プロットなしで書くべきか、ブロットありで書くべきか

小説の創作法に関する話題。

「プロットなしで書くべきか、ブロットありで書くべきか」という選択が、作家志望者の間で見られる。


どちらが正解か?

結論的には、人それぞれではないかと思う。


一般文芸の作家では、内田康夫、大沢在昌などはプロットなしで書くらしい。

他にも、ノンプロット派の人気作家は何人もいるようだ。


管理人は、浅見光彦シリーズのファンである。

あれをプロットなしで書く、というのは驚異的だと思うが、本当にそうかも、と思ったりもする。



でも、初心者は真似しないほうがいいかもしれない。


イラストに例えてみると、ノンプロットでの創作は、下絵なしで、いきなりペン入れするようなものではないか。

熟練者なら、いきなりペン入れしても、それなりの絵を描いてしまう。


でも、素人がそんなことをする意味もないし、必要もないだろう。



ノンプロット派の中には、頭の中に全部の内容が浮かんでいる、というプロもいるらしい。

また、ノンプロットといっても、オープニング、中間、エンディングなどの主要なポイントは抑えていたりするそうだ。

つまりバーチャルなプロットや、大まかなプロットは存在するというわけだ。



ラノベの場合は、プロットを作ってから書く、というのがセオリーのようだ。

というのは、プロになってからは、作品を書く前に企画書を編集者に提出したり、プロットを提出したりする過程があるようなので。




個人的にはプロットは細かく作るようにしている。

そのほうが、結果的に早く書けることに気づいた。


プロットなしだと、途中で書き直しの手間が発生する。

延々と手直しを続けて、いつまでも完成しない、ということは避けねば。

年齢的にも、ある程度は効率的に時間配分を考えないといけない。

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