詩一

お城に暮らす白猫は、やさしいお姫様のことが大好きでした。 自分の気持ちを伝えたくて、手紙を書くことを思いつきます。 猫ががんばるだけのお話です。短い童話です。 カクヨム3周年…

一分と少しで読み切れます。 本当です。 二分以内に読み切れます。 絶対です。 絶対読んでください。

散文。詩。感性を原液のままもぎ取る事にしました。感触を味わう言葉たち。ちょっと踏み外した日常。

毒は毒でも、それはきっと蕩けるような甘い毒。 自主企画の同一タイトルで一本書いてみよう大会！への参加作品です。 https://kakuyomu.jp/user_even…

病室に横たわり、死を待つ老婆と、それを看取る婦人。 老婆は婦人の曾孫だった。 毒を飲み続ける先に、彼女が望む結末は待っているのか。

どうしても一緒にご飯を食べたい餃子短編。

怪獣が上陸中の街並みを、寛太はスクーターでひた走る。 ポケットに捩じ込んだスマホからは「緊急怪獣速報」の不快な警告音が鳴り響く。 彼が危険を冒して、被災地に留まる訳とは──。 …

王立魔法女学園――魔女を育成する教育機関である。 そこで教鞭を振るう魔女、ロゼルタ・ベルベット。 彼女の二つ名は、『毒突(どくづき)』。 その二つ名は、ロゼルタが毒の扱いに長…

世界を救った魔女がいた。 自らの命と引き換えに世界を救った魔女がいた。 どうして魔女は、毒を飲んだのか。 それは、魔女にしかわからない。 きつねのなにかさんの企画参加作品で…

あのひとを追っていた「僕」のひと幕。 小さなころはきっと、お姉さんに手を引かれていたこともあったのだろう。 こういうことって、たぶん色んなところで起こっているんじゃないかな。 …

現代の魔女にさしたる力はない。空も飛べないし命も永くない。 人には見えない魔のものとの戦闘を、雇われて行うだけだ。 娘が魔女にならないことをわたしは喜んだ。やがて訪れる運命を知…

京王線は私を連れてゆく。 あなたのいない、東京の中心へ。

君は露骨に眉を顰めた。好きな子に彼氏が出来た。その事実を知った「僕」が取った行動は、彼女の『彼氏』になるのは諦めて、彼女の『神様』になろうという奇策だった。 　当然、彼女は訝し…

魔女が処刑にあいそうになるお話。魔女狩りである。

襄陽の張粋は戦いに破れ、追討の脅威に身を晒されていた。そんな張粋の前に現れた青年、姚係祖。かれは追手を一掃すると、張粋に手を差し伸べる。二人にとって憎むべき敵の名は、北府の大将軍…

進化か、あるいは神罰か―――― 一定以上の時間、音を聞き続けると死んでしまう世界。 それでもピアノを弾き続ける君に恋をした僕は、世界一美しい自殺を提案する。

私は自分が嫌いだ。だけどこいつは私のことが好きらしい――

【書籍化】 カドカワ読書タイム『5分で読書　ちょっとかわった、恋のはじまり。』収録作品。 2021年3月11日発売です。 ある雨の日、傘をなくした男に救いの手が差し伸べられた…

壁ドンやら顎クイやら様々なラブコメや恋愛のシチュエーションがあるよね。 どれがチャンピオン！？ それは誰にも決めさせない。 わたしが決めるっ！！

「夜が暗いのは、世界が大きな天蓋に覆われているからよ。月はね、天蓋に空いた小さな穴なの」 人生に疲れた僕は、生きる場所を求めていた。 人生を渇望する君は、死ぬ場所を求めていた…

亡くなった恋人イヴを甦らせようとする科学者アダムのお話です。 物語は2つのパラレルワールドを軸に展開します。 片方は荒廃した近未来の世界、もう片方はアダムとイヴの人格がともに暮…

5分で読めるホラー。第２弾は少しグロめ、閲覧注意……。 トイレのドアを見上げると誰かが覗いてた。 見られた部長は見られたその事実より、一体どこから見られたのかが気になって仕方な…

とある月夜の丘の上、好奇心旺盛な猫たちに見守られながら、魔法使いの少女は魔術の儀式を行う。 それは禁忌とされている『死者をよみがえらせる魔法』だった。 第4回 匿名短編コンテ…

ゆきおんな。のっぺらぼう。かっぱ。おに。 妖怪たちは人間の恰好をして、普通に紛れ込んでいます。

陸は、葉月が一人で帰り道を歩いている時にいつも自転車で後ろから現れる。あまり喋ることが得意じゃない陸と葉月は、沈黙と共に帰り道を歩く。 ある日、陸の進路の話になってお互いにお互い…

みちるは彼との結婚に悩んでいた。結婚という二文字がピンと来ない。 適齢期であるふたり。 彼はお見合いパーティーに誘われて行って、「キレイな人に会ったよ」という。 ※monoga…

業界の覇権を握った文具メーカーの副社長は女子小学生。 彼女は『普遍的な経営理念に基づく』事業を追い求める若き社長（養父）をサポートする。 少女はチートなんか要らないとつぶやき、カ…

雨の日になると、彼女はときどき姿を変える。 ちょっと不思議でふんわり優しい、雨の日にまつわる青春ストーリー。 　*** 飛鳥休暇様が【原案】提供、眞城白歌が【執筆】の合作と…

朝、目覚めるとそこは荒野の真ん中だった。 お布団ごと転移された女子高生の愛野 明（あいの あかり）は、異世界に転移されたのだと悟る。 しかし、そこは異世界ではなく、北九州であ…

ある日、「僕」の目の前に悪魔が現れた。 甘いものを我慢すれば、3つだけ願いが叶うんだって。甘いものが大好きな「僕」は願いを叶えることができるのだろうか？ チョコレート好きの贈…

地球人と宇宙人の日常大スペクタクル短編

ティッシュ・ペーパーを食べる祖母を思い出す「私」。 美味しく食べる方法を祖母と私は模索する。 食卓に現れる議長と牧師。 富士山の追跡を私は逃れられるか？ 日常と虚構が潜むティッシ…

都市伝説というものは、人々の口の端に上らなくなった時はどうなるのだろう？

2千字未満のすこしふしぎな恋物語。高校最後の年、俺はアイツに告白しようとする。決意したその時、現れたのは…。こんなハッピーエンドはいかがですか？ 「小説家になろう」にも掲載…

退屈な日々に希望が持てない中学生の少女はつい思ってしまう、『死にたいなあ』と。そこに現れた青年は･･････。

音楽が常にある人生ではなくって、人生が音楽そのものの女の子。全てのことを歌で伝える彼女は出会う人すべてをー通りすがりの人ですらー救う。 メル。 ミュージック、奏でてよ

高卒新入社員として「モニタリング課」に配属された女の子。 デスクはピカピカでファンシー、なのに・・・・ 僕と彼女の師弟コンビ、営業開始です♡

なんとなく地元の大学出て、なんとなく実家のコンビニを継いだ俺。 社会人一年目、一日だけの夏休み。 いい感じの波の海に遊泳禁止の警報が鳴り響く。 なんとなくじゃないものを求め…