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目次
これで終わり
君の首を絞（し）めたとき
温かくて柔らかなその感触に
僕はゾクゾクしたんだ
手を緩（ゆる）めると
君はヨダレを垂（た）らして咳き込み
苦しそうに僕を見上げる
それを見て僕は
さらにゾクゾクと
不思議な快感に包まれるんだ
僕はその感触にとりつかれ
何度も何度も
同じ事を君に繰り返す
もうお互いに慣れてきて
当たり前のように
習慣のようにさえ
なってきてたよね
君はヨダレを垂らしたまま
咳き込むことはしなかった
僕を見上げてもくれなかった
ねえ
息を吸って
咳き込んで
僕を見上げて？
その半開きになった瞳は
何を見ているの？
これで終わり？
君も僕も
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