嫌いだけど好き

君の聴く音楽が嫌い

ジャガジャガとうるさいだけで

耳障り


君が話すその声が嫌い

大きな声で

『ねえ、ねえ、』

って言わないで


君が動くその仕草が嫌い

もう少しおしとやかにできないかな?


でも暗がりで動く君は

どうしてそんなに魅力的なの?

女豹のように妖艶でしなやかに

大胆に僕に絡み付く


こんなに嫌いなのに

すごく好きなんだ


君は僕にとって

麻薬のような存在なのかもしれない

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