迷子になった子供の頃を思い出して、ドキドキしましょう!
小さなボクが迷子に……あらあら、と心配していると次々に手を差し伸べてくれる人達。でもてんで的外れなところに置いていかれちゃって……?なんだかオカシイぞ?最後まで読むと自然とにっこりしちゃう、絵本のようなかわいいお話です♪
優しくほんわかなお話。そして、オチもいい。読んだあと、ほっこりするお話です。
何が起きているか分かった時のセンセーション。読書量を積んでいる人でもこの感覚は未知なのではないでしょうか。締めくくりの言葉で本を閉じた時の読後感がいいです。読んだ本を戻す時にふとこのお話を思い出して顔が緩みそう。
短い文字数の中で、オチがあって、教訓もある。最後の最後で「お題」に出会う。 たいへん楽しく読ませていただきました。
とても短い童話のような掌編です。 主人公が幼い子供のようで、色んな人に手を引かれて回るんだけど、最後は収まるべき場所に収まります。 なぜ主人公がそんな目に遭ったのか、という理由が子供向けの(あるいは一部の大人に対しても)教訓となっているところが『童話』なのです。
一見、ホラーかとしかし、読み進めれば……最後はなんともあったかいそして、「もとに戻してね」のオチに、すべてが納得うまい!777文字の短さにお題のすべてを込められていますね!