気がつくとそこにいた
「倉雲くんに読んでほしいweb小説を見つけたんだけど……」
ある日の学校の昼休み、椎葉流紀は隣の席に座るクラスメイトに、スマホを取り出しながら、こう話しかけた。
すると、倉雲奈央が「いいんちょ、それ何回目だよ!」と呆れながらツッコミを入れる。
それに対して、流紀はスマホの画面を隣の席のクラスメイトに見せつけた。
「本日紹介するのは、気がつくとそこにいた。田布施 月雄さんの作品です」
https://kakuyomu.jp/works/1177354054891490617
ひねくれご子息様と腹黒お嬢様
その画面の真下に表示されたキャッチコピーを見た倉雲奈央は、苦笑いした。
「いいんちょ、今回は分かりやすいな」
「そう。資産家令嬢の心美ちゃんとは違うタイプのお嬢様が登場するお話です。ただし、この作品のジャンルはラブコメじゃなくて、異世界ファンタジー!」
「異世界ファンタジーだと! 珍しいな。いつも学園ラブコメ読んでるいいんちょが、そんなジャンルの話を読むなんて……」
意外な言葉に倉雲奈央は驚きを隠せなかった。
「偶には、他のジャンルの話を読んでみようと思ってね。魔王討伐を目的に集められたヒロインたちとの関係を深めるラブコメらしさと術式を多用してピンチを切り抜けるファンタジーらしさを共存させたストーリー展開が見どころです。完結済み全8話の中編小説でございます」
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