落選時の心境とメンタルのケア

管理人は今まで長編を10作品以上書いている。

使い回しをしているので、選考落選回数はそれ以上ということになる。

数えたことはないが、通算で20回くらいだろうか。


いつでも落選はがっかりするものだ。

受賞を確信して出したものが一次落ちとか、何度もある。


投稿を始めたばかりの頃は、結果発表画面に向かって、

「なんでだー」「ありえねー」とか思わず口に出してしまうほどだった。




一次落ち原稿だろうと、本人は受賞するつもりで出しているのだ。

原稿を読む側からすれば、信じがたいことかもしれないだろうが。

だから、そういうリアクションになる。


これは自分だけではないはず。

結果発表前までは2ちゃんねるの新人賞関連スレッドに勢い良く書き込んでいたのに、落選したと同時に沈黙する、くらいは当たり前だ。

何日も落ち込む人だっているだろう。

本気の作品ほどダメージが大きい。


後日送られてくる選評を見るのも怖くなる。

他人が見れば、「そんなん落ちるの当たり前やん」なのだが。




別の見方をすれば、それぐらい書き手と読み手との間の認識のギャップが大きいということだ。

また大きいのが普通だろう。




とはいえ、あまりショックを受けると次に響くので、メンタルのケアをする必要がある。

落選のことはなるべく考えないようにする、というのが基本だが、もっと効果的な方法がある。


一番有効なのは、選考の発表前に新しい作品を書き上げて投稿する、というものだ。


4月の電撃大賞に出したら、すぐさま次回公募に向けて書き始める。

5月のGA文庫や6月のMF文庫あたりが目標になる。

1次選考の発表まで、たいてい2~3ヶ月あるので、もう一作くらい書き上がるだろう。


こうすれば、前の公募が落選でも、まだ次はある、と思える。

立ち直りは断然早い。


うまくするとダブル受賞という可能性まである。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る