概要
なんだ……この絶望的な終末感は……
毎終末、劇場を運営する天使のお告げに従って、カラスの無二が物語る。ETタブレットで『銀河』に送信した投稿が『世界』を終わらせることになるとも知らずに……。腹の虫が鳴る朝飯前の連作短編。
◉企画小説『ハーフ&ハーフ』参加作品(主催:関川二尋さん)
https://kakuyomu.jp/works/16816452219618132890
物語の前半部分が『ハーフ&ハーフ』に【お題】として公開され、参加者(読者)はその【続き】をコメント欄に綴ります。
本作では主人公の『無二』が作中で執筆するショートショート(脚本)を『ハーフ&ハーフ』に投稿する形で企画に参加しています。
◉企画小説『ハーフ&ハーフ』参加作品(主催:関川二尋さん)
https://kakuyomu.jp/works/16816452219618132890
物語の前半部分が『ハーフ&ハーフ』に【お題】として公開され、参加者(読者)はその【続き】をコメント欄に綴ります。
本作では主人公の『無二』が作中で執筆するショートショート(脚本)を『ハーフ&ハーフ』に投稿する形で企画に参加しています。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!クセになる終末感☆
毎週末に出される「お題」に対し、その応えを皆で持ち寄る参加型企画『ハーフ&ハーフ』(企画主:関川二尋)の参加作品です。
出されたお題の後に、作中の主人公が呟く「なんだ……この絶望的な終末感は……」というフレーズは、約二か月に渡って続いてきた企画の中でも一番のキラーワードだったと思います。ついつい読み手まで口走りたくなるほどに。
自然と科学と空想をバランス良く駆使して紡ぎ出される切り返しには、サブテーマの恋愛要素ばかりでなく、飯テロまで含まれているのが本作の特徴とも言えるでしょう。飯テロとはいえ、そのイメージにジャンキーな要素は皆無。和の心満載の品々が登場します。タイトルの『朝飯前』にもあ…続きを読む