魂が欠ける時。それは比喩であり、比喩ではないものだ。

大切な恋人、連れ合いを亡くしたとき、「体が半分になったよう」というのは現実でも見聞きするし、それはまさしくそうだ。

さて作中人物たちの関係性においてはどうだろか、とぐるぐる考えていたら、『トーマの心臓』を思い浮かべました。あの名作ともまた違うでしょうが、何だかそういうことだ。

作者に期待しています。