スペオペの復活はあるか

スペオペは昔と比べたら、最近あまり見かけないような気がする。

スペオペを懐かしむ声をよくネットで見かける。


スペオペというのはスペースオペラの略である。

定義はさまざまだが、管理人の中では、スペオペといえば、宇宙を舞台にしたB級アクションのこと。


スペオペにはシリアスもコメディもある。


SFと混同されがちだが、スペオペには科学考証は特に必要とされないところが、SFとは異なる。


スペオペにおいて、ヒロイックな行動は、物理法則に優先する。




ともかく、90年代以前は、アニメを中心にスペオペがたくさんあったが、今は少なめだ。


ラノベになると、さらに少ないような気がする。


昔はラノベ(という用語は比較的新しいので、若者向けエンタメ小説というべきか)でも、スペオペは「銀英伝」とか「無責任艦長タイラー」とか「ダーティペア」とか、人気作はあったのだが。



30代以降くらいだと、最近のスペオペの少なさに、もどかしさを感じている人も多いはずだ。

管理人も、銀英伝を3回繰り返して読んだくらいスペオペが好みだ。

なぜ流行らないんだろうと、いつも疑問に思っている。



セカイ系の流行のせいだろうか。

それとも古い印象があるからだろうか。

学問やテクノロジーが発達したせいで、宇宙に夢を感じなくなったからだろうか。


色々考えてみたが、目新しさがなくて売りにくい、というのがその理由かもしれない、と思った。


でも、最近、こういう記事を見つけた。

リンクはれないので、ぐぐってください。


「アメリカのSF文学界で、「スペースオペラ」が大流行──その魅力と人気の理由に迫った|WIRED.jp」


ひょっとしたら、日本でも変化があるかもしれない。


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