6-2

1秒という「間」、1分という「間」、そして1時間という「間」……。その「間」に人は何を想うだろうか。時の流れはいつしか時間という、時と時の「間」というような概念と、時計という計測装置により客観的、定量的に把握できるものとなった。以来、人は時間の虜囚である。時を感じるというよりは、時計が測る定量的な情報を意識するよりほかない、という仕方で僕たちは生きている。


ただ、時間とは不思議なものだ。秒針が目まぐるしく回っていると感じることもあれば、時を刻む秒針の音がとてもゆっくり、いや時が止まっていると錯覚するような状況にもめぐり合ったりする。時の流れを僕たちは、自身が生きている、というその人生そのものとして受け止めているようにも思える。


「大切なものを失って、そして大事なものに気付いていくんじゃないのか、俺たちは」


いつか高地がそう言っていた。僕たちは過去の経験を未来に生かすために、現在なすべきことを考えることができる。それはごく当たり前のことかもしれない。人が成熟する、というのはそのような仕方で成長することのようにも思える。しかし、この当たり前のことを実践して行くのは思いのほか難しい。生きていくという事が苦しみの連続である、と言うのならば、この成熟過程の中での“あがき”こそが、生きていくことの辛さなのではないだろうか。


「俺はそれでも生きていく。あがいて、もがいて前に進んでいく」


僕は、今日も部屋のカーテンを開けた。朝日がまぶしい。秋の空はきれいだ。窓を開け、ソファーに腰かける。コーヒーを口に運び、一口飲んで、息をゆっくり吐き出す。


過去の時間は僕たちの振る舞いや思考を規定してしまう側面がある。でもその一方で、僕たちは今の選択を選び取る自由がある。過去に縛られ惰性で生きるか、あらためてその存在を問い直すか。実存への配慮……少なくとも生きるというのは自分の意志なのだ。


ただ、生きるという意志を貫くのは大変なことだと思う。暗いくらい夜の向こうに、そう、向こうに何かあるって信じなければ、やはり前に進めないのが人間なのだ。生きていればきっと何か、明るい未来があると、明確な根拠もなく信じることが本当にできるだろうか。


僕が見ている世界は常に現在だけど、そこにはちょっとの過去と、現在の様相からの未来を推測している。今見ている世界がどうなるのかな、と考えているとき、僕は現在しか見てないのだけど、やはり未来を想う。


過去、過去、過去…。という記憶がなめらかに消えてゆくから、今という意味を作る。僕はじっと「今」の意味を考えている。


「そろそろいかないと」


僕は窓を閉め、カーテンをもう一度閉める。コーヒーカップを台所の流しに置き、玄関に向かう。いつものように靴を履き、外に出て、扉を閉め、最後に鍵をかける。


「はあ、なんだか緊張するなぁ」


通勤時間帯を過ぎた品川の街は、人通りも少なく静かだ。もう、紅葉も終わり、アスファルトには枯葉が時折風に舞っている。品川駅の改札付近につくと僕は腕時計を見た。


「まだ10分前か。少し早かったかな」


僕はとても緊張していた。仕事ではいつも一緒にいたはずなのに。心臓が高鳴り、こうしてじっとしていると、自分の心音が外に漏れだしてしまいそうなくらい、大きな音を立てているような気がした。その時、背後から指でつつかれるような感覚を覚え、僕は振り返った。


そこには真っ白なダッフルコートに赤いマフラーを首に巻いたティエラが立っていた。


「ティエラ?どうしたのその服」

「へん、かな?」


僕は意外なティエラの登場にかなり驚いていたけど、とてもよく似合っていると思った。


「ああ、いやいや、とても似合っているよ。それにポニーテールも似合ってる」


ティエラの長い髪は後ろで一つに束ねられていた。


「良かった。ルナ子にかりたの。正確にはルナ子の妹さんの服」


石上は今日のことを知っているらしい。石上に妹がいたかどうか、そんな話は聞いたことがないけれど、彼女はあれで、わりとおせっかいなんだ。


「優樹?どうしたの?」

「あ、いや、大丈夫。で、ティエラ、今日はどこに行こうか、いろいろ考えてたんだけど、あのさ……」

「わたし、プラネタリウムに行きたい」

「へ?プラネタリウム、本当に?」

「だめ、かな?」


あらためてどこへ行こうか、と考えたときに、僕はあまり多くの引き出しを持っていない。なにか食事をするのはどうかなと思ったけれど、なにせティエラは食事をするという事がない。自分にも趣味がないことが大きな要因なんだろうけど、こういう時どうしたらよいか正直困る。誘ったはいいけど、いったい何をすれば良いのか情けないことに何も思い浮かばないのだ。


ティエラの好みとか、そういったことを僕は一度も考えたこともなかった。アンドロイドにも趣味や嗜好があって、彼らは自律的に自分の好きな行動スタイルを見つけ、そうしていくことで個性を身に着けていく。こうした振る舞いを可能にさせるのが人工生命リバティーであり、機械に心が宿ると言われる所以でもある。


いろいろ考えたけれど、僕はティエラとは星空を見たいと思った。新宿を車で走っていた時、ティエラは夜景をずっと眺めていたし、たぶんプラネタリウムは気に入ってくれると思った。僕にはそれしか思い浮かばなかったから、ティエラがプラネタリウムに行きたいと言ったとき、とても驚いた。


「いや、実は俺も、いろいろ考えたんだけど、プラネタリウムがいいかなって思って」

「良かった。行こう、プラネタリウム」


ティエラの笑顔をこの時、僕は初めて見た。いつも無表情、どちらかといえば、悲しい目をしている彼女の笑顔はとても新鮮だった。


「そういえば、ティエラは電車に乗るの、はじめてだったよな?」

「うん」


ティエラは乗車用の磁気カードを持っていないから、自動販売機で乗車券を購入する必要がある。


「待ってて。乗車券、買ってくるから」


関東旅客鉄道は現在、東京都が運営している公共交通機関だ。かつては国有鉄道を前身とするJR(Japan Railways)という会社により運営されていたが、東京都の人口減少に伴い、その多くの路線が廃止され、その運営も東京都が管轄することになった。現在、東京都心部を環状に走る環状線と、東西を走る中央線の2路線しかない。都心から南部へ向かう鉄道は私鉄路線の東急東横線があるが、北部へ向かう鉄道は無くなってしまった。


プラネタリウムは品川から環状線で5つ目の駅、渋谷にある。僕は乗車券を買うと、ティエラの待つ、駅の自動改札前まで小走りで向かった。


「この券を、あそこの改札口に入れるんだ。大丈夫か」

「うん、平気」


改札を抜け、階段を上り、僕たちはホームで電車の到着を待った。環状線はその名の通り、東京の中心部を環状に走っている鉄道路線だ。都心の大動脈と言ってもいい。人口が減少したとはいえ、利用客は多く、5分毎に列車がホームに吸い込まれていく。


『間もなく13番線に、環状線、渋谷新宿方面行列車が到着します。危ないですから黄色い線の内側にお下がりになってお待ちください』


僕たちの立つ駅のホームに、アルミニウム合金製の軽量化された鉄道車両が滑り込んでくる。先頭車両がはねのけた空気の壁が、風となって僕たちを包む。ティエラの前髪が風に揺れる。


「すぐ着いちゃうと思うけど、座る?」


車内は空いており、座席はほぼ空席状態だった。


「ううん、大丈夫。わたし景色を見たい」


僕たちは列車の扉が閉まると、扉の窓から、外の景色を眺めた。


「車でもずっと景色を見ているよね」

「うん、景色を見るのが好きなんだ。わたしの知らない土地で、知らない人が、それぞれの生活をしていて。わたしもそんな一人になってみたいって考えたり」


ティエラは、自分はただの機械と言っていた。でも彼女は人間と同じように考え、人間と同じように悩み、そして人間と同じように苦しむこともある。


窓の外はいつもの東京の街だ。ドップラー効果によって変化してく踏切警告音の音程、並走する自動車、雑居ビルや高層マンションがいくつも立ち並ぶ街と、それを縫うように広がる狭い路地。都心の風景が流れていく。


渋谷駅に着くと、僕たちはプラネタリウムのある駅前のビルへ向かった。エレベーターで屋上に上がる。ティエラと初めて会ったころ、新宿のビルでエレベーターを乗ったことを思い出した。新宿のビル、そういえば、なんであそこに盗難されたアンドロイドがいたんだろうかと、僕はふと考えた。


「優樹、上映時間までまだ30分以上もある」


ティエラがエレベーターの中にあるプラネタリウムの大きなポスターを見て言った。今日はとりあえず仕事のことは忘れようと思った。僕はプラネタリウムの上映時間を確認する。


「本当だ。これじゃ少し早いよね。売店でお土産でもみるかい?」


ティエラはうなずいた。


ビルの最上階につくと、プラネタリウムの上映チケットを買い、僕たちは隣接する売店へと向かった。この店には星空ガイドブックとか、星座をモチーフにしたアクセサリーとか、ちょっと珍しい商品があって、僕は眺めているだけで好きだった。守月にお土産でも買ってやろうかと、商品を眺めていると、ティエラが何かをじっと見つめているのに気が付いた。沢山のキーホルダーがかかった陳列棚に釘づけのようだ。


「欲しいの?」


ティエラはうなずくと、一つのキーホルダーを指さした。


「北斗七星?」


ティエラが指差したキーホルダーは金属製の小さな四角いプレートに北斗七星が描かれていた。


「これな」


僕はキーホルダーを一つ手に取ると、レジに向かった。ティエラがなぜキーホルダーを欲しがったのかはよくわからなかったけれど、ティエラから何か欲しがるなんて、始めてのことだったし、僕は何も聞かずに買ってやることにした。


「優樹、もう一つ」


後ろからティエラの声が聞こえて僕は振り返ると、ティエラは全く同じキーホルダーを持っていた。


「え、あ、同じもの?」


同じキーホルダーを二個も買う必要があるのかやや疑問だったが、きっと石上にあげるのかもしれない、僕は単純にそんな風に考えていた。洋服を借りたお礼、それでわりと合理的に説明が付く。僕はレジで会計を済ますと、紙袋に包まれた2つのキーホルダーをティエラに渡した。


「なくすなよ」

「ありがとう、優樹。開けてもいい?」


ティエラはまるで子供のように紙袋を開けると、さっき買ったばかりのキーホルダーを2つ手に乗せて、じっと眺めている。僕は時計を確認した。そろそろ始まる時間だ。


「優樹、はい、これ」


ティエラが、さっき買ったキーホルダーの一つを僕に渡してきた。


「おそろい。優樹、時間だよ」


ティエラはそのままプラネタリウムの入口へ向かって歩き出した。僕はあっけにとられ、一瞬、立ち尽くしてしまった。誰かとおそろい。それは目の前に君がいなくても、いつでも繋がれる何かの表象。


プラネタリウムは相変わらず空いている。良くこれで営業をつづけられるもんだなぁ、と考えていたが、今日は平日だった。平日のこの時間から星を見に来る人の方が珍しいだろう。僕たちはドームスクリーンの真下にある座席に腰かけた。


『大変ながらくお待たせいたしました。本日は、渋谷五島プラネタリウムへお越しいただき、誠にありがとうございます。』


「始まるぞ、そのキーホルダー無くさないようにしまっておきな」

「うん」


『それでは、プラネタリウムの投影を始めるにあたりまして、3点ほどご案内を申し上げます……』


懐かしい。非常出口の案内、地震、火災時の対応、座席からむやみに立ち上がらないという注意、このアナウンス、あのころと全く変わっていない。


僕はドームスクリーンを見上げた。映し出された昼間風景。ゆっくりと西側へ移動する太陽。その移動と共に映し出された空の色が変化していく。


『これから時間を進めていきますと、太陽はゆっくり沈んでいきます。それではさっそく、今日の日の入りの 様子から見ていくことにしましょう』


今日の日の入り。そう僕たちは少しだけ未来を見ている。太陽が完全に沈み、ドームスクリーンは真っ暗になる。天頂より少し北の方の空に、明るい7つの星が浮かび上がる。


「あれが北斗七星だよ」

「キーホルダーの星だね」

「うん」

「優樹、少し怖い」


僕は横にいるティエラを見る


「どうした、気分悪いか?」

「宇宙の果てに一人、一人で落ちていってしまいそうな気がして」


僕は無意識にティエラの手を握っていた。


「ティエラは一人じゃない」


僕たちは時間を「流れる」ように感じている。現在を起点として過去は過ぎ去り、未来は到来する。それは水の流れのメタファーように「未来」-「現在」-「過去」という時間の流れを想起させる。しかし、本当に時は流れるのであろうか。意識的であろうと無意識的であろうと、記憶はそれ自身が遠近法的秩序のなかで情報の取捨選択を行っていると僕は思う。語り継がれるべき有意味な出来事は、その取捨選択と言うスクリーニングの中で残されたものに過ぎないかもしれない。過去の記憶は断片的であり、インパクトのあるもの、ないもの、個人の関心に応じてスクリーニングされ、積み重ねられている。だから過去に何かを求めるのを僕はもうやめようと、この星空を見て思った。


「どうだった?プラネタリウム」

「とてもよかった。星をあんなにたくさん見たのは初めて」


ティエラはとてもうれしそうだった。


「東京の空には、星はあまり見えないからね」


後悔が何一つない人生というのはあり得ない。してきたことにすべて満足している人は、ほんの一握りだろう。過去について、いつ思い出すべきか、いつ忘れるべきか、そんな判断は非常に困難だ。奥深くに刻み込まれた記憶に嘘をつき続けることもまた、とても大切なことなのだと思う。


「優樹、そういえば、さっきふと思ったんだけど、あの新宿のビル、なんであそこに盗難されたアンドロイドがいたんだろう」


ロマンティックな空気を一瞬で破壊したティエラは、確実に空気が読めるような機能は搭載されていない。でも、僕もさっき同じことを考えていた。


「実は、俺も気になっていたんだ。あの時はティエラが階段で転んじまっただろ?だからすぐに整備課に連れて行かないとって思ってさ。今考えれば、あの場所をもう少し調べればよかったな」

「わたしのせいで、ごめんなさい」

「あ、いや大丈夫だよ。それにあの時はまさか、アンドロイドが盗難されているなんて思ってもいなかったわけだしさ。そもそもあの場所は1区の管轄だし」

「あそこ、もう一度調べてみよう」

「え?今から?一応、謹慎中なんだが」


またいつものパターンだ。あと数時間で上司の命令を完遂できるところ、これは破らざるを得ない状況となってしまった。まあ、こればっかりはもう仕方ない。


僕たちは渋谷駅にいったん戻り、列車で新宿へ向かった。新宿駅構内は非常に複雑な構造をしていて、まるで迷路のようだ。日本通信社代々木ビルへは、東京都最大のショッピングモール高崎屋デパートの脇を通過するのが一番分かりやすい。


さっきの和やかな空気はどっかに言ってしまったように僕たちは新宿駅の高架通路を黙々と歩いている。ティエラだけがやや小走りなのは、僕が普通の速度で歩いているからかもしれない。


「ティエラ、大丈夫?歩くの早いかな」

「うん、大丈夫。そのままでいい」


大きな時計塔のような日本通信社代々木ビルにつくと、僕たちはビルに入りエレベーターに乗って展望台を目指した。エレベーターが上昇して行くと、窓の外にみえる町並みがどんどん小さくなっていく。新宿の街だけでなく、ここは東京中心部のほぼ全域が見渡せる。


「あそこ、さっきのプラネタリウム」


ティエラが渋谷方面を指さしている。いくつか立ち並ぶ高層ビルの一つに、先ほどまで僕たちがいたドーム状の建物が見える。


「ああ、そうだね。さっきのプラネタリウムだよ。ここから見ると小さいね」


展望室につくと、ティエラは通路奥にある非常階段の方向に足を向けた。そんなに前の出来事じゃないのに、あれから随分と時間がたったような気がする。


非常階段の扉には鍵がかかっておらず、普通に空いた。僕たちは下に降りていく。特に何も変わった様子はない。ただ階段が延々と下に続いているだけだ。


「何もなさそうだな」


僕はこのまま何もないことを少しだけ願っていた。ところが、30階まで下りてきたところで、ティエラが何かを見つけた。


「優樹、この奥に通路がある」


階段の踊り場の壁。確かにこれは一見すると良く分からないが扉になっている。ここは薄暗いから、普通に階段を下りていたらわからないし、そもそも非常階段なんて、人がしょっちゅう来るような場所ではない。しかしなぜこんなところに扉があるのだろうか。僕は壁のような扉を試しに押してみた。


「簡単に開く」

「優樹、行こう」

「あ、ちょっと待て……」


ティエラは先に既に入ってしまった。その時、僕の携帯通信端末に着信があった。イヤーレシーバーを耳にはめ、応答すると、高地の声がした。


『星崎、無理するな。今日のところは引き返せ。そこは1区の管轄だ』


ティエラが視覚映像を機動捜査課に送信している。ということは今日一日の出来事も、あるいは筒抜けか。


「あ、高地さん。お疲れ様です。ティエラの視覚映像見てますか?以前に盗難アンドロイドを見かけた代々木ビルの非常階段に不審な通路を発見しました」

『わかっている。捜査に関してはこちらで手続きしておくから、まずは引き返せ。その場所は俺らの管轄じゃない』

「高地さん、人のプライベートを盗み見するなんて、趣味わるいすよ」

『お前なぁ。ティエラが視覚映像を送ってきたのは今が初めてだ』


通路は行き止まりになっていたが、そこには扉があった。先ほどの扉とは異なり、こちらは普通のドアだ。扉には「田邉重工ネットワーク管理室」と書かれたプレートが貼ってある。


「なんでこんなところに田邉重工のオフィスがあるんだ」

『おい星崎、そこを開けるな、不法侵入になっちまう。手続しておくから頼むよ、おい』


お願いされても、この行動は基本的にティエラの問題だろう。おそらく扉には鍵がかかっているから、ここであきらめて引き返すはず……。


「ティエラ?」


扉には鍵がかかっていたがティエラは電子キーを簡単に解除して中に入ってしまった。もうどうにでもなってしまえ。


「高地さん、もぬけの殻です」

『お前ら……』


「優樹、あそこにアンドロイド、たぶん起動停止している」


部屋の中には何もなかった。盗難機体と思われるアンドロイドが完全に起動停止して横たわっていることを除けば。

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