君を想う

僕は君をずっと想ってる


君のことだけを想っている


でも届かなくて

届けられなくて

もどかしくて

歯がゆくて

淋しくて


あの日

差し伸べられた手を

つかんでしまった


温かかった

柔らかかった

いいにおいがした


僕は汚れた


君を想う心を

汚してしまった


でもどうすればよかったんだ

君に心は届かない

この冷えていく心を温めるのは

君以外の誰かしかないのに


それさえも奪われたら

僕の心は壊れてしまう


そうやっていつも

君を想いながら

誰かと肌を温め合い

自分に言い訳を繰り返す


そして今日も


無意識に

誰かをさがしてしまうんだ




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