第28話

こかされたアマネはイツミを睨みあげている。



その目は背筋が冷たくなるほど鋭くて、あたしは思わず唾を飲み込んでいた。



いままのアマネでは見たことのないような表情だ。



アマネはあたしに絶交を言い渡してから、完全に1人になってしまった。



だからこそ、強くなったのかもしれない。



よく確認してみると、アマネの額の数字はイツミよりも高くなっている。



ずっと1万を切っていたのに、今は10002まで上がっているのだ。



「やればできるんじゃん」



あたしは小さな声で呟き、視線をそらせたのだった。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る