
こんにちは! いつもコメントをありがとうございます。
裕佳子は高校一年の冬に長かった髪をばっさり切って以降、ショート一本です。それも癒えない傷のひとつです。
裕佳子のおばあちゃんは八十歳目前で亡くなった計算です。さすがに運転は不安なこと、﨑里家はそれなりに便利なところにあること、なによりおばあちゃんが思い切りが良いことから、裕佳子が家を出た七十歳を超えた頃に運転を止めたというぼんやりした設定です。死ぬ直前まで体力はあったので、自転車を愛用していました。
軽トラいいですよね。学生時代、友達の愛車が軽トラでした。エアコンがなく冬に窓が内側から凍るのが難点でしたが、荷台でご飯を食べられるし、視点が高いのが気持ちよかったです。ピックアップトラックは近所でよく見かけますが、軽トラほどは惹かれないですね。でかすぎ?
第8話への応援コメント
﨑里ちゃん!!
あれだけ裕香子ちゃんの言葉が脳裏に浮かび、心の支えになっていた。でも「好き」にはならない…。
うーん、今更ながら「答えの出ない悩み」、厄介ですよね…。
普通だったら裕香子ちゃんを好きになっておかしくない展開、
でもその「普通」ってなに???
…苦しいですね。
作者からの返信
北川聖夜さま
こんにちは! いつもコメントをありがとうございます。
川野の場合、本人が臆病すぎ、かつ、こだわりもありすぎて、正攻法で幸せを手にすることはできないと思います。あ、いや、だから小ずるい手を使います~って宣言しているわけではないのですが……ごにょごにょ。
普通って、難しいですよね。普通と普通じゃないものって、何が違うのか。なぜ呪いのようにその言葉にとらわれてしまうのか。
私たちが何かを名付けるとき、物や現象や概念を何らかの基準で分けていますよね。カテゴライズって私たちが生きていくうえで必須の行為だと思います。そうでなければ、思考にコストがかかりすぎて破綻してしまいます。
この必要に迫られて行う命名行為の影響が思わぬところに波及して誰かを苦しめることがあるのは悲しいことです。
編集済
第8話への応援コメント
自身がそうではないので分からないんですが、体は男でも中身が女性で男性が好きという場合と、男性として男性が好きという風に大きく二つに分かれるような気がします。川野君はどっちなんでしょうね?
にちりんは一度しかな乗ったことが無いです。東の方に電車で行く事はまずないので、ソニックとにちりんのイメージの違いが良く分かりません^^;。白いソニックであれば未来感がありますね。
あれをデザインした水戸岡鋭治氏は、やめておけばいいのにJRが先導した六本松の九大跡地の再開発にも首を突っ込んで、良く分からない建築をデザインしました。
確かに建築家の中には電車をデザインする人もいます。
若林広幸氏のラピートなんかは有名ですが、彼はプロダクトデザイナーという面が強いですからね…。形に技術や機能が反映されるデザインは、餅は餅屋に任せるべきじゃないかと思います。
作者からの返信
十三岡繁さま
こんにちは! いつもコメントをありがとうございます。
川野は男の体について違和感を感じたり悩んだりはしていません。ですので性自認は男です。男性を恋愛対象とみなしていますので、性的指向は男です。自分を男と思いながら、男が好き、ということです。ただ、一般的に、性自認や性的指向はグラデーションだと言われています。性的指向が男にカテゴライズされる人でも、100%男しか好きにならないかどうかはわからないということですね。
ソニックとにちりんは、見た目・運行区間・スピードとも違うようです。
ソニックは乗客の増数をねらい、ポップカルチャーを導入するだとかで、水戸岡氏にデザイン依頼したそうですね。カーブの多い路線でスピードアップするために振り子式を採用したのだそうです。基本、県南のイソヒヨドリの町までは来ず、博多―大分間で運用されています。
にちりんは、昔は国鉄色、そのあと真っ赤になり、今は真っ黒というか黒灰色になりました。燃え尽きたのでしょうか。華やかさのかけらもないところが気に入っています。大分―南宮崎を走っており、たぶん、振り子式ではないですね。あと、車内がやたらと薄暗くて、落ち着きます。
確かに、機能性を損なわないようにデザイン性を生かさねばならない乗り物系の設計には、なかなか難しい問題がありそうです。ご専門が異なる方からのコメントは、思いもよらない展開を見せるので、楽しいです。
第6話への応援コメント
あっという間に追いついてしまいました^^;。
昔は高校生の飲酒なんて普通でしたからね。先生と飲んだことすらありました。
しかし裕佳子ちゃんは闊達ですね。
『イソヒヨドリの町で』の最初、東京にいた頃の抜け殻状態との対比がいいです。
うまく行く事ばかりじゃなくて、辛くて苦しいこともあるのが人生です。
でも目を背けるのではなく向き合う事で、人は元気が出るのかもしれないなと思いました。
川野君は最後にどんな幸せの形に辿り着くんでしょうね?もしかしてたどり着けない?今後の展開も楽しみにしております。
作者からの返信
十三岡繁さま
こんにちは! 早いですね、追いつかれちゃいました(笑)。
コメントありがとうございます。
えー、飲んでましたか? しかも先生と?! 悪い人だなあ(笑)。まあ、昔はそんな感じでしたよね。本当は未成年の飲酒の描写はアウトなのでしょうが、描写じゃなくってさらっと言及だけなので、許していただこうと思っています(と言いつつ、この先もう御一方、こちらは現代の若者でやっちゃってますが)。
裕佳子、確かに川崎にいたころとは別人ですね。川崎の友達(裕佳子ではなく私の)に嫌な顔をされそうです。
八年間のあいだ、川野にも裕佳子にもいろんなことがありました。川野の八年間の概略は明日、裕佳子については来週明らかになります。またお楽しみいただければ嬉しい限りです。
第2話への応援コメント
なかなか更新のお知らせが来ないなーと思っていたら、フォローをするのを忘れてました^^;
二話目でいきなり八年後に飛んでいてこちらもびっくりです。
今、建築を学ぶ学生さんの卒業設計の指導にあたる機会を頂いてますが、去年の学生さんではじめはテーマを『建築でLGBTを解決する』としていた人がいました。あまりに難しすぎて途中で頓挫しました。
非常に扱うのが難しいテーマだと思います。
今後どう展開していくのか楽しみにしております^^
作者からの返信
十三岡繁さま
こんにちは! コメントありがとうございます!
いきなり八年後ですが、本当に飛んじゃったというよりは、「現在」が「八年たったのち」であって、高校生のころなどを回想している、という体を取りたかったんです、はい。すんなりそう読んでいただけるためには、もうちょっと工夫が必要そうですね。
「今、建築を学ぶ学生さんの卒業設計の指導にあたる機会を頂いてますが、去年の学生さんではじめはテーマを『建築でLGBTを解決する』としていた人がいました。あまりに難しすぎて途中で頓挫しました」
これ、面白そうな話です。建築でLGBTを解決というのは、昨今話題になっているトイレ問題のようなことの解決策とかでしょうか? ……すみません。コメント欄で質問しても返事のしようがないですね。またいずれそういうお話も聞けたらと思います。
LGBT問題に大手を振って取り組むほど知見があるわけでもなく、何かを解決しようとする意気込みがあるわけでもありません。自分が「ふつう」とは違うということをこのように悩む人もいるだろうという一例を示せたらなというくらいの気持ちで執筆しています。
第6話への応援コメント
お父さんにとっては嵐?盆と正月が一緒?のようなひと時になりましたね。
ううーん、こうしてそれぞれの想いが明るみに出れば出るほど切ないです。
(でも最後は少しほっこり!)
あと「荒療治は彼女の得意技」と言う点もニヤリとしました!(^O^)
作者からの返信
北川聖夜さま
こんにちは、コメントありがとうございます!
川野の父ちゃんにとって、驚愕につぐ驚愕の一日となりました。川野親子は抱えている闇が深く、今回は、先日の「竹史の訪問」に続き、父ちゃんのほうの闇を一気に切り裂くような展開となりました。
「でも最後は少しほっこり」と言っていただけると、こちらとしても慰められます(*´꒳`*)
『「荒療治は彼女の得意技」と言う点もニヤリとしました』
ふふふ、今後もやりますよ、荒療治(笑)。
第4話への応援コメント
佐藤宇佳子さま、おはようございますっ!
とーっても濃いい回ですね^ ^
裕佳子ちゃん避妊してるて、そうじゃないだろってツッコミ入れつつ、ちょっとクスってきちゃいました。
竹史さんと祐介さん、多分まだ、ぎこちない空気はあったでしょうけど、接点が無かったもの同士が触れて、少しでも溶け合ったようで、良かったです。間違いなく良い傾向ですもんね。川野の料理も良いし、こころの中は複雑だろうけど、裕佳子ちゃんエラい(>_<)
作者からの返信
矢口こんたさま
こんにちはっ! コメントありがとうございます。
はい、濃いいいい回です。そして今後もこういう雰囲気が繰り返されてしまいます。あまり重たくならないようにはしているのですが……。
裕佳子の「避妊」発言にくすっと笑っていただけたの、嬉しいです。はい、もちろん、ここ笑っていただくところです!
祐介と竹史の接点を無理やり作って何とか破綻させずに持っていけたのは、裕佳子の嗅覚が鋭かったからかもしれません。
接点さえできれば、このあと少しずつ前向きに進んでいけるかもしれません。裕佳子、頑張りました。認めてくださってありがとうございます~
第3話への応援コメント
川野君視点であの場面を見ると、改めてセンシティブさが伝わってきますね。
それにしてもこの場におばあちゃんが居てくれて良かった。(^O^)
閃いたのですが、この二つのお話を二話構成に書籍化して、右から読むとイソヒヨドリ、左から読むとハクセキレイが読める、ってしたら面白いのでは…? と厨二的な発想をしてしまいました!(そしたら絶対買います!笑)
ヘンなコメント、失礼しました!汗
作者からの返信
北川聖夜さま
こんにちは! コメントありがとうございます。励みになります!
そうなのです、あの場面を川野竹史にぞっこんの﨑里ちゃん目線で語るのは、もう、すでに、偏りまくりでして(汗)。終盤の﨑里ちゃんの精神、少し変だぞ? がうまく伝わっていれば皆様に警戒してお読みいただけたのでしょうが、何分筆力が……
こういうのって、実世界でも、そうですよね。いろんな人の目線で物事を描写してある事象の真実に近づける、みたいなところがあるんじゃないかと思います。
そういう意味では、二話構成の本って、とっても良いですね(いやいや、書籍化できれば、ですけど)。ただ、問題なのは……三部作にする予定なんです。ひとつめが高校生の﨑里ちゃんと川野および絶交状態の祐介と竹史、ふたつめが大人になった﨑里ちゃんと川野、そしてみっつめが高校生の祐介、竹史、容子、および現在にいたるまでのちょっとしたエピソード、です。
とりあえず、来年いっぱいくらい、この一連のお話が続くかなーと思っていますので、ゆるりとお付き合いいただけると、とても嬉しいです!
第3話への応援コメント
佐藤宇佳子さま、こんにちはーっ!
おー! 怖い、怖い。なんか川野くん視点でみると、綱渡り状態でヒヤヒヤしますねー。
祐介さんはやっぱ、知らなかったんだ。そのまま、ドアをそっ閉じしなくて、とりあえず良かったです(笑)川野くんから見たらある意味、修羅場なのかもで、頑張って(・_・;
作者からの返信
矢口こんたさま
こんにちはっ! コメントありがとうございます~
そうですね、川野は心臓止まりそうなほどびっくりしたんじゃないかと思います(笑)。心配性な彼にとっては、もうどうしたらいいのかわからない、パニック状態だったかと。
祐介、そっ閉じしませんでした。彼も、自分から竹史に会うことはしなかったものの、思うところはあったのかもしれません。
第2話への応援コメント
わー、一気に八年後に進んで更にまた高校時代を振り返る!また新鮮な手法で素敵です!!(^O^)
こう言う現在と過去、未来を行き来するお話って書き手様からすると難しいのだろう、かなりの下準備が必要なのだろうと推察するのですが、さすが佐藤さまのお話は違和感なく入り込めますね!
(…なんか上からみたいなコメントですみません、そんなつもりはないです!^^;
当時の川野君や裕香子ちゃん、お父様お母様の心境も知れると思うと楽しみです!
そして矢野君やお友達も違う角度からまた関わってくるのか!?
続きが楽しみです!!
作者からの返信
北川聖夜さま
こんにちは! コメント、ありがとうございます! いつも励まされています~
矢口こんたさまと北川聖夜さまに「八年後」をご指摘され、ふと思いました。なんで八年後なんだっけ??
ちょこっとだけネタバレになりますが、最終話は九年後、なんです……。
八年後にした経緯を振り返ってみました。どうやら私の頭の中では、八年後の川野が過去を回想しつつ、そこから一年間が過ぎてゆくというつもりだったようです。
でも、そんな高度なことが書けているのか? といまさらながら不安になりました。場合によっては、八年後を九年後に直すかも、です。ご指摘、ありがとうございました!
あの、ぜんぜん上から目線じゃないんで、ばしばし、忌憚ないご意見ご感想いただけると、本当に嬉しいです!
この先、主要メンバーがまた違う角度から描写されたり、その時々の心情を明かしたりします。どうぞお楽しみに!
第2話への応援コメント
佐藤宇佳子さん、こんにちはーっ!
おー!
いきなり高校すっ飛ばして八年後って、一行目でやられてしまいました(・_・;
あのお食事会、裕佳子ちゃんのお父さん、偶然帰省したんじゃなくって、裕佳子ちゃんが呼んだって驚きでした!
竹史さんが居ると伝えた上で呼んだのか、気になります(>_<)
作者からの返信
矢口こんたさま
こんにちはっ! お読みいただき、ありがとうございます。コメントもありがとうございます。とても励みになります。
えへへ、いきなり、高校一年の時から八年経過宣言です。とはいえ、しばらくは高校一年のときの、あの食事会の顛末を川野の目から語ります。
そうなのです、お父さんは偶然帰省したんじゃないのです。忙しい外科医なので、さすがに気が向いたからふら~っと帰省はできないかな、と。
その他もろもろは、次のお話以降で川野が嘆きますので、どうぞお楽しみに!
第29話への応援コメント
とても盛りだくさんの回でしたねー。
川野君のできそこないの死神に始まって、二人の名司会、そして恒例のヨダレの出る料理の数々、更に矢野っちに抱きしめられる川野君。
側から見ていると、幸せ一色なシーンなのですが…どうなるの!?!?
作者からの返信
北川聖夜さま
こんにちは! コメントありがとうございます。
「側から見ていると、幸せ一色なシーンなのですが…どうなるの!?!?」
えへ、明日のアップロード分につながります。川野、喜んだり落ち込んだりガンバッたりと、長くて目まぐるしい一日になります。応援してやってください~ ( `・∀・´)ノ