水松カラス

「おすすめレビュー」をするつもりなら、準備しておくと良い、型(フォーム)を作っておくと良い、という実践的な方法論です。 　同時に「レビューしなくちゃ」という気負いをぐっと和らげてく…続きを読む

　至高の婚約破棄 × 決闘裁判物。騎士道物語。第一話を読めば分かる。 ＊＊＊ ドキドキする 　開幕婚約破棄を決めた第二王子が、着々と築いた負けフラグは、もはやビクともしないもの…続きを読む

　主である王子の首を刎ねた従者。 　秘せられていた王子の双子の妹。 　現れた王子の身体を借りる精霊。 　さて、革命を主導したのは…… 　王族が討たれた革命から一年後、三つの視点で…続きを読む

　会社員の先輩後輩コンビ、長野純平(主人公)と奥田美咲。二人はなぜか異世界に転移してしまいます。 「異世界もの」を履修済の二人（特に奥田）は、ファンタジー世界をお約束的に、あるある…続きを読む

　おじさんとイカゲソくんとの一夏の思い出。読み味は人それぞれだと思いますが、とても素敵なSF(すこしふしぎ)短編です。リアルにイメージしても良し。F先生タッチでイメージしても良し。…続きを読む

　男性視点の恋愛短編です。読んだ思いを上手く言葉にはできません。上手く言葉にはできなくてもおすすめすることはできます。 　小説を読んでの感想って、無理に短い言葉にまとめる必要はなく…続きを読む

　中華風ラブロマンス短編です。 　 　青年が一人住む人里離れた庵(いおり)に、単騎駆けてきた少女。 　囲炉裏(いろり)を挟んで男女が二人。青年を老師(せんせい)と呼ぶ少女は、彼に願…続きを読む

　むしろＴＲＰＧ(テーブルトーク・ロールプレイングゲーム)を知らない方が本作を楽しめるのでは？　とすら思います。 　優しい世界の、ほのぼのと楽しめるコメディです。 ＊＊＊ 　剣と…続きを読む

　無量弐千佳(むりょうにちか)さんっていう除霊師のおねえさんの目線で話が進むんですけど、この弐千佳さんがすっごいカッコいいの。クールでさ、しごできだし。もう俺のすっごいタイプ。 「…続きを読む

　美貌の青年アテナイのティリオンと、お転婆姫スパルタのアフロディアとのラブロマンスを中心に、神視点で描かれる古代ギリシャの物語です。この神視点が作品にピッタリと合っており、かつ（特…続きを読む

　見失っていた本作を再び見つけたときは、すごく嬉しかったです。 「現地人」系異世界ファンタジーです。 　生業として冒険者になろうという少年が、いわゆる冒険者ギルドでのトラブル(追…続きを読む

作品タイトル通りの短編。

読み味としては淡白に感じました。しかし私にとって、この作品を読んだ時間は有意義でした

王太子主催の夜会。転がる侯爵の死体。王太子は自殺だと断定する。 この瞬間にヒロイン（主人公）は勝機を見出し、凛と異を唱える。 「いいえ、自殺ではありません」 彼女が失ったものの…続きを読む

No more oz3000s ! デリケートな話題なので、比喩的に述べます。(勇気がないとも言う) 「瓜田に履を納れず李下に冠を正さず」とは言え、何処が瓜田で李下なのか私に…続きを読む

あっ！筋肉は確かにすじにくとも読める。

そして、先のレビューが素晴らしいです。

まさしく本屋の誘惑。

それはまるで誘蛾灯。

オチまでがワンセット。

流石のギャグコメディ！ タグですらおかしい。カクヨムで「しゃがみ弱キック」で検索する人いる？ ネット全体でググる人はいるでしょうけれど。 春海水亭さんの作品は、読み慣れないと、…続きを読む

悋気、愉悦それぞれの意味をもう一度お確かめになって、ぜひお読み下さい。てへぺろ。

笑えます！

漫才として、余裕で脳内再生できます。
ツッコミ側に気持ちを寄せて読んでみて下さい

「本屋」に託された、人が行き交う「ターミナル」での一つのシーンでしょうか。 人によってそれは、本屋であり、まさしく駅であり、付随するトイレの前だったりするのでしょう。 こういうの好…続きを読む

本屋とか図書館に行くと、トイレに行きたくなるというアレ。身に覚えが、あるいは聞いたことがありませんか？ アレ、「青木まりこ現象」というそうです。 KAC20231、お題「本屋」…続きを読む

「青木まりこ現象」と「青木＊りこ」現象とは、似て非なるものなのです！

笑えるシュールさ！

あなたは「青木まりこ現象」を知っていますか？

こんな出会いも良いかもね。

この切れ味たるかくや！

書店員の二人は暇をしている。お客さんが来ないからだ。あくびを噛み殺す二人。 男の店員は言う。 「本屋に行くとトイレ行きたくなるという都市伝説*あるよね」 そこからの二人の会話劇…続きを読む

笑いたいとき、元気になりたいとき、便意と戦うとき、ぜひどうぞ！　いや、便意と戦うときに読んだら駄目ですね。だって絶対に決壊するもの。 まわりに人がいるときに読むのも薦めません。笑わ…続きを読む

「紹介文」(「目次」の上のところ)を確認して読むことをおすすめします。

この店主、本を売る気はそれなりにある模様。

「あっ……」と伸びる手が私には見えました。

読んでこその素敵な短編です。

＊＊追記＊＊
絵本、断然ありですね。私の脳内妄想がそう申しております。

ほんやさんが勇者たる未来は、もっと、ずっと先のことであって欲しい。そのために私にも出来ることがある。

カビ臭さ、ペーパーバックの紙の手触り、枯葉色の思い出。

青々とみずみずしい木の葉のしおり。このラスト好きです！

鳴いてオススメするのです。

ニワトリなら？

KAC20231のお題「本屋」に沿った、第一話だけでも笑いました。 更新されて第二話があることに驚き、笑いました。個人的にツボ過ぎます。 第三話でも笑いました。 クスっと、フ…続きを読む

細やかな笑いで描かれる、この未来はディストピアだろうかユートピアだろうか？
あなたはどう思う？

沁みるというか、刺さる短編。 作品タイトル『そして宇宙の果てに触れる』と章題『いつか同じ宇宙で会いましょう』との関係、僕と彼女との関係が意味深に思えました。 作者さんの別作品『…続きを読む

迷子になった子供の頃を思い出して、ドキドキしましょう！

ちゃっかりした店長の
ポップに釣られて
うっかり手にしてしまいそう。

読み返して、唸りました！

そこになければないですね。
言う側と言われる側のギャップ。
同時に生まれる笑いと悲しみ。
無い袖は振れないのだ。

多方面に刺さりそうです。攻めすぎだと思います。でも笑いました。あのとき買わなかった本を思って、少し泣きました。

しかし、この作品を読んでいる間は、トマトが嫌いでありました。惹き込まれていたのだと思います。

根源的な問いだろうか。宗教的な問いだろうか。現代的な問いだろうか。読んで面白く、酔って面白い。素敵なショートショート。

経験談なら良し！創作ならなお良し！
虚実は作者のみぞ知るところであれ、どちらでも面白いのです！

　このレビューは、本作途中からのネタバレを含みます。しかし、あえてネタバレなしの設定としました。ネタバレ部分に関しては十分に行間をとることで一応の配慮をしておりますが、「ネタバレな…続きを読む

大切な恋人、連れ合いを亡くしたとき、「体が半分になったよう」というのは現実でも見聞きするし、それはまさしくそうだ。 さて作中人物たちの関係性においてはどうだろか、とぐるぐる考えて…続きを読む

作品のタイトルこそ『レビューのススメ』ですが、レビューする方にも、しない方にも、作者方にもお薦めします。 かつてそういう企画があったこと、そして筆者がそれに応えてこの評論を書いてく…続きを読む

うちの近くには海はなく、山もない。猫も飼っていない。でも犬がいて、今晩は海鮮丼にした。私のクローンがカクヨムを彷徨っている。