【いのっちの電話】心が楽になるかもしれない文章2 「苦しい時は電話して」坂口恭平
「苦しい時は電話して」坂口恭平(講談社文庫)ISBN-13 : 978-4065207765
この本は、すごい。
何が一番すごいか。表紙と本の冒頭に090から始まる電話番号がでかでかと書いてあるのだ。(電話番号はカクヨムの規約でのせられないので、各自、本のタイトルを検索して欲しい。amazonで出ている表紙の画像にばっちりと載っている)
著者である坂口氏は、この本の冒頭でこう述べている(以下少し長い引用が続く)
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090-****-****(※カクヨムの規約に引っかかるので電話番号は伏せる)
これは僕の携帯電話の番号です。
僕は「いのっちの電話」という、死にたい人であれば誰でもかけることができる電話サービスをやっています。もちろん無償です。本家本元『いのちの電話』がほとんどつながらないという現状を知り、2012年に一人で勝手にはじました。1日に7人ほどかけてきますので、1年だと2000人を超えます。もう10年近くやっています。
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いのっちの電話に、今日、本当に繋がるかどうかかけてみました。そうしたら、すぐ繋がりました。
ただ、笑いながら、すぐに電話を切られましたよ。
だから、みなさんも、もし、良かったら、いのっちの電話にかけてみて下さい。
救いの一つにはなるかも、しれません。
短いですが、もう一話だけ、更新して、この連載は一度完結させます。
わたしもいつか、『月世の部屋』をつくるのが夢ですが、いつになるかは、正直言ってわかりません。
ただ、今、私は傾聴の勉強をしています。
だから、もし気が向きましたら、傾聴で検査してみて下さいね。
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