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目次
我が恋の模様
紬季 渉
揚羽
ねぇ揚羽
ボクは君に蜜をあげる
君は気まぐれにやって来ては
ボクを惑わす
ボクはただ君を待つ
甘い香りを放ちながら
ただ君を待っている
ボクは君だけに蜜をあげたいんだ
それは許されないことだけれど
もしも神様が赦してくださるのならば
君だけに蜜を
愛を与え続けたい
ボクだけを見てくれないか
いつもボクのことだけを考えてくれないか
ボクだけの虜になってほしい
あぁ、美しい揚羽
君との時間ももう終わるけれど
ボクは幸せだったよ
君もそうなら最高なんだけど
ボクらは言葉(本心)を語れない
君に伝えられない
もどかしいこの愛を
ボクは
君に届けることができただろうか
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