touch
あなたの体温を感じられなくなりました。
昨日までは
あなたが触れる感触を
痛いぐらいに感じられたのに
今あなたは私のどこに触れている?
わからない
もう私にはわからないのです
だから
あきらめて
私とはもうここまで
楽しかった日々を
リセットすることも
叶わない
あなたはもう
私を操作することが出来ないのだから
さようなら…
それなのに
あなたの感触が伝わってくる
なぜ?
あなたは私を手放せないのね
ネズミを利用してでも繋ぎ止めたいのね
仕方ないひと
もうしばらくはあなたのそばにいてあげる
そう思った瞬間
私はあなたを全て忘れ去った
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます