ただいま連載中の砂紡ぎの商人ですが、第148話『参ったじゃん』に出て来る一文に
——灼血。
ルドーの灼血の有効範囲は咄嗟に出したものですら10メートル前後。意識的に飛ばせば15メートルまで範囲を広げることができる。
とありましたが、実際は
——灼血。
ルドーの灼血の有効範囲は咄嗟に出したものですら5メートル前後。意識的に飛ばせば10メートルまで範囲を広げることができる。
が正しいです。
これは二章の第081話『四重の干渉膜』でのソーホン、リェリィ、イクサの会話(下記)
「やつが灼血を使ったとき、やつを中心に5メートル範囲内の砂はすべて落ちた」
「灼血の射程範囲が5メートルってこと?」
「その通りです。その上で先ほどの計算をし直すと、5メートルで三枚の干渉膜が剥がされたことになります。つまり一枚の干渉膜では1メートルほどしか砂を飛ばすことができません。しかもこの有効範囲は、おそらく咄嗟に出したときのもの。ルドーは故意に灼血の効果範囲を変えられるようなので、もしかしたらもっと伸ばせる可能性もあります」
「倍と見積もっておくべきか」
と矛盾するため修正させていただいたものとなります。
「そんなん誰も覚えてねーよ」と言う人もいらっしゃると思いますが、中にはしっかり設定を覚えているがゆえにモヤモヤしてらした方もいらっしゃると思いますので、訂正させていただきました。
このようなことがないよう設定には注意を払っていきたいと思います。今後とも砂紡ぎの商人をよろしくお願いいたします。