概要
この国は古くから〝白夜の国〟と呼ばれていた。
太陽が沈むことのない国――白夜の国。
しかし、国王の死によって太陽は沈み、〝夜〟が訪れた。
〝夜〟明けを目指して王太子であるジョシュは太陽の女神との契約に、
従妹のリアと乳兄弟のエドは街で開かれる〝夜〟のお祭りに向かう。
はじめての〝夜〟を過ごす幼なじみ三人組の、たった一夜のお話――。
※以前、公開していた作品を大幅改稿して連載中です。
しかし、国王の死によって太陽は沈み、〝夜〟が訪れた。
〝夜〟明けを目指して王太子であるジョシュは太陽の女神との契約に、
従妹のリアと乳兄弟のエドは街で開かれる〝夜〟のお祭りに向かう。
はじめての〝夜〟を過ごす幼なじみ三人組の、たった一夜のお話――。
※以前、公開していた作品を大幅改稿して連載中です。
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おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!明けない夜はあり、いつもの朝が奇跡と気付く
この読後感をどう表現していいのか……。
嬉しい、悲しい、切ない、そんな明確な情動にあてはまらないのに、心が震えます。
本作は、明けない夜を越え、昼を取り戻す。そんなファンタジーです。
事象のスケールだけで言えば、神話や創世の物語とも表現できますが、大きな事件や戦闘や能力の行使などもありません。
年若い、思春期に差し掛かる少年たちと少女の、冒険譚であり日常であり、そして、だれかを一番澄んだ心で思えた時期の恋物語でもありました。
主題として、だれかの犠牲によって成り立つ世界は正しいのか?と疑問を抱き、長きに渡り刻まれた歴史を許容することを是とせず、幼くて純真な想いで希望をつなぐ様を描いて…続きを読む