少女経営

業界の覇権を握った文具メーカーの副社長は女子小学生。
彼女は『普遍的な経営理念に基づく』事業を追い求める若き社長（養父）をサポートする。
少女はチートなんか要らないとつぶやき、カウンターパートも『有能な人間』なんかに限定しない。
なぜなら、全員、その内死んじゃうから。
有能と無能の差異があると主張することは、永遠に生き続ける人間と死んでしまう人間がいると恥ずかし気もなく大声出すのと同じ。
彼女は呟く。
「そんな奴こそ死んでしまえ」