ノスタルジックな郷愁を感じて、スタイリッシュに今もときめくもの。
そんな存在を追い掛ける、青春真っ直中な物語。
立体的な文章で組み立てられるスピーディーな描写は圧巻の一言。
といっても決してハードすぎるストーリーではない。
魅力的な女の子たちが多数登場して緩急を見事に保ち、決して肩が凝ることはない。
でも、主人公が追い掛けたいのはただ一人。
捕まえたいのはただ一人。
ノスタルジックな郷愁を感じて、スタイリッシュに今もときめく者。
さあ、逃げるなら逃げろ。それでも俺は捕まえに行く。
俺はおまえが好きだから。