ノスタルジックな郷愁を感じて、スタイリッシュに今もときめくもの。そんな存在を追い掛ける、青春真っ直中な物語。立体的な文章で組み立てられるスピーディーな描写は圧巻の一言。といっても決してハードすぎるストーリーではない。魅力的な女の子たちが多数登場して緩急を見事に保ち、決して肩が凝ることはない。でも、主人公が追い掛けたいのはただ一人。捕まえたいのはただ一人。ノスタルジックな郷愁を感じて、スタイリッシュに今もときめく者。さあ、逃げるなら逃げろ。それでも俺は捕まえに行く。俺はおまえが好きだから。
最初は特殊なルールを盛り込んだ、アクション小説の様に話が始まるが、途中、萌えの要素を含んだ会話にホッコリさせられます。それでも、一度、フィールドに出れば、それぞれのキャラが生き生きと動き回り、アクション性をしっかりと意識しながら描写されていて、でも、やっぱり最後はホッコリさせてもらえる。甘辛ミックスな作品に感じます。
ケイドロを通して、主人公とその周りの人たちとの関係、心情が濃密に描かれています。ホント、純粋な青春小説といってもいいぐらいに。それでいて、様々なギミックを取り入れた斬新なケイドロは、手に汗握る描写が続いて面白いです。作中のほかにも、いろんな戦略が立てられそうだなぁ、とワクワクしてきます。よければぜひ、一読を!!
読みやすく、ケイドロで繋がる人間模様が良いと思います
夢のあるケイドロ、たのしー!青春って感じで、おもろい!
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