日本語さえ書けていれば、ラノベの一次は通る、という都市伝説

ノベルゼロと第三回カクヨムコンテストが絶賛開催中である。

作家志望者にはチャンスだ。

その状況で、管理人は何をしているか。


投稿用の2作品を並行して書いている。

しかしながら、まだプロットの段階である。





それはそうと、本題について。

「日本語さえ書けていれば、ラノベ新人賞の一次選考は通る」、と言う都市伝説が有名である。

相当古くからある都市伝説のようだが、いまだに2chなどで見かける。


ネットでは、ラノベの「文章力」が、悪い意味で話題になったりする。

ラノベをあまり読んだことのない一般人が、そんな都市伝説を信じてしまうのも無理はない。




かくいう管理人も、ラノベ新人賞に投稿する前は、恥ずかしながらこの都市伝説を信じていた。


実際に投稿を始めて、一次落ちを繰り返して、ラノベの公募が高い壁だということをやっと理解した次第である。


ネット情報に漬かっていると、変なバイアスばかり醸成される、ということが、身にしみて理解できた一件であった。





実際は、ちゃんとした日本語が書けいても、ラノベの一次選考は普通に落ちる。

受賞経験のあるプロだって一次で落ちることもあるようだ。


ネット応募のなかったラノベ黎明期でさえ、同じ状況だったはずだ。

投稿作は、インク、紙、切手、封筒といった手間やコストをかけて応募するのだから、その人にとって自信作にきまっている。


何百もの自信作が集まるのだから、そつなく書けていたとしても、一次落ちするのが普通である。




この都市伝説が嘘か本当か確かめる簡単な方法あある。

web小説サイトで10万文字以上の完結作品を実際に見てみればいい。


ほとんどの作品は、そこらへんのブログやこのエッセイなんかより、しっかりした文章で、そつなく書かれている。


その完結作品の中から、ランダムに10本選んで、これは、と思うものを2作品ほど選んでみるといい。

5本の中から1本でもいい。


実際に試したことがあるが、一次選考の難しさが分かった。

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