概要
哲学研究者が描く、「哲学×日常の謎」ミステリー!
※書籍版試し読みを期間限定にて実施中です。
●あらすじ
東雲理子(しののめ・りこ)は、城京(じょうきょう)大学大学院に進学。専攻は哲学。修士課程での研究テーマについて図書館で悩んでいるとき、返却したはずの哲学辞典が何度も自分の机に戻ってきてしまうという謎が起こる。
「哲学に興味がおありですか?」
そのときに話しかけてきたのは、どこかミステリアスな雰囲気の銀縁メガネの男。後に判明するのは、この男性が理子の新しい指導教員、大道寺哲(だいどうじ・てつ)だということだった。
理子は大道寺の助けを借りながら、日常の謎に挑んでいく。
ある日を境に姿を見せなくなった喫茶店の常連さん、何度待ち合わせをしてもどうしても会えない友、理子の研究室に代々伝わる謎の決まりごと……。
平凡な毎日の、一見なん
●あらすじ
東雲理子(しののめ・りこ)は、城京(じょうきょう)大学大学院に進学。専攻は哲学。修士課程での研究テーマについて図書館で悩んでいるとき、返却したはずの哲学辞典が何度も自分の机に戻ってきてしまうという謎が起こる。
「哲学に興味がおありですか?」
そのときに話しかけてきたのは、どこかミステリアスな雰囲気の銀縁メガネの男。後に判明するのは、この男性が理子の新しい指導教員、大道寺哲(だいどうじ・てつ)だということだった。
理子は大道寺の助けを借りながら、日常の謎に挑んでいく。
ある日を境に姿を見せなくなった喫茶店の常連さん、何度待ち合わせをしてもどうしても会えない友、理子の研究室に代々伝わる謎の決まりごと……。
平凡な毎日の、一見なん
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!紙の本で読めるのを、ずっと待っていました!
私はこの作品が大好きです。
作者である草野さんの強靭なる哲学の知識とミステリへの深い造詣が気品のある文章の中に閉じ込められており、読者である私たちに静謐な興奮を与えてくれます。
本作がどんな作品であるかは、作品情報欄にある「あらすじ」の通りですのでここでは割愛させていただきます。
また書籍版ではWEB版にはなかったエピソードが書き下ろしで追加されているようです。その新規エピソードからは主人公・理子さんのキャラクターや、物語の大きな縦軸が見えてきて、WEB版からの読者としても書籍版を読む楽しみが増えました。
初めて『哲学研究室の午後』(本作の旧題)を読んだ時の感動を、今でもはっきりと覚えてい…続きを読む