概要
神様の存在は信じているが、人間に興味が無いのも実は知っている
女子高生の月野姫星(つきのきら)が行方不明になった姉を探して北関東地方の村を訪ねる。
大学生の姉は卒業論文作成の為に北関東の村に取材に行った。それから姉の身辺に異変が起きる様になり、遂には失踪してしまう。
姉の婚約者・宝来雅史(ほうらい・まさし)と共に姫星が村に捜索に出かける。そこで、村の神社に押し入った泥棒が怪死した事を知る。
姉が訪ね歩いた足跡を辿りながら、村で次々と起こる異変の遭遇するホラーミステリーです。
大学生の姉は卒業論文作成の為に北関東の村に取材に行った。それから姉の身辺に異変が起きる様になり、遂には失踪してしまう。
姉の婚約者・宝来雅史(ほうらい・まさし)と共に姫星が村に捜索に出かける。そこで、村の神社に押し入った泥棒が怪死した事を知る。
姉が訪ね歩いた足跡を辿りながら、村で次々と起こる異変の遭遇するホラーミステリーです。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!まるで郷土資料から亡霊が浮かんでくるような和製ホラー
作品タイトルは、なんだかふわふわの少女漫画っぽいですが、その実態は地に足の着いたホラーです。主人公が民俗学の研究者なので、地方の伝承を実地研究のように紐解いていくことで、物語が進んでいきます。
なんてちょっと知的好奇心を満たすための物語かと思いがちですが、主人公の行動動機は、失踪した婚約者を探すことなので、ちょっとした緊張感も漂い続けています。
どうやら婚約者が失踪した原因には、とある地方の呪いらしきものが関与しているみたいです。なので主人公は、民俗学の研究者としての力量を活用して、少しずつ謎を解いていくことになります。
作品として優れているところですが、構成ですね。適切なタイ…続きを読む