弓道小話

OBについて

・良いOB

「金は出すが、口は出さない」

これはOBの中で言われている良いOB像。個人的にもほんとそう思う。

部活は今の人のもの。楽しんでやれば良い。

もし道場の近くに行くことがあれば、高い日本酒でも差し入れする。これくらいの距離感がいい。

リーグ戦で下位に落ちたからって文句言うようなOBなんて無視してしまえばいいのだ。

落ちたくて落ちるようなヤツなんていないんだから。

・アルバイトの紹介

社会人になったOBがアルバイトを捜しに連絡してくることがたまにある。

そういうときは掲示板に貼られて、条件のいいバイトは早い者勝ち。

僕もいくつかやったけど、絵のコンクールの審査手伝いとか、N○KのADとか、神社での御守り売りとか、なかなかユニークなアルバイトが多かった。

せっかくなので神社御守りネタを一つ。

御守りを売るとき、たまに領収証を求められることがあるんだけど、宛名に「上様」とは書けないんだよ。

神様より上はいないから、とのこと。なるほどねー。

・映画と弓道

映画の中でとある女優が弓を引くシーンがあるらしく、その指導を部にお願いされたことがあった。

何週間か練習はしたけど、やっぱり短期間じゃぜんぜんサマにならなくて、結局はめ込み合成を使って顔から下はウチの女子部員の射型を使ったみたい。

だけど、新聞では「○○○○、弓矢キリリ。短期間でここまで上達。本番では一発で命中」、みたいな宣伝記事が書かれてて、芸能界の胡散臭さを改めて実感したよ。

あと、女優さんはメチャクチャ可愛かったけど、メチャクチャ香水臭かった。