受賞連絡待ちの心境

前回は、「落選時の心境」について書いたが、今回は受賞連絡待ちの発表待ちの心境について。


受賞が決まると、結果発表前に、ラノベレーベルの編集部から電話やメールで知らせてくれるらしい。

公式発表の何週間も前に連絡が来ることもあるという。


またレーベルによっては、最終選考まで進めば編集部の担当者が付くらしく、やはりその趣旨の連絡があるという。


2chなどの公募板をみていると、「電話こねー」とよくかいてあるが、あの電話のことだ。




管理人も、編集部からの電話待ち状態になったことは何度かある。

いくつかのレーベルでは、三次選考までに進むと、最終選考の結果と同時発表の所が多いので、そうなる。


受賞の電話待ちは、最初はかなり期待と緊張がある。

営業や勧誘の電話だったりすると、ガッカリ感が半端ない。


そして、最終選考の結果発表の日が近づくにつれ、やきもき感や狼狽が高まる。

だいたい、発表の1週間くらい前には、編集部からの受賞連絡が終わるという。

それまでに電話やメールが来なければ、三次落ちか最終落ち、ということだ。


でも、最後の最後まで、期待(というか願望)を持って、連絡を待つ。

そして、発表の日。

落選は分かっているが、それでも、まさかを信じて、結果発表画面を見てしまう。




これが今までに3回あった。

でも2回目くらいからは、さほど興奮はしなくなった。

本当にあの作品は自分が納得できる作品だったのだろうか? などと自問してしまう。

だったらもっと納得できるものを出せということになるが。


ともあれ選考の発表くらい、ワクワクできることもない。

それがあるからモチベーションが続くとも言える。

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