南天

  • 異世界ファンタジー
  • エッセイ・ノンフィクション

舞踏会／
芥川龍之介／カクヨム近代文学館

夜空に消える一閃の花火に人生を象徴させた作品。角川文庫『舞踏会・蜜柑』所収。※角川ソフィア文庫『芥川龍之介の「羅生門」「河童」ほか6編』に則り、歴史的仮名遣いを改め、漢字表記を現…
  • ★21
  • 恋愛
  • 完結済 2話
  • 5,423文字
  • 更新
「私は花火のことを考えていたのです。われわれの生のような花火のことを」
カクヨム近代文学館
見れば浮かぶ
明鏡止水

東京八景／
太宰治／カクヨム近代文学館

角川文庫『走れメロス』所収。（※キャッチコピーは本文抜粋）
芸術になるのは、東京の風景でなかった。風景の中の私であった。
カクヨム近代文学館
八卦
佐々木広治

二百十日／
夏目漱石／カクヨム近代文学館

角川文庫『草枕・二百十日』所収。（※キャッチコピーは本文抜粋）
二百十一日の阿蘇が轟々と百年の不平を限りなき碧空に吐き出している
カクヨム近代文学館
夏目漱石への入り口
佐々木広治

MFブックス10周年記念・ショートストーリー集／
MFブックス

MFブックスはおかげさまで、10周年を迎えることができました！ あらためてお礼を申し上げます。 読者の皆様への感謝を込めた 限定ショートストーリーを公開しています。 ぜひお楽しみ…
ＭFブックスは創刊10周年！　人気タイトルの限定SSを公開中！！
MFブックス

山月記／
中島敦／カクヨム近代文学館

中国古典を題材にとり、人食い虎に変身する苦悩を描く、中島敦の代表作。角川文庫『李陵・山月記』所収。 （※キャッチコピーは名作キャッチコピーキャンペーン受賞作から）
虎になってもわが友の声忘れず
カクヨム近代文学館
その自在な息づかいを。
佐々木広治

羅生門／
芥川龍之介／カクヨム近代文学館

荒廃した平安京の羅生門で、死人の髪の毛を抜く老婆の姿に、下人は自分の生き延びる道を見つける。角川文庫『羅生門・鼻・芋粥』所収。 （※キャッチコピーは本文抜粋）
わしのしていたことも悪いこととは思わぬぞよ
カクヨム近代文学館
本当の悪とはなんなのかねぇ
百舌すえひろ

舞姫／
森鷗外／カクヨム近代文学館

エリート官僚の太田豊太郎は、留学先で孤独に苦しむ中、美貌の舞姫エリスと恋に落ちた。世紀末のベルリンを舞台に繰り広げられる激しくも悲しい青春を描いた代表作。角川文庫『舞姫・うたかた…
我眼はこのうつむきたる少女のふるううなじにのみ注がれたり
カクヨム近代文学館
ろくでなしブルース
佐々木広治

明治開化 安吾捕物帖／
坂口安吾／カクヨム近代文学館

文明開化の世に次々と起きる謎の事件。それに挑むのは、紳士探偵・結城新十郎とその仲間たち。そしてなぜか、悠々自適の日々を送る勝海舟も介入してくる……世相に踏み込んだ安吾の傑作エンタ…
『堕落論』『白痴』に劣らぬ、安吾の隠れた代表作！
カクヨム近代文学館
アンゴウかく語りき
佐々木広治

不連続殺人事件／
坂口安吾／カクヨム近代文学館

詩人・歌川一馬の招待で、山奥の豪邸に集まった様々な男女。邸内に異常な愛と憎しみが交錯するうちに、血が血を呼んで、恐るべき八つの殺人が生まれた――。角川文庫『不連続殺人事件』所収。…
お梶さまは誰に殺されたか。
カクヨム近代文学館
娯楽としての
佐々木広治

高野聖／
泉鏡花／カクヨム近代文学館

飛騨から信州へと向かう僧が、危険な旧道を経てようやくたどり着いた山中の一軒家。家の婦人に一夜の宿を請うが、彼女には恐ろしい秘密が。角川文庫『高野聖』所収。 （※キャッチコピーは本…
微妙な薫りの花びらに暖に包まれたら、そのまま命が失せてもいい
カクヨム近代文学館
艶やな白菊
佐々木広治

堕落論／
坂口安吾／カクヨム近代文学館

「堕ちること以外の中に、人間を救う便利な近道はない」。第二次大戦直後の混迷した社会に、かつての倫理を否定し、新たな考え方を示した随筆。角川文庫『堕落論』所収。
安吾を時代の寵児に押し上げた名作！
カクヨム近代文学館
歴史の佳作
佐藤豪泰

李陵／
中島敦／カクヨム近代文学館

角川文庫『李陵・山月記・弟子・名人伝』所収。（※キャッチコピーは本文抜粋）
見ていないようでいて、やっぱり天は見ている。彼は粛然として懼れた。
カクヨム近代文学館
漠北悲歌
佐々木広治

狐憑／
中島敦／カクヨム近代文学館

ネウリ部族のシャクに、憑きものがしたという。遊牧民に殺された弟の魂が乗り移り、しゃべっているのだと思われた。しかし、憑きものは段々とシャクとは関係のない人間や動物の言葉となってい…
  • 残酷描写有り
どうやら彼の作為らしいと思われ出してからも、聴衆は決して減らなかった
カクヨム近代文学館
憑かれて。詩人、もしくは語り部
佐々木広治

悟浄出世／
中島敦／カクヨム近代文学館

角川文庫『李陵・山月記・弟子・名人伝』所収。（※キャッチコピーは本文抜粋）
執念深く自己の幸福を探していたのだということが、悟浄に解りかけてきた
カクヨム近代文学館
この世の真理を追究しようとすると、何もできなくなる
百舌すえひろ

悟浄歎異　─沙門悟浄の手記─／
中島敦／カクヨム近代文学館

角川文庫『李陵・山月記・弟子・名人伝』所収。（※キャッチコピーは本文抜粋）
俺は起上がって、隣に寐ておられる師父の顔を覗き込む。
カクヨム近代文学館
沙悟浄の安らぎを願っていた
百舌すえひろ

トロッコ／
芥川龍之介／カクヨム近代文学館

今年八つになる良平は、鉄道の敷設工事で行き来するトロッコが面白くて仕方がない。ある日、見知らぬ若い男達とともにトロッコを押す機会を得た良平だったが……。 角川文庫『トロッコ・一…
しかし彼はなんと言われても泣きたてるよりほかにしかたがなかった
カクヨム近代文学館
人生の坂道
佐々木広治

鼻／
芥川龍之介／カクヨム近代文学館

角川文庫『羅生門・鼻・芋粥』所収。
内供は実にこの鼻によって傷つけられる自尊心のために苦しんだのである
カクヨム近代文学館
気にしていると知られるなり傍観者の利己主義は暴れだす。
せとかぜ染鞠

地獄変／
芥川龍之介／カクヨム近代文学館

角川文庫『蜘蛛の糸・地獄変』所収。※角川ソフィア文庫『芥川龍之介の「羅生門」「河童」ほか6編』に則り、歴史的仮名遣いを改め、漢字表記を現代風に簡易化しております。
死骸は今でもあの男の家の跡にうずまっております
カクヨム近代文学館
地獄を描こうとすれば、地獄を見なければなるまいな
百舌すえひろ

蜘蛛の糸／
芥川龍之介／カクヨム近代文学館

地獄の池で見つけた一筋の光はお釈迦様が垂らした蜘蛛の糸だった。 角川文庫『蜘蛛の糸・地獄変』所収。※角川ソフィア文庫『芥川龍之介の「羅生門」「河童」ほか6編』に則り、歴史的仮名遣…
こら、罪人ども。この蜘蛛の糸は己おれのものだぞ。
カクヨム近代文学館
え？　ちょ、まっ。てゆうか、糸切れるってウケ過ぎて舌噛んだった
小林勤務

時雨沢恵一の定位置「時々ここにいます。コッソリ覗いてみてください」／
時雨沢恵一／IIV編集部

『キノの旅』『GGO』『レイの世界』の著者・時雨沢恵一が贈るカクヨム限定オリジナルページ！ お蔵出し“幻”の小説や、ここでしか読めないスペシャル書き下ろし短編など、時雨沢恵一が気…
「何を考えているか分からない」と言われることが多い人生を送ってきました
IIV編集部
うぉう…
@mutttttttttytton

斜陽／
太宰治／カクヨム近代文学館

没落貴族のかず子は、華麗に滅ぶべく道ならぬ恋に溺れていく。最後の貴婦人である母と、麻薬に溺れ破滅する弟・直治、無頼な生活を送る小説家・上原。戦後の混乱の中を生きる４人の滅びの美を…
いまの世の中で、一ばん美しいのは犠牲者です。
カクヨム近代文学館
砂糖菓子
佐々木広治

あばばばば／
芥川龍之介／カクヨム近代文学館

角川文庫『トロッコ・一塊の土』所収。（※キャッチコピーは本文抜粋）
あばばばばばば、ばあ！
カクヨム近代文学館
母となりし女ではなく
佐々木広治

猿蟹合戦／
芥川龍之介／カクヨム近代文学館

角川文庫『トロッコ・一塊の土』所収。（※キャッチコピーは本文抜粋）
語を天下の読者に寄す。君たちもたいてい蟹なんですよ。
カクヨム近代文学館
愚者はたまた狂者は優勝劣敗の世にも私憤を洩らす――勇者蟹不滅！
せとかぜ染鞠

夢十夜／
夏目漱石／カクヨム近代文学館

夢に現れた不思議な出来事を綴る、幻想的な短編。角川文庫『文鳥・夢十夜・永日小品』所収。 （※キャッチコピーは本文抜粋）
こんな夢を見た。
カクヨム近代文学館
飛び込まなければ、豚に舐められますが好うござんすかと聞いた。
キタハラ

売文問答／
芥川龍之介／カクヨム近代文学館

角川文庫『藪の中・将軍』所収。（※キャッチコピーは本文抜粋）
わたしのほうの雑誌の来月号に何か書いてもらえないでしょうか？
カクヨム近代文学館
サプライズニンジャ…?
あお

藪の中／
芥川龍之介／カクヨム近代文学館

『今昔物語』を典拠に、真実の不確かさを巧みな構成で鮮やかに提示した傑作。角川文庫『藪の中・将軍』所収。※角川ソフィア文庫『芥川龍之介の「羅生門」「河童」ほか6編』に則り、歴史的仮…
あなたがたが悪いか、わたしが悪いか、どちらが悪いかわかりません。
カクヨム近代文学館
媼の母心，盗人の夫婦の名誉を守ってやろうとする男気――あとは全部藪の中
せとかぜ染鞠

一塊の土／
芥川龍之介／カクヨム近代文学館

倅を亡くしたお住は、毎日畑へ出て男まさりに稼ぐ嫁、お民に敬意を感じている。しかし、いつしか「稼ぎ病」に取り憑かれたお民の存在がお住を苦しめるようになり…… 角川文庫『トロッコ・一…
お前さん働くのが厭になったら、死ぬよりほかはなえよ
カクヨム近代文学館
身につまされる
佐々木広治

仙人／
芥川龍之介／カクヨム近代文学館

角川文庫『トロッコ・一塊の土』所収。（※キャッチコピーは本文抜粋）
人間というものは、いくら栄耀栄華をしても、はかないものだと思ったのです
カクヨム近代文学館
20年間無給の奉公さすれば仙人 信ずれば道開きなん
せとかぜ染鞠

山椒大夫／
森鷗外／カクヨム近代文学館

安寿と厨子王の姉弟の犠牲と覚悟を描く森鷗外の傑作。角川文庫『山椒大夫・高瀬舟・阿部一族』所収。（※キャッチコピーは本文抜粋）
安寿恋しや、ほうやれほ。 厨子王恋しや、ほうやれほ。
カクヨム近代文学館
非人情の世界で可能性を信じる。
キタハラ

パンドラの匣／
太宰治／カクヨム近代文学館

角川文庫『ヴィヨンの妻』所収。（※キャッチコピーは本文抜粋）
死ぬのか生きるのか、それは人間の幸不幸を決する鍵では無い。
カクヨム近代文学館
墓前へ手向けた一輪の花
佐々木広治

ロマネスク／
太宰治／カクヨム近代文学館

角川文庫『晩年』所収。（※キャッチコピーは本文抜粋）
私たちは芸術家だ。金銭もまたわれらにおいて木葉のごとく軽い。
カクヨム近代文学館
初々しく、読みやすい
佐々木広治

門／
夏目漱石／カクヨム近代文学館

かつての親友の妻とひっそり暮らす宗助。他人の犠牲の上に勝利した愛は、罪の苦しみに変わっていた。宗助は禅寺の山門をたたき、安心と悟りを得ようとするが。求道者としての漱石の面目を示す…
彼らは親を捨てた。親類を捨てた。友だちを捨てた。
カクヨム近代文学館
父母未生以前の本来の面目
佐々木広治

それから／
夏目漱石／カクヨム近代文学館

友人の平岡に譲ったかつての恋人、三千代への、長井代助の愛は深まる一方だった。そして平岡夫妻に亀裂が生じていることを知る。道徳的批判を超え個人主義的正義に行動する知識人を描いた前期…
ひとの妻を愛する権利が君にあるのか
カクヨム近代文学館
若い世代むき
佐々木広治

高瀬舟／
森鷗外／カクヨム近代文学館

安楽死の問題を扱った森鷗外の代表作。角川文庫『山椒大夫・高瀬舟・阿部一族』所収。
咎を運ぶ舟
佐々木広治
あなたはどう思いますか？　と問われている。
キタハラ

白痴／
坂口安吾／カクヨム近代文学館

敗戦間近。かの耐乏生活下、独身の映画監督と白痴女の奇妙な交際を描き反響をよんだ「白痴」。角川文庫『白痴・二流の人』所収。
なまじいに人間らしい分別が、なぜ必要であろうか。
カクヨム近代文学館
魂のふるさと
佐々木広治

武蔵野／
国木田独歩／カクヨム近代文学館

角川文庫『武蔵野』所収。（※キャッチコピーは本文抜粋）
武蔵野の美今も昔に劣らず
カクヨム近代文学館
千曲川のスケッチよりも
佐々木広治

忘れえぬ人々／
国木田独歩／カクヨム近代文学館

角川文庫『武蔵野』所収。（※キャッチコピーは本文抜粋）
僕は天下かならず同感の士あることと信ずる
カクヨム近代文学館
最後の忘れえぬ人は
佐々木広治

草枕／
夏目漱石／カクヨム近代文学館

俗世間から逃れて美の世界を描こうとする青年画家が、山路を越えた温泉宿で美しい女を知り、胸中にその念願を成就する。「非人情」な低徊趣味を鮮明にした漱石の初期代表作。角川文庫『草枕・…
とかくに人の世は住みにくい
カクヨム近代文学館
どこからどのように
佐々木広治
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