萌木野めい

書けなくなった作家志望者が縋ったのは料理という代償行為。けれど生来のズボラから代償行為まで楽をしようとする。 愛と感動にはならない打算に満ちたシャープ　ホットクックKN-HW24…

吸血屍鬼《レーベンデトーデ》──ヴァンパイアに成り下がって妻子を手にかけた俺は、死ぬことも許されずに《狩人》の練習台として切り刻まれる年月を送っていた。 繰り返す苦痛も贖罪として…

これは私が実際に経験した話です。 いやー、こんなこともあるんだなー。

　一回り以上も歳も違う上に、趣味も興味も異なる作家の千秋と大学生の凪。接点などなさそうなのに、何だか千秋に懐いている凪と、面倒くさそうにしながらもやたらと世話を焼いてしまう千秋。…

就職氷河期に、希望を持てないままに就職をしてきた私が、ものづくりを通じて働くよろこびを見いだしてきたことを振り返ります。自分の与えられたことに夢中で取り組むうちに、チームでやる仕…

辛ラーメンと私（作者）が格闘するグルメルポです。 全4話。約5,000文字。各話は1,2分でお読み頂けます。 お暇な時に、頭からっぽにして覗いてください(^^)/ ただのギャ…

【カクヨムWeb小説短編賞2021　中間選考通過作品】 生まれ育った場所から遠く離れて暮らしていると、『親族の死に目に会えないかも』という不安が過ぎる。海外在住であれば、なおの…

【カクヨムWeb小説短編賞2021　実話・エッセイ・体験談部門　短編特別賞受賞】 子育ての大変さの反動で、とある深夜アニメ沼にハマった筆者。「同人イベントに行きたい!!」その一…

※本作品は現ファンとスペキュレイティブ・フィクションの混じったものとなります。 人口百人にも満たない小さな村で過ごす亜人種の女性、紫蘭。たった一人の大切な家族である病弱な娘と…

植民可能な緑の惑星が、その文明史上初めて発見された。 帝国の女王は、その地に、権力の徴（しるし）を自ら付けるべく意気込む。 だがそれは不可能と、宮中の誰もが知っていた。 そこで白…

どこまでもどこまでも、人が歩く道の先にある白い線。 通れば消えてゆき、たまに唐突に途切れていることがあるその線には、 それが見える者には辿ってはならないものがあった。

ふと、昔亡くなった祖母がどんな人だったのか知りたくなった。

自分の頭の整理のためにピカッ！っとひらめいた時に書いて行こうと思っています。読みたいところからつまみ食いして下さい！

食品スーパー、モリモリフーズを舞台にした短編。 元暴走族の特攻隊長、堂千は高校卒業後になんとかモリモリフーズに就職。 妻との間に新しい命を授かり、仕事に邁進するが思うようにはいか…

病気エッセイ。闘病、ではないかも？　 もしかしたら不快に思われる方もいるかもしれないのでご注意を。 でも一応カクコンに出しちゃいます。

一月十七日。消え行く、あの日の記憶を短く拾う。 「不定期実話」の「番外編 市役所マン」を短編として切り出しました。 内容は同じです。 タイトルは不定期実話からそのまま「市役所マ…

【2022/3/11】完結しました！　読んでくださりありがとうございました！ 2021年度、冬。冬北高校三年生の熱騎（あつき）は、〝学校の七十七不思議〟のひとつである「こた…

武蔵野の丘に、百尺を超える巨巌が在る。 巌には、一柱の土着の神が宿っていた。 或る晩秋の夜、一人の童女が巌に宿る神を訪れる……。 武蔵野の今むかし、そしてこれからの物語。 ◆…

2歳で両親が離婚、生き別れの母の愛に飢えていた私は愛されていた証明を知る

楽しそうな自主企画とか、その自主企画に参加したこととか、カクヨムの外で紹介していただけたこととか、これまで近況ノートに書いていたのですが、書き留めておくことにしました。 自分で読…

高校生のハルカが幼馴染の天才カナ兄にチョコレートを渡しに行ったら、とても大事な研究を見せられた。 その研究とは、チョコレート細胞と特殊チョコレート合金で作られた超巨大杉田玄白だっ…

これは、親子間の愛情や子育てや介護などを否定するものではありません。 本作品に書かれていることはすべて私自身の価値観です。誰かにこの価値観を強要したいわけではありません。 ご理解…

今朝NETFLIXのアカウントが乗っ取られて、さっき取り戻した。

海外にまた行きたい、気軽に。 誰もがそう思っているこのご時世。私も行きたい。 けれども、可愛い名前の癖に可愛くないあのウイルスのせいで、行けないじゃないかぁぁ!! とふつふつして…

いつも、ずっと、教室でひとりぼっちの私。 当然、林間学校でも班に入れてくれる友達は居ない。2人一組の布団に潜り込むことすらできない。 だから、私はそっと夜半、1人の布団を滑り抜け…

うちの社長がプライベートでやらかして逮捕され、ほかの従業員たちは逃げ出し、私だけが逃げ遅れてしまい職場に取り残されました。 私は「弊社の社長が逮捕されまして」と顧客に頭を下げ、社…

まだ交際中の時期だった無雲とおいたんはある日釣りに出掛けた。 そこで遭遇したある事件。 釣り人がよく遭遇する『アレ』なのだが、それは遭遇したくもない事象だった。 でもこれもあ…

無雲とおいたんが晴れて夫婦となった時は無職だった無雲。 やっと入れた企業はブラック企業。 確実にメンタルが削られていく無雲。 しかし、無雲はその会社にしがみつこうとしていた。 …

崖から落ちた仲間の卵を探していた、老竜エンリーシュ。 彼の元に現れたのは、同じ土地に住まいながら境界を隔てて生きる、オーク族の子供だった。 探していた卵を届けに来たその子供、ガイ…

不定期連載エッセイです

友達を見舞った帰り道、万年筆を眺めながら物思う夕べ。夏の終わり頃のあの独特の蒸し暑さと切なさを感じてください。

もしも24時間後に地球が終わるとしたら。誰もが考えたことのあるお話。

世界滅亡系コントです

違和感がある。自分が「人間」であることに。 自分はほんとうは「犬」であるとずっと思ってきた。 自分が「犬」だと思うひとや、自分が「猫」だと思うひとや。 私だけじゃないと、思うか…

革の表紙で斜めに大きな傷の入った、ボイドの手帳。 旅の中で彼の心にとまったものを、時々書き留めた旅日記でありメモ帳でもある。 その大事な手帳を少し覗かせてもらおう。 （アドベン…

※コメント大歓迎です。 その場の思い付きでWEB小説を書き始めたおじさんの備忘録みたいなエッセイです。 小説の投稿がきっかけで、色んな楽しさに目覚めていきます。 特別すごいことは…

ボクシングの試合前日。 計量後に食べる、待ちかねたごはん。 一週間ぶりくらいに食べるごはん。 で、試合の後に食べるごはん。 「絶対にこれ食べたい、ってものある？」 「人生最後の…

コインランドリーの話を書こうと思って書きました。

『第一回オカン（男子）文学大賞』によせて書きました。文体診断ロゴーンによれば、一致指数トップ3は以下の通りです。 1 　井上ひさし 83.5 2 松たか子 81.3 3 有島…

暗い地下牢の番人として生きる男のもとに、一人の少女が連れてこられる。その少女は人の心を読むことができるというが——

　聖女とは、神から授かった癒しの力で怪我や病気を治療する存在。民の信仰を集める尊い存在──のはずが、当代の聖女リシアの評判は悪い。お布施を積まないと動かないとか、見捨てられた村が…

家の借金返済にあてるため街に伝わる宝珠を探しに「宝珠の森」に来たタンザは、宝珠の代わりに、銀に光る大樹の洞の中で眠る少女を見つけた。 その途端、崩壊をはじめた前王朝の遺跡から命か…

とある工場で働いていた頃、休みの日にかかってきた一本の電話。取ってみると相手は上司で、今すぐ仕事に出てきてほしいとのこと。 渋々OKの返事をしたものの、それがまさか、あんな悲劇へ…

　タクシードライバーをしている金魚は、介護タクシーのヘルパードライバーも兼任している介護福祉士でもある。 　街中を延々と巡回している金魚が、時と場合によって、仕事でもないのに色々…

王子妃選びからお嬢様を守るべく働いた侍女のキアは、やり過ぎて解雇されてしまう。 そんな彼女に王子が命じたのは、ちょっと意外なお仕事だった。

自主企画「カクヨムでアドベントカレンダー2021」参加作品です。クリスマスの日まで毎日短めのなにかを投稿していきます。 ２とありますが別に続き物ではないのでぜひ本作から読んでくだ…

スーホが馬頭琴でなくちゃんこ鍋を作るお話です。

後ろで一つにくくられた真っ黒の髪、特徴のないメガネ、休み時間はいつも読書。いつもちょっと俯きがちな神崎さんだけど、クラスのみんなは彼女のこと、陰で「覇者」って呼んでる。あのオーラ…