まず、とにかく若くて希望に満ちていて、ついでにちょっと多分向こう見ずな元気いっぱいの若者が、初めて異国に飛び込んでいったときのとってもフレッシュさを感じる文章に圧倒されます。
アメリカという国は基本的に移民の国であり、だからこそ多様性に関して非常に寛容で、一方では厳しさのある国でもあると個人的には思っています。
著者が当時肌で感じたであろうそんな空気(極度乾燥による肌荒れまで/笑)がダイレクトに伝わってくる熱量の高い、老若男女問わずあらゆる世代の方に読んでいただきたいエッセイです。
かつて海外を訪れた人はきっとどこか懐かしさを、そうでない方にはまだ見ぬ異国への憧れが刺激されること間違いなしです!