必要なの
あなたのことを愛してる
冷たさの中に時おり見せる優しさが
私にはたまらなく愛しくて
あなたなしでは生きていけないと思ってしまう
でも
彼のことも好きなの
子犬のようにかわいくて
私の回りでピョンピョン跳ねて
くるくるとよく変わる表情で
私を魅了する
綱渡りのようなあなたの愛に疲れたとき
彼のかわいらしさが私を癒す
どちらかになんて決められない
だって
かわいいだけでは満たされないし
冷たくされたら淋しいの
二人が一人だったら良かったのに
そうすればこんなに悩むこともなかったのに
だから仕方ない
私が二人から離れられないのは
どうしようもないことなの
だから
だから
わかってね
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