概要
主に尽くすため造られた人形は主の孫に見初められた
少女はたくさん殺してきた。獣、妖、人。命じられるままに殺してきた。
そんな少女に手を差し伸べる人がいた。
「俺の妻になってくれ」
それは、術師の修行中である主の孫だった。
少女は幸せを手にするのか。拒絶するのか。
主に忠実な式神の少女とそんな少女に惚れた術師の青年の物語。
© 2021 Tsuchimikado Hibiku
そんな少女に手を差し伸べる人がいた。
「俺の妻になってくれ」
それは、術師の修行中である主の孫だった。
少女は幸せを手にするのか。拒絶するのか。
主に忠実な式神の少女とそんな少女に惚れた術師の青年の物語。
© 2021 Tsuchimikado Hibiku
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!圧巻 溢れる臨場感
土御門さんの作品は何作か読んでいるのですが、本当に尊敬している作家さんです。
和風ならではの言い回しや世界観、戦闘シーンの疾走感……それらが本当に秀でていて。更新されている4話を拝読した時、『圧巻』その一言がまず浮かびました。
最初の冒頭の一文で、ストーリーに惹き込まれて行きました。情景や心情で長く文を書いてしまう事が多いのですが、土御門さんは洗練された短い1文で迫力や情景、風景を表現していて描写がとてもお上手で……本当にそのまま光景が脳に浮かんできました。この作品も1話から臨場感に溢れておりました。殺伐とした雰囲気。妖が一斉に襲いかかる様子や迎え撃つ登場人物。流れるような動作の表現に1つ…続きを読む