通過した方はおめでとうございます。
落選した方はお疲れ様でした。
私は4作送って1作が通過。ギリギリでした!
でもそれもそのはず、今回の一次通過率がエグすぎるのです。
応募総数4,467作品に対して一次通過数が190作品。
単純に割り算すると4.2%!!
通常の公募は基本10%を切らないことが多いです。
公募勢じゃない人もカクコンの通過率を見て頂ければわかるかなと思います。
だからきっと、例年通りなら私の作品もあと2作くらい行ってたように思います。多分。
実力のある知り合いの方々も一次落選していましたし、今回は本当に厳しい一次でした。
ちょっとくらい二次でゆるくしてくれないかなーって思ってます(笑)
毎度毎度言いますけど、こういった公募は通ったら実力ですが、落ちたら運が悪かっただけです。その作品が刺さる下読みの方に当たらなかっただけ。
通った人はすごいですが、通らなかった人がすごくないわけじゃない。すごいのを見てもらえれなかっただけ。そしてそれは別に下読みの人が悪いわけじゃあないです。単純に好みだと思います。寿司が好きな人のところに焼肉が届くか、焼き肉が好きな人のところに焼肉が届くか。両方とも美味しいけれど、好きなのは焼肉だったっていうだけなんですよ。
だから卑下する必要はないです。
以前私がこういうことを言ったときに「反省が足りないんじゃないですか? 落ちるにはそれなりの理由があるのだから、ちゃんと受け入れないと」的なことを言われたことがあります。当時私は「そうですね。ご丁寧に、ご指摘ありがとうございます」と返したと思います。
「うるせえなあ」
それが私の真実の言葉です。
反省なんて、書いた時点でできてますよ。欠点とかいろいろい見えてます。しかしそれでも輝いて見えるから、出すんじゃないですか。作品を信用しているから、出すんじゃないですか。
そして落選直後にはどうしたってできない。メンタルが弱ってるから。
もう一度反省するとすれば、半年後とか時間を置いてからでないと、冷静に自作を分析できませんよ。あるのは「落ちたんだからきっと悪い部分がある」しかない。そんな状態で見直したら欠陥だらけの作品に見えて、良かった部分まで全消ししちゃいますよ。
だいたい、送った直後の自分と落選直後の自分ってそんなに筆力変わってますか? 文章力、構成力、キャラクター想像力、世界構築力、その他諸々の能力が上がってますか? 毎日書いていても、そんなには上がってないと思います。そんな状態でいくら反省したって、自分の精神擦り減らすだけ。無駄。
なら前見て次回作書く。で、次回作が出来上がるころには成長しているでしょうから、そこからもう一回見て反省すりゃいいじゃあないですか。その方が有意義ですよ。
(あと落ち込んでる人とか強がっている人を傷付けるんじゃねえよ。一次落ちたくらいで落ち込むなって言うな。受賞する気で書いてんだ! 全力で書いてんだ! 生活の時間を削って書いてんだ! 落ち込むに決まってるだろ! ふざけるな!!)(荒々しい言葉ですみません)
ちなみに、今回落ちた作品も別の賞への次弾として装填するつもりです。当たるまで放ち続けます。もちろん新作も書きながら。
……なんかこの締めだとまるで落選したみたいですね(笑)
今回一次選考を通過しました『十二花月のセツナ』は、花札異能力特殊バトル青春群像劇です。どうかこのまま最後まで行ってほしい。大賞獲りたい!
もうアニメ化したときのOPも決まってますからね。毎回これくらいの熱量でやらせてもらってます。
続く二次選考。同じステージの上で踊る方は、引き続きよろしくお願いします。