第7話
昼食後の13時。
「手があいてる者から順に面談をします。
営業課、樋口課長から順に会議室へ来て
ください。」
佐久間部長が言った。
何が始まるんだろう?
営業課のメンバーが順番に呼ばれていく。
私は同期の田中君が出てきた所を捕まえた。
「面談って、何? どんな事、話すの?」
私が聞くと、田中くんはざっくりと教えてくれる。
「現在の仕事の進捗状況かな。
どこに営業をかけてて、契約に至る見通し
とか、問題点とか。」
「部長、怖い?」
「淡々としてて、感情が見えないから、それが
かえって怖いかも。
全部の面談が終わってから、いろんな指摘が
あるのかもしれない。」
「そっかぁ。」
「ま、瀬名もがんばれ!
骨は俺が拾ってやるよ。」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます