小説を書くのをやめようかと思う時

ラノベを書き始めて3年以上になる。

自分では、かなり真剣に取り組んでいるつもりだ。


でも、これまでに何度となく、小説を書くのをやめようかと思うことがあった。


「このまま新人賞に挑戦しても、結果が出るのだろうか」

「もっと楽しいことをした方がいいんじゃないか」

「イラストとかプログラミングとか、もっと別の分野に挑戦した方が建設的なんじゃないか」

などなど。


そういう思いが波のように絶え間なくやってくる。




にもかかわらず、やめないのはなぜか。


「でもやるしかないんだよなぁ」とか思いながら、再び書き始めるからである。

心の中のもやもやを解決できる方法が、なかなか他に見つからない。


ちなみに、もやもやの正体は、「自分の中にはこんなすごい冒険やロマンがあるんだ、まだそれを表に出してないだけなんだ、それを世界に向けて発表するのが自分の責務なんだ」といった妄執のような気がする。




それでも、場合によっては、モチベーションが大幅にダウンすることもある。

でも、たいていは一週間もたたないうちに、あっさりモチベーションが復活してしまう。


よく出来たアニメやドラマなどを見ていると、「ああ、自分もこんなふうに書けたらなあ。そうだ、ならば書けばいいじゃないか」という強い思いに駆られてしまうためだ。




・・・などと書いているうちに、ひょっとして自分の精神年齢ってかなり低いのかな、と疑問に思ってしまった。

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