一年に長編を何作品を書くべきか

作家志望者は、一年に長編を何作書くべきか?

執筆のスピードについても、作家志望者にとっては関心のある話題だ。


速筆者の中には、10万文字前後の長編を、毎月1作品以上のペースで書いてしまう人もいる。

遅い人は、1年に1作以下という人も多いだろう。


プロのラノベ作家の場合、多くは速筆である。

人気作家になるほど、筆が早かったりする。


本気でデビューを目指すなら、速筆スキルが欠かせないと思う。

ならば、アマチュアのうちに、速筆スキルを磨くべきではないか。




実は管理人レベルでも、内容にこだわらなければ、月に一作くらいのペースで長編を書けなくもない。

実際にそれぐらいのペースで書いたことはある。

しかしそれだとかなり妥協したものになってしまう。

一次落ちを量産するだけだ。



一作ごとにクオリティを上げつつ、長編を書いていくには、一作につき3ヶ月くらいは、どうしてもかかる。


例えば、企画を立てる時。

前作の反省点を見つけ、次の作品の課題を洗い直す。

マーケティング観点や、新人賞のレーベルカラーに合っているか、などといった観点からも、企画を見直す。


そして、設定やキャラ、プロットを作成しなくてはならない。


と言ったことをしていると、本文の前段階で1か月はかかる。

そして本文に一か月かかり、推敲にも1か月。


結果的に、真面目に取り組んでも、3ヶ月に一作くらいのペースになりがちだ。

結論的には、1年で4作品前後が目安か。


一日中集中して書けば、その半分ぐらいで行けるかもしれない。

でも、他のことも色々やっていたりするので、なかなかそうはいかないというのが実情だ。

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