弓道小話

【練習】

日々の練習について

・練習時間

大学生って、一年生の最初の頃はともかくとして、慣れてくると空き時間ができてくるよね。

僕の通ってたところは講義１コマ９０分だったから、講義の空きコマに十分練習できた。（理系で実験系のところは除く。）

２コマあれば３時間だし、昼休みも合わせたら４時間も。

弓道場が大学構内にあったから、みんな頻繁に入り浸ってたなー。

・服装

前述の通り、授業の空きコマに道場に来て、パパッと着替えて練習するから、基本的にみんなジャージで練習してた。（弓道着は、「立練（たちれん）」っていう模擬試合のときか、新入生の勧誘の時期にカッコ付けるときくらい。）

上に着るのは夏はTシャツ、冬はトレーナー。ボタンが付いた服は弦が当たって危ないから禁止されてた。

あと、Tシャツでもトレーナーでも、何故かジャージの中に入れるように決められてた。

……正直ダサい。でも、みんながダサいのでガマンガマン。

・練習量

人によるけど、だいたい１日５０射〜１００射は引いてた。

「なんか今日はメチャクチャ練習したい気分」ってときは泊まって練習できるよう布団も用意されてた。まあ、どっちかというと布団は祝勝会でツブれた人用なんだけど。

しかし、いま思うと、大学生って本当に恵まれた環境だったんだなって思う。

好きなだけ勉強して、好きなだけ練習して。

でも、当時はそれが普通だと思ってた。みんな、そんなものなのかもしれないけど。

もっともっと楽しんでおけばよかったなーって思う。