風のハヌマーンの感想

40代なので、80年代から90年代の古いラノベの感想でもピックアップしていこうと思う。


最近は、「風のハヌマーン」という1994年発売のラノベを読んだ。

出版はファンタジア文庫。

ネットで高評価レビューを見たので、期待しながら読んだら予想以上だった。


感想はと言うと、かなり楽しめた。

ガンダム、ラピュタ、ザブングル、銀英伝などの要素がつまった内容で、80年代から90年代のテイストがとても懐かしく思えた。


そのせいか、昨今のラノベよりも面白かった。

もし続編がでて、アニメ化されてたら、一時代を築いていたのではなかろうか。


それはいいのだが、なんとこの作品は1巻だけしか出ていない。

続きが気になる謎や伏線がいくつも残っている。

要は、風のハヌマーンは途中で終わっているのだ。


にもかかわらず、ファンタジア大賞を受賞している。

いかに規格外かが分かるというものだ。


自分が書きたかったラノベって、こういう作品じゃないのか、とさえ思った。

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