概要
「この期間は何をしていたんですか?」
23歳の吉(きち)は大学を卒業して1年目。定職に就かず短期バイトを繰り返していたので履歴書は大学卒業以降真っ白である。そんな吉が次に務めるのは2カ月間の県庁の臨時職員。慣れない事務仕事や思った以上の力仕事、それに加えて横行する臨時職員差別やセクハラ、パワハラに苦戦する。仕事の意味とは、人間関係とは、生きるとは、彼女が悩み成長するこの2カ月もきっと履歴書には書かれることはない。
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