【おまけ】

鳴弦について

※自主企画への参加記念で、ちょっと追加してみました。ちょうど書くことを思い出したので、まあオマケということで。


鳴弦めいげんとは

その名の通り、弦を鳴らすこと。

昔から弦音つるねには魔除けの効果があるって信じられていたらしい。

弦音ってのは、弦を離したときの音のことね。

上手い人は弦音もきれい。

あと、高価な弦も弦音がきれい、な気がする。


鳴弦めいげん

平安時代から魔除けの儀式として行われてきた伝統的な儀礼。

四方に向けて、弦音を響かせる。巻藁まきわらがあれば、それに向けて引くし、なければ矢はつがえずに弦音だけ響かせる。

かの『源氏物語』にも出てくるらしいよ。ちゃんと読んだことないけど。


この鳴弦の儀、天皇家で男の子が産まれたときに今でもやってるみたい。

(もしかしたら皇室典範にも書かれてるのかな……?)


そんなガチな儀式だけど、東大の弓術部が毎年五月の文化祭で出し物としてやってて誰でも無料で見られるから、首都圏在住で興味のある人は見に行ってみるといいかも。(2017年の文化祭はちょうど来週末の5/20.21)

ただ、正直言って地味なので、過度な期待は禁物です……。

(衣装は平安時代の装束で、かなり派手です。)

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