弽について

かけとは

右手に身につける道具。だって、弦を素手で持ったら痛いからね。

親指の部分に溝があって、そこに弦をひっかける。

鹿の革でできているらしい。

親指、人差し指、中指の三本だけ入れる三つ弽みつがけと、薬指まで入れる四つ弽よつがけがある。

初心者には三つ弽を推奨される。


かけを買おう

おそらくほとんどの弓道部員が最初に買う道具。これは自分の手の形に合ったものを探して、さらに馴染ませる必要がある。弓と同じくらい大事な道具。

値段も弓と同じくらいの4〜5万円する。もちろんもっと高いものもある。

弓道入門者の最初の金銭的な壁。


かけはデリケート

下弽したがけという薄い布を付け、その上に弽を着ける。汗を吸わせたら良くないからね。

親指の部分に筒状の木が入っていて、そこだけ固い。踏んづけたりして、そこが折れるとアウト。だからみんな気を遣って保管する。

麦茶の容器が弽の大きさとピッタリなので、みんなそれに入れて保管していた。


・付け方

紺色の紐が付いてあって、それを手首に巻いて固定する。

リボンみたいに結んで固定する人もいれば、専用のピンを使って留める人もいる。ピンは弓具店で売ってあって、色んなデザインのものがある。


ん、僕?

「一射絶命」って書かれたピンを使ってたよ。

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