概要
こんな夢を見た。
夢に現れた不思議な出来事を綴る、幻想的な短編。角川文庫『文鳥・夢十夜・永日小品』所収。
(※キャッチコピーは本文抜粋)
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おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!飛び込まなければ、豚に舐められますが好うござんすかと聞いた。
目が覚めた時、覚えている夢と覚えていない夢がある。
内容が荒唐無稽すぎたり、悪夢だったりすると、ショックでディテールを忘れてしまうことがよくある。
夢はなんでもありだ。そしてなにかに繋がっている。死にそうになった人が見た死後の世界がお花畑であるように、どこかに接続される。
読み返してみて、ああ、そうだなあ、夢だもんなあという記述、そしてはっとさせあっれる部分がいくつもあった。いくつか挙げておきたい。
一つの夢であっという間に百年が経つ(第一夜)
子供に「知ってるじゃないか」と言われ、なぜか素直に『するとなんだか知ってるような気がしだした』と思う。だがいったいなにかはわからない。(第三…続きを読む