色
今日は瑠璃色の雨が降ったよ
君の世界には色がないけれど
僕の世界はとても綺麗だ
あちらにもこちらにも
きらきらと輝く色
色・色…
君にも見せてあげたいけど
それは無理だね
君に伝えたいけど
君に伝える言葉が見つからない
だから僕は
君に色の話はしないよ
中途半端に色を知って
君が色についてもっと知りたいと熱望しても
君に色という概念がないのに
どうしてこの素晴らしさを
伝えることができるだろう?
だから君には教えない
この素晴らしい世界の彩りを
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます