このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(216文字)
好きです。未来から来る、というギミックで結果を伝えその過程(ほんわか)を想像させる。ありがちなようで新鮮に思えた。視覚的にも想像しやすく、短編らしい軽く読みやすい文体に、品のいい(?)ユーモア。妄想が捗る。やっぱり好きです。
最後、ぶわあああっと鳥肌立ちました。それから一気に目が熱くなりました。この衝撃をあっという間に味わえちゃいます。いろんな読み取り方ができちゃいます。 たいして時間は取らせません。すぐ読んでください。今読んでください。でないと後悔します。
超短編の凄まじい威力を見せ付けられる大傑作! 度肝抜かれました! あっさり読める長さなのに、強烈な余韻にやられてしばらく他のことできないかも。
使い古されたネタならがも、ほんわかした恋心とからめてうまく料理してあり、楽しく読めました。
人生初の一大決心の筈なのに、横槍が入っては抜け、入っては抜け…自分を信用していいのか分からなくなった所で●●●。というのがとても感慨深いです。シンプルな答えなのかもしれませんが、気付くのは難しい。遠回りしてでも、この考え方に行きつく事の出来た主人公は、素敵で、羨ましいなと思いました。
なるほどこれは面白い!短編は、読者の心を一発で掴むキャッチーさが求められるといいますが、このアイデアは秀逸ですね。勢いそのまま、ラストまで一気に読めること請け合いです。読むか読むまいか、迷っているそこのあなた。「読まないと後悔するよ」って、未来のあなたが現れるかも知れませんよ。
感想=ネタバレになってしまうので、内容については書きませんが、絶対に面白いこと保証します。
これは面白い。そして分かりやすい。そして、オチもいい。しかも、少し泣ける。 が、なによりも……、 ほぼすべてが突っ込みどころ!!
次々とやってくる「未来の自分」それぞれに話すことが真逆な自分たちに翻弄される主人公の行き着く答えとは……。最後にほっこりと心温まるお話でした。
これは!!!!主人公の明日はどっち!?ショートだから出せるこの味は、後をひかれます。次回作も期待しています!
幼馴染みに告白すると決めた主人公。果たして告白は成功するのか。おや、誰かが来たようだ……主人公の『俺』が次々に登場する。ヒロインはなかなか登場しない。このまま終わるのかと思わせておいて、最後に……この演出はズルい!(褒めています)余韻の残る終わり方が秀逸なSF短編。ぜひ読んでみてください!