概要
時子は15年ぶりに訪れた街で、当時の事件や謎に仲間とともに挑む!
イラストレーターの芽森時子は、ある街で行われていた映画イベントの取材に精を出していた。40年たっても衰えぬ人気の特撮映画「スカルマスク」に出会い、その世界観に圧倒されていたのだ。時子がこの街に来たのは実に15年ぶり、最後に来たのは中学生の頃だった。この映画のイベントのわずか半月前に時子はこの町に移り住んでいた。ちょうど親戚のおばさんの家、外交官のおじさんとおばさんのお屋敷があったからだ。子供のころは同い年の子どももいて、夏休みというと必ず遊びに来ていた気がする。が、今でははっきり思い出せない。昔よく来た街だったが15年ぶりに来てみれば新しい建物も増え大きく変化を遂げていた。ショッピングモールやフードコート、さらには小さなテーマパークやビジネスホテルも入った大きなビルもあった。映画イベントを通
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