堕落論

坂口安吾の有名な執筆された佳作。
国民ならば、歴史を知る意味あるのです。

坂口安吾の文章は美しい‼️
「けれども私は偉大な破壊を愛していた。」にはじまる段落はここには書き写すこともできないほど😍後半に至るほど文があざやかになっていく。
『白痴』と合わせて読むと興奮が、倍増⁉️

久しぶりに読みましたが、気持よく読めました。
坂口安吾の熱量がためでしょうね。切実にこれは書かねばならぬという思い、それが筆に乗っている。

生きよ堕ちよ、その正当な手順の外に、真に人間を救い得る便利な近道が有りうるだろうか。

堕落、という自然を積極的に説きながら、非常に健康的。肯定感のつよさでしょう。