心燃ゆ

不味まずい!」

君が吐き出した飴玉あめだまが転がる


僕はその飴玉を見つめる

今すぐ拾って僕の口に入れたいよ

僕が最後までちゃんとめてあげるから


僕は捨てないよ

どんなに不味まずくても

君の代わりにちゃんと最後まで

舐めきってあげる


僕は君の全てを受け止めたいんだ

どんな君も好きだし

君のためならどんなことでもしてあげたい


だから

どんなことでも僕に言っていいんだよ

むしろ無茶なことほど言ってほしいんだ


その方が

僕の心は燃え上がるからね

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